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【ハンド】2023年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第6戦 対国士舘大学 一進一退の攻防の中、決めきれず。

ハンドボール

2023年5月7日(土)
日本大学八幡山体育館

前回2連敗に終止符を打ち勝利を掴み取った法大であったが今回はどちらもリードを渡さない目の離せない試合であった。法大が3点差をつけた時にはこのまま逃げ切り勝ちになるかと思ったが最後にまさかの逆転され勝利を逃した。

小柏魁選手(社会・3年)

試合結果

トータル試合結果

22
法政大学
14 前半 13 25
国士舘大学
8 後半 12

 春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月15日(土) 中央大学 ●28-33 中大多摩
2    16日(日) 日本体育大学 ⭐︎34-31 中大多摩
3      23日(日) 筑波大学 ●23-37 国士大多摩
4      30日(日) 明治大学 ●29-34 明大和泉
5   5月6日(土) 早稲田大学 ⭐︎30-25 日大八幡山
6       7日(日) 国士舘大学 ⚫︎22-25 日大八幡山
7     13日(土) 日本大学 三郷市総合体育館
8     21日(日) 東海大学 立教大新座
9     28日(日) 立教大学 国士大多摩

個人得点

  • 岩﨑琢未 選手(スポ・3) ・・・7点
  • 小柏魁  選手(社会・3) ・・・3点
  • 布田航  選手(経済・4) ・・・2点
  • 西村佳起 選手(経済・3) ・・・2点
  • 渡邊桂也 選手(経済・3) ・・・2点
  • 石田季里 選手(経済・4) ・・・1点
  • 今松祐也 選手(経済・4) ・・・1点
  • 大島諒真 選手(情報・3) ・・・1点
  • 佐々木一颯選手(社会・3) ・・・1点
  • 栗田哲太 選手(社会・2) ・・・1点
  • 林優我  選手(経済・2) ・・・1点

戦評

第6戦の相手は国士舘大学。試合開始合図がなる前から独特な色を放つ国士舘大。法大はそれに巻き込まれずにペースを保っていけるか。相手のオフェンスからスタート。法大はディフェンスを徹底し開始2分程まで1点も許さず。法大1得点目は4分手前、小柏魁(社3)が得点。しかしその30秒後にはマイナス。法大も負けじとトライしていき石田季里(経4)からサイドの今松祐也(経4)に、シュートすると見せかけて主将布田航(経4)にパスを回し得点。その後も竹中柊翔(社2)もパスを上手く渡し布田のシュートにつなげた。岩﨑琢未(スポ3)は一度弾かれたボールを別方向からアタックし得点。だがなかなか点差が開くようなゲームにはならず一進一退の状況が続く前半戦。前半ラスト1分は相手のオフェンスを守り抜き、最後の20秒で西村佳起(経3)が決めた。西村はフルで出ているメンバーではないがここぞという時にしっかりと活躍してくれるポイントゲッターだ。そうして前半戦は法大わずかにリードで終了(法大14-13国士舘大)。
後半戦。後半戦の1得点目も前半同様小柏が決めた。山口隼和(社4)も手足を大きく広げ相手の力強いボールを完璧に弾く。そうこうして開始4分30秒には3点リードとなった。だがすぐに反撃されまたも一進一退のゲームに。雲行きが怪しくなってきたのは10分を過ぎたあたりから。シュートを試みるもなかなか思うようにはいかず、国士舘大の勢いに引き寄せられてしまう。これまで法大が常に一歩リードしていたが13分前に国士舘大が立場逆転(法大19-20国士舘大)。焦りが見え始める法大。そのような中選手達は声を掛け合いながら点を取り戻していく。林優我(経2)が7スローを誘い岩﨑が得点。さらに24分にはまたも岩﨑が得点し一時は3点差をつけられた場面もあったものの同点に。しかしそこから幕が閉じるまでの5分間、法大は1得点も出来ず相手には攻め込まれ敗戦。

選手インタビュー

林優我選手(経済・2年)

―今日の試合を振り返って
大事な場面で外してしまったというのが自分の中で印象に残っていて、でもディフェンスは自分の役割をしっかりできていたかなと思います。

―昨日、アップをしっかりめにしたとおっしゃっていましたが本日は
今日もしっかりとアップをしました。

−2連戦での体力面は
昨日の疲労というのはやっぱり残ってくるしでも試合入ったらそんなことは言ってられないので試合中は疲労は感じなかったです。

―今日のDF・OFはどうでしたでしょうか
DFは相手の一対一、ロングが上手いので高い位置で当たるというところとフォローを意識しました。
OFはポストがそんなについてこないので裏スライド多めに使ってプレーするのを意識しました。

-チームとして意識してたことは
ミスをしない。パスミスとかキャッチミスなどいらないミスをしないのとダブルポストで攻めていくというのをオフェンスの意識としてやっていましたね。

―最後3点差で越されてしまいましたが改善点はどのようなものですか
シュートの決定率ですかね、攻めれてはいたので最後キーパーに当てないとか枠を外さないとかそういうところが大事だと思います。

-来週への意気込み
ミスしないように3点取ります!

小柏魁選手(社会・3年)

―今日の試合を振り返って
チーム全体的にはディフェンスは守れていたので良かったですが試合の途中〃でOFのミスが多かったのでそこを修正したらいいかなと思います。

―2連戦での体力面
結構きつかったんですけど後輩もいたので助けてもらって大丈夫でした。

―個人的に意識したこと
とりあえず一つ一つのプレーを意識してというところととにかく守りながらで攻めました。

−今日のチームの雰囲気は
今日は良かったと思います。雰囲気というよりは攻め手がなくなって負けたと思います。

-春リーグでの個人的な目標
チームのために自分ができることをやるっていうそれだけです。

来週の意気込み
対策とかはこれからですが勝利目指して頑張ります。

副将 渡邊桂也選手(経済・3年)

−今日の試合を振り返って
割と格上相手に善戦できましたが最後勝ちきれなかったところがこれから改善する点が色々見つかったかなと思います。

−個人としての目標
今日だけでいうと相手のディフェンスの形が立体1:5という特殊なディフェンス形態だったので練習試合をした時のビデオを見てそれを見ながらセンターだったので色々工夫して攻め方を工夫していこうと昨日から色々考えていました。

−2連戦での体力面
自分はオフェンスメインの選手なので基本的にディフェンスはあまり入らないので体力的にはそんなに問題なかったかなと思います。

−チームとしてOFとDFを気をつけたこと
ディフェンスは大きくて相手がミドルシュートを打ってくるチームだったので前で当たることを意識して、速攻で小柄な人が走ってくるのですがそれをちゃんとバックチェックしてディフェスの戻りでやられないように意識しました。今日自分は少しだけ一枚目(1番端)に入っていてチームとしては失点もそんなに多くなかったので最後の方とか最後の際で甘くてやられてしまった部分とかを改善したいです。オフェンスも言った通りで1:5のディフェンスなので基本的にミドルというよりサイドで勝負させるというディフェンス形態なのでサイドもシュートをちゃんと決めてくれていたし甘いミドルでキーパーに止められてしまうと相手の思う壺なので回して回してノーマークシュートまで時間を使って攻めるというのを意識していました。

−敗因、もっと伸ばせたなと思うところ
結局抜かれてしまったのは最後だったんですけど勝ち越せるタイミングがもっとたくさんあったので最後だけが原因というよりはその前の段階で相手のボールを阻止したり、最後もそれは同じで甘い攻撃でスルってやられてしまったり簡単なミドル撃っちゃったりとかして最後抜かれてしまいました。

−同点から抜かれた時のタイムアウト
停滞していた中で勝ち越せるところがあったのに勝ち越せれなかったので一旦止めて仕切り直して体力面でも落ち着かせて一気に行こうという話でしたが結局やられてしまいました。

−昨年に比べさらにパスが巧妙になったと感じました。
オフェンスは意識っていうよりとは人がちょっと変わったりとかしてオフェンス能力も全員上がってきて自ずとパス能力も少し上がってきていると思います。去年と比べたらディフェンスの方が強くなっていると思います。

−来週への意気込み
来週もディフェンスが特殊で3:3(前後に重なる)ので、今日と同じように自分はオフェンスメインなのですがオフェンスでできること、崩し方とか色々あるのでこの1週間で善戦できるように頑張りたいと思います。

佐々木一颯選手(社会・3年)

 


ギャラリー

それぞれ得点しよう、少しでも引き離そうと何度もトライしている姿は見られたがシュートを決めきることが厳しかったというのと自分たちのミスが相手の得点に繋がってしまうこともあった。そんなことから終了間近は得点を逃し悔しい結果に。だが国士舘大の声援に負けず大きな差は開かなかった。次戦はまたもディフェンスに特殊のある日本大学。残すところ3試合、モチベーションを高め最大限の力を出して挑めるか。

(取材・記事 松岡茉満子)

※法政ハンドボール部から写真提供して頂きました。

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