2023年8月12日(土)
JR東日本カップ2023第97回関東大学サッカーリーグ
第14節 法大-流経大
流通経済大学龍ヶ崎フィールド
得点を記録した青木。今季リーグ戦初ゴールを記録した。
2023年8月12日(土)
JR東日本カップ2023第97回関東大学サッカーリーグ
第14節 法大-流経大
流通経済大学龍ヶ崎フィールド
得点を記録した青木。今季リーグ戦初ゴールを記録した。
2 法政大学 |
0 | 前半 | 3 | 4 流通経済大学 |
---|---|---|---|---|
2 | 後半 | 1 |
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
4分 | 得点 | 流経大 | 藤井海和 | 0-1 |
33分 | 得点 | 流経大 | 前田陸王 | 0-2 |
37分 | 交代 | 法大 | 林航輝→細谷航平 | |
43分 | 得点 | 流経大 | 松永颯汰 | 0-3 |
後半開始 | 交代 | 法大 | 中村翼→小湊絆 | |
54分 | 得点 | 法大 | 青木俊輔 | 1-3 |
58分 | 得点 | 法大 | 小湊絆 | 2-3 |
67分 | 得点 | 流経大 | 松永颯汰 | 2-4 |
71分 | 交代 | 法大 | 久保征一郎→石井稜真 |
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
1 | GK | 中川真 | スポ4・徳島市立 |
3 | DF | 木村恵風 | 経済3・横浜F・マリノスユース |
6 | DF | 松岡迅 | 経済4・前橋育英 |
7 | DF | 今野息吹 | 経済4・三菱養和SCユース |
17 | DF | 日高華杜 | 現福4・東福岡 |
11 | MF | 中川敦瑛 | 経済3・横浜FCユース |
13 | MF | 林航輝 | 現福4・清水エスパルスユース |
14 | MF | 吉尾虹樹 | 現福4・横浜F・マリノスユース |
25 | MF | 中村翼 | 経済3・横浜F・マリノスユース |
29 | MF | 青木俊輔 | 社会3・東福岡 |
9 | FW | 久保征一郎 | 経済4・FC東京U-18 |
サブメンバー | |||
---|---|---|---|
21 | GK | 川﨑淳 | 社会2・浦和レッズユース |
18 | DF | 日高華杜 | 経済2・大津 |
26 | DF | 梅津龍之介 | 経済1・鹿島アントラーズユース |
4 | MF | 細谷航平 | 経済4・サンフレッチェ広島ユース |
16 | MF | 島田春人 | 社会1・横浜F・マリノスユース |
23 | MF | 松村晃助 | 経済1・横浜F・マリノスユース |
28 | MF | 浅野直希 | 経済2・G大阪ユース |
19 | FW | 石井稜真 | 経済3・アビスパ福岡U-18 |
27 | FW | 小湊絆 | スポ1・青森山田 |
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 筑波大 | 30 | 14 | 9-3-2 | 37/16 | 21 |
2位 | 流通経済大 | 27 | 14 | 8-3-3 | 29/24 | 5 |
3位 | 東京国際大 | 25 | 14 | 7-4-3 | 21/16 | 5 |
4位 | 日本大 | 23 | 14 | 6-5-3 | 21/16 | 5 |
5位 | 明治大 | 22 | 14 | 8-4-2 | 30/16 | 14 |
6位 | 東洋大 | 20 | 14 | 6-2-6 | 26/22 | 4 |
7位 | 桐蔭横浜大 | 19 | 14 | 5-4-5 | 29/23 | 6 |
8位 | 東海大 | 15 | 14 | 4-3-7 | 15/21 | -6 |
9位 | 拓殖大 | 13 | 14 | 3-4-7 | 16/43 | -21 |
10位 | 法政大 | 12 | 14 | 2-6-6 | 22/31 | -9 |
11位 | 国士館大 | 10 | 14 | 2-4-8 | 18/25 | -7 |
12位 | 中央大 | 7 | 14 | 1-4-9 | 16/30 | -14 |
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 4月2日 | 東洋大 | 〇2-1 | 非公開 |
2 | 4月8日 | 国士館大 | △2-2 | 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場 |
3 | 4月15日 | 東海大 | △2-2 | 東海大学湘南キャンパスサッカー場 |
4 | 4月29日 | 拓殖大 | △2-2 | 相模原ギオンスタジアム |
5 | 5月13日 | 筑波大 | ●1-5 | 味の素フィールド西が丘 |
6 | 5月27日 | 中大 | 〇4-2 | 法政大学城山サッカー場 |
7 | 6月3日 | 日大 | △1-1 | 法政大学城山サッカー場 |
8 | 6月10日 | 明大 | ●1-2 | 法政大学城山サッカー場 |
9 | 6月17日 | 東京国際大 | △1-1 | 法政大学城山サッカー場 |
10 | 7月15日 | 流通経済大 | ●1-2 | 法政大学城山サッカー場 |
11 | 7月23日 | 桐蔭横浜大 | ●0-1 | ニッパツ三ツ沢球技場 |
12 | 7月29日 | 中大 | △3-3 | 中央大学多摩キャンパスサッカー場 |
13 | 8月5日 | 筑波大 | ●0-3 | 筑波大学第一サッカー場 |
14 | 8月12日 | 流通経済大 | ●2-4 | 流通経済大学龍ヶ崎フィールド |
15 | 9月30日 | 日大 | - | スポーツ日大 アスレティックパーク稲城 サッカー場 |
16 | 10月7日 | 拓殖大 | - | 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場 |
17 | 10月14日 | 東京国際大 | - | 東京国際大学坂戸キャンパス第一グラウンド |
18 | 10月22日 | 明大 | - | AGFフィールド |
19 | 10月28日 | 東海大 | - | 法政大学城山サッカー場 |
20 | 11月4日 | 桐蔭横浜大 | - | 法政大学城山サッカー場 |
21 | 11月11日 | 国士舘大 | - | 法政大学城山サッカー場 |
22 | 11月18日 | 東洋大 | - | 埼玉スタジアム2002 第2グラウンド |
マッチレポート
リーグ戦7試合勝ちなしで気付けば降格圏がはっきり見えている法大。中断前最後の相手は、2位・流経大。前回対戦では、法大が圧倒的にゲームを支配するも、終了間際の失点で逆転を喫した。リベンジを果たすべく、アウェー龍ヶ崎に乗り込む。内定先から帰ってきた今野息吹(経4=三菱養和ユース)と、脳震盪(のうしんとう)から復帰したモヨマルコム強志(現4=東福岡)がスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は早々に動く。4分、右サイドからのアーリークロスを中で合わせられ失点。4試合連続で先制点を許した法大は、最前線の久保征一郎(経4=FC東京U-18)を中心にゴールを目指すも、なかなかリズムを作ることができない。その後も中盤からのショートカウンターに苦しむ展開が続くも、GK中川真(スポ4=徳島市立)が好セーブを連発する活躍を見せ、攻撃陣の奮起を待つ。26分、左サイドから組み立てると、久保が落として中村翼(経3=横浜F・マリノスユース)。決定機だったが、相手GKのファインセーブに阻まれ得点とはいかない。このシュートで勢いに乗りたい法大だったが、33分。中盤でボールを奪われると、スルーパスに抜け出され失点。反撃の兆しが見えた中での手痛い失点で2点のビハインドを負ってしまう。前半のうちに1点を返したい法大は、細谷航平(社4=サンフレッチェ広島ユース)を投入し、最終ラインと中盤でのビルドアップのテンポをあげる。しかし44分、右サイドからのクロスにワンタッチで合わせられ失点。前半を0-3で折り返す。
前半シュート3本に終わった法大は、攻撃の糸口を見つけ出すべく、中村に変え小湊絆(スポ1=青森山田)を後半の頭から投入する。すると9分、吉尾虹樹(現4=横浜F・マリノスユース)のスルーパスに抜け出した青木俊輔(社3=東福岡)がGKとの1対1を制し、まずは一点を返す。この勢いに乗る法大は13分。今野がロングスローを放ると、ニアで久保が頭でコースを変え、小湊が頭で押し込む。4分で2点を返し、完全に法大のペースで試合が進むかと思われたのは束の間、22分。左サイドから突破されると、ペナルティエリア内で反則を犯しペナルティキックを与える。このキックを中川真が触れるも、弾き出せず失点。石井稜真(経3=アビスパ福岡U-18)を投入して、何とか勝ち点を持ち帰りたいところだったが、不発に終わり試合終了。
まさかの8試合勝ちなしで中断期間に入る法大。課題の守備は、直近3試合で10失点と改善が急務だ。それでも攻撃を見れば、今季リーグ戦で7度目の複数得点と、劣勢でも崩せるということは証明できている。9月1日から始まる総理大臣杯まであと3週間を切った。各地域の強者が集まる大会に向け、限られた時間で何ができるか。ここが正念場だ。
(取材:石橋知花、大草拓馬 撮影:大草拓馬)
8戦未勝利の現在、中断期間を経て残留へ。
―試合を振り返って
(前半の展開について)今週の取り組みの中ではこうなるとは思っていなかったです。俺の中では結構変えてきたものがあった中で、フリーキックも2人いながらクイックで始められるとか、まず当たり前にやらなきゃいけないことが全部できていなかった。ひどい前半でした。プレスバックもできない、ボールもつなげない、蹴っても拾えない。後半は、あれだけ走ることができて、2点とってから4点目取られるまでは、プレッシャーもかけられるし、相手も自由にさせていなかった。そういう面でいい基準とダメな基準の二面性が出た試合でした。
―後半開始で小湊選手を出したことについて
外で起点を作るためです。今日は下から繋ぐ技術とメンタリティのところが不足していました。下からつなぐとなると、ボランチも勇気持って受けなくてはいけないし、センターバックもボール受けて、散らして、ができないといけない。その技術と前半の難しかった状態からのメンタリティがなかったので、(小湊)絆とか(久保)征ちゃんとかを前に置いておいて、そこに立たせて拾って、にしたほうが後ろも心理的にも安心するだろうという狙いでした。
―中断期間に入るが取り組みたいこと
基本に立ち返る。プレッシャーに行って、戻して、という当たり前のことだと思うけど、やはり前半は、プレスバックが遅いと簡単に一対一を仕掛けられて、行かれてしまっていた。そこを突き詰めていかないとなと感じています。