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【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第16節 法大1-2拓大 6ポイントマッチ、最終盤の失点で手痛い敗北。残留したい気持ちをピッチにぶつける。

2023年10月7日(土)
JR東日本カップ2023第97回関東大学サッカーリーグ
第16節 法大-拓殖大
拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場


試合後の選手たち①

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
0 前半 0 2
日本大学
1 後半 2

試合スタッツ

時間 経過 大学 選手名 得点経過
64分 交代 法大 中村翼→中川敦瑛
78分 得点 拓殖大 長﨑陸 0-1
79分 交代 法大 小湊絆→石井稜真
81分 交代 法大 松村晃助→渡邉綾平
得点 法大 中川敦瑛 1-1
86分 交代 法大 髙橋馨希→林航輝
90+1分 得点 拓殖大 小泉龍之介 1-2

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
1 GK 中川真 スポ4・徳島市立
2 DF 梅津龍之介 経済1・鹿島アントラーズユース
5 DF 渡邉光陽 経済3・尚志
10 DF 髙橋馨希 社会4・常葉大橘
18 DF 日高華杜 経済2・大津
14 MF 吉尾虹樹 現福4・横浜F・マリノスユース
15 MF 揖斐俊斗 経済3・柏レイソルU-18
23 MF 松村晃助 経済1・横浜F・マリノスユース
25 MF 中村翼 経済3・横浜F・マリノスユース
29 MF 青木俊輔 社会3・東福岡
27 FW 小湊絆 スポ1・青森山田
サブメンバー
21 GK 川﨑淳 社会2・浦和レッズユース
3 DF 木村恵風 社会3・横浜F・マリノスユース
13 DF 林航輝 現福4・清水エスパルスユース
4 MF 細谷航平 経済4・サンフレッチェ広島ユース
8 MF 渡邉綾平 経済4・前橋育英
11 MF 中川敦瑛 経済3・横浜FCユース
22 MF 溝口駿 経済3・法政二
9 FW 久保征一郎 経済4・FC東京U-18
19 FW 石井稜真 経済3・アビスパ福岡U-18

試合スタッツ

日付 対戦校 結果 会場
1 4月2日 東洋大 〇2-1 非公開
2 4月8日 国士館大 △2-2 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場
3 4月15日 東海大 △2-2 東海大学湘南キャンパスサッカー場
4 4月29日 拓殖大 △2-2 相模原ギオンスタジアム
5 5月13日 筑波大 ●1-5 味の素フィールド西が丘
6 5月27日 中大 〇4-2 法政大学城山サッカー場
7 6月3日 日大 △1-1 法政大学城山サッカー場
8 6月10日 明大 ●1-2 法政大学城山サッカー場
9 6月17日 東京国際大 △1-1 法政大学城山サッカー場
10 7月15日 流通経済大 ●1-2 法政大学城山サッカー場
11 7月23日 桐蔭横浜大 ●0-1 ニッパツ三ツ沢球技場
12 7月29日 中大 △3-3 中央大学多摩キャンパスサッカー場
13 8月5日 筑波大 ●0-3 筑波大学第一サッカー場
14 8月12日 流通経済大 ●2-4 流通経済大学龍ヶ崎フィールド
15 9月30日 日大 ●0-1 スポーツ日大 アスレティックパーク稲城 サッカー場
16 10月7日 拓殖大 ●1-2 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場
17 10月14日 東京国際大 東京国際大学坂戸キャンパス第一グラウンド
18 10月22日 明大 AGFフィールド
19 10月28日 東海大 法政大学城山サッカー場
20 11月4日 桐蔭横浜大 法政大学城山サッカー場
21 11月11日 国士舘大 法政大学城山サッカー場
22 11月18日 東洋大 埼玉スタジアム2002 第2グラウンド

 

マッチレポート

6ポイントマッチ。残留するためには勝つしかない法大は、髙橋馨希(社4=常葉大橘)を第5節筑波大戦以来のリーグ戦スタメンに起用。実戦では2度目の左サイドバックでの出場に、ビルドアップやつなぎの部分が期待された。
前半は一進一退のペースで試合が進む。前半最初のチャンスは拓大、左サイドから突破を図りシュートを放つも、これは守護神・中川真(スポ4=徳島市立)がファインセーブで難を逃れる。法大は2度小湊絆(スポ1=青森山田)がペナルティエリア内で倒されるも、ホイッスルは鳴らない。37分、右サイドエリア付近でFKのチャンスを得る。揖斐俊斗(経3=柏レイソルU-18)のキックはニアでコースを変え、最後は松村晃助(経1=横浜F・マリノスユース)。きっちり押し込み、先制かと思われたがこれはオフサイドの判定。絶妙なタイミングだったが、これは主審と線審の協議の結果ゴールは認められず、0-0で前半を終える。
後半も法大は攻める。15分、左サイドを突破した青木俊輔(社3=東福岡)がクロスを上げると、中央に飛び込んだのは松村。完璧なタイミングだったものの、わずかに上に逸れる。その後も左サイドの青木が起点となった流れからの攻撃と、日高華杜(経2=大津)のロングスローで積極的にゴールを狙うも、ネットを揺らすことはできない。すると我慢した拓大の反撃は34分、中盤で奪ってカウンターを発動。これをきっちり決めて、ホームチームが先制に成功する。しかし絶対に負けられない法大も底力を見せたのはその2分後。左サイドから日高がロングスローを放ると、ファーで待っていたのは途中出場・中川敦瑛(経3=横浜FCユース)。エースのリーグ戦7試合ぶりの得点ですぐさまゲームを振り出しに戻す。追いつけ追い越せの勢いで攻める法大は、中川敦の右サイドから攻める。するとその直後、吉尾虹樹(現4=横浜F・マリノスユース)がワンツーで抜け出すと、エリア内で倒される。しかし3度目も笛は鳴らず、絶好のチャンスは得られない。このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム、拓大が最後の力を振り絞りCKを獲得。このワンチャンスを仕留めきり、最後の最後でリードを許すとここでタイムアップ。1-2で敗戦となった。
オレンジダービーを前節同様に終了間際の失点で落とした法大。リーグ戦4連敗と、好調だった攻撃陣も鳴りを潜めている。残された6試合、残留ラインである勝ち点24までは12ポイント必要だ。揖斐や青木、日高といった出場機会に飢えていた下級生が力を見せている今、勢いがないわけではない。誰もが予想していないほどの勢いで勝ち点を積み上げるしかない。残留するためには、勝つしかない。

(記事:大草拓馬 撮影:山口晴暉)

試合後の選手②

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