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【ハンド】2023年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第1戦 対早稲田大学 序盤からリードし白星でスタートを切った⭐︎!!

ハンドボール

2023年8月26日(土)
明治大学和泉キャンパス

春季リーグを8位という結果で締めてから約3ヶ月、ついに2023秋季リーグが開幕。今リーグのチーム目標順位は春季リーグで掲げた6位よりもさらに高みを目指し”5勝5位”。4年生はラストリーグ戦。夏に培ってきた力を発揮すべくチーム全体士気を上げた戦いが始まった。

チームを引っ張る副将渡邊

試合結果

トータル試合結果

33
法政大学
14 前半 10 27
早稲田大学
19 後半 17

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月26日(土) 早稲田大学 ☆33-27 明治大学和泉
2    27日(日) 筑波大学 国士大多摩
3 9月3日(日) 中央大学 国士大多摩
4      9日(土) 東海大学 明治大学和泉
5  10日(日) 国士舘大学 国士大多摩
6    16日(土) 日本大学 日大八幡山
7   17日(日) 明治大学 日大八幡山
8     24日(日) 順天堂大学 国士大多摩
9     10月1日(日) 日本体育大学 国士大多摩

個人得点

  • 岩﨑琢未 選手(スポ・3)・・・7点
  • 渡邊桂也 選手(経済・3)・・・5点
  • 今松祐也 選手(経済・4)・・・4点
  • 竹中柊翔 選手(社会・2)・・・4点
  • 林優我  選手(経済・2)・・・4点
  • 西村佳起 選手(経済・3)・・・3点
  • 石田季里 選手(経済・4)・・・2点
  • 布田航  選手(経済・4)・・・2点
  • 佐々木一颯選手(社会・3)・・・1点
  • 栗田哲太 選手(社会・2)・・・1点

セーブ率

  • 山口隼和 選手(社会・4)・・・46%
  • 松田大介 選手(社会・4)・・・33%

戦評

初戦は早大。初戦こそ負けられないと気合十分で試合開始。法大からのOFでスタート。最初に仕掛けたのは4年の石田季里(経4)。得点にはならずとも法大の闘争心に燃え始める。1点目を決めたのは岩﨑琢未(スポ3)。GK山口隼和(社4)から直接受け取ったボールを走り込み確実にゴール。そこから3連続で点を重ね、ゲームは法大がリードする形で続く。12分30秒でタイムアウトが挟まる。ここまでで5点差の法大8-5早大。その後すぐにイエローカードを出し7mスローを持ち込まれたがゴールを守り切った山口。しかし次の場面ではボールに触るもゴールインという悔しい失点。18分、パスカットされるもすぐに立て直し渡邊桂也(経3)が得点したが相手の速攻も早く1点を許す。(法大10-8早大)。さらに7mスローとなったが強靭なイメージを放ち相手に得点は渡さない。そこから7mスローを誘い込んだりと得点を重ねていき前半は4点差をつけ終了。前半ラスト4分間で相手に1得点も渡さず。
後半の先制点も法大が決める。主将布田航(経4)の勢いのあるシュートに続き、渡邊、竹中柊翔(社2)も得点。そして栗田哲太(社2)は目の前の岩﨑からボールを受け取り、振り返りゴール。ここで7点差をつける。後半開始6分、さらに点差を広げようと粘る渡邊も得点にはならず。そこで早大に素早いボールを撃ち込まれ失点。7分15秒にも身体に当たったボールが跳ね返りゴールと失点。その後30秒間で石田が挑戦的に突っ込み正面から、パスカットしゲットしたボールを確実にモノにした今松祐也(経4)と2連続で得点し早大との差を維持。8分05秒のタイムアウト後にパスミスから早大に一対一の状態を与えてしまい失点。そこからお互いに得点を重ねていく。ラストまでに2回あった7mスローは渡邊、岩﨑とともに成功させた。21分35秒頃にはまたも相手のパスミスを利用し、もう一度と林優我(経2)が2得点(法大31-21早大)。残り7分を切った時の10点差はラストスパートで4点縮められたが法大は勝ちを決して譲らなかった。

選手インタビュー

副将 渡邊桂也 選手(経済・3年)

―今日の試合を振り返って
試合全体としては良かったのですが、後半の試合が止まってきたところで悪いところもあったと思います。

―序盤の連続得点の要因はどういったところでしたか
最初から走るということを決めていたので、それがオフェンスにもつながったと思います。

―中盤で点差を詰められた時の心境や、チームで話し合ったこと
詰められてもある程度は差がありましたし、早打ちが一番良くないと思ったので時間を使うということと、オフェンスよりもディフェンスを頑張る時間帯だということは話していました。

―後半、差を広げることができた要因は
こちらが勢いに乗っていたということもありますが、元々実力差のあるチームなので、負けるとしたらチームワークでやられるという場合だと思っていました。チームワークはこちらも負けていなくて、チームワーク+実力差が要因だと思います。

―秋リーグ全体を通しての目標はどういったところですか
チームとしては5位という目標があります。それに向けて1つ1つ負けずに、負けたとしても次の試合や5位につながるような試合をしたいと思います。

―明日への意気込みをお願いします
明日は今日より強いチームで、1回も勝ったことのないチームなのですが、食らいついていきたいと思います。

石田季里 選手(経済・4年)

―今日の試合を振り返って
自分は怪我で途中抜けてしまう場面もありました。チームが今まで中に攻めるというのを得意としていてそれを読まれて守られてしまうというのが多かったのですがそこをもちろん強みとしながらもサイドシュートが以前より増えたりと幅を持った攻撃を春リーグよりも出来たのかなと思います。

―それは秋リーグに向けて特化してきたことでしょうか
やはり春になかなか勝ち切れない部分があって、バリエーションの少なさっていうのがやはりそういう敗因であったので今まで疎かにしていたわけではないですがあまり使っていなかったシンプルな攻撃という部分もバリエーションを増やしてという感じの練習をしてきました。

―個人的に意識して練習してきたこと
自分はドリブルからの一対一というのが得意だったのですがそれもワンパターンというか関東一部リーグでやっている以上、知られてしまっている以上はそれだけでは守られてしまうので自分の中でボールをもらう前の動きだったり1人抜いた後自分で行くだけじゃなくてパスを側に振ったりとそれは全体としてもバリエーションを増やしたいということだったのでそれを意識して練習しました。

ーリードしている時のタイムアウトではどのようなお話をされましたか
今までうちがここまで大差をつけることができるというのが少なくてある程度差がついてもそこからだれてしまって追いつかれるという試合展開が多かったので気を引き締めて前半にできていたことを引き続きやろうという話を、でも最後は悪い意味で法政らしさというかちょっと気が抜けてしまった場面があったのかなと思いました。

―4年生として最後の秋リーグでの目標をお願いします
まずはチームとしては5位以上というのはもちろんなのですけど個人としても自分が今まで2年生から試合に出させてもらって気楽というか責任はあまりなくてただ得点をとって楽しむというのが僕の根幹にあったのですが今回はより一層今までお世話になったチームを勝たせたいという思いが強いのでとにかく一個一個勝ちを目指していくということ、試合全体としてそれを作っていくということを考えていきたいです。

ー次戦筑波大学への対策
筑波は強いチームでなおかつ相性も悪くてフィジカルがかなりあるチームなので個人技はうちも強いですがそこの負けている部分で勝負するというよりかは相手のディフェンスを横に振って動かしてフィジカルだけじゃどうにもできないような場面を作れるようにチームとして頑張っていきたいです。

林優我 選手(経済・2年)

ー今日の試合を振り返って
前半の部分は自分の理想のディフェンスやオフェンスができたので良かったと思うのですが後半につれて流れが悪くなったり勝ちを確信して調子乗ったりしていたのがダメなとこかなと思います。

―秋リーグに向けて特化して練習してきたこと
チームとしてはC型ディフェンスの徹底をするために何度も声を合わせて練習したのと個人としてはキャッチ能力を上げるためにチームメイトに手伝ってもらって練習しました。

―リードしている時のタイムアウトではどのようなお話をされましたか
まずディフェンスの戻りが遅かったので相手の得意な速攻を守るということと油断しないということを意識してしゃべっていました。あとは自分たちの士気をもう一回上げ直すという話をしていましたね。

―今日の作戦はどのようなものでしたか
C型ディフェンスの徹底と速攻を封じるというのが作戦で、そしてオフェンスはクロス、クロスという今まで練習してきたことをやりました。

−これから秋リーグを進めていくにつれての目標をお願いします
まずは次の筑波戦に勝てるように今日帰ってしっかり休むというのとしっかり今までの動画見て今までしてきたことの復習をしようと思います。

―次戦筑波大学への対策
相手は大きいので前で当たらないとフリーで打たれると絶対入ってしまうので前で当たるというのとオフェンスは固いので出来るだけ早くバスを回して相手が混乱するように心がけていきたいです。

 

初戦から勝ってチームとして盛り上がりたい」と事前取材でエース岩﨑が語りそれを実現させた法大ハンドボール部。一時は10点差をつけゲームを進める場面も見られた。そして「このチームがどこまで秋リーグで成長していくか楽しみ」と主将布田が語るようにこれからも目が離せない試合が続くことを期待しこの記事を締めたい。

(取材・記事 岩瀬智悟・松岡茉満子)

 

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