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【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ 第14節対国士大 序盤から攻撃陣が爆発し、5得点大勝!

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【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ 第14節対国士大 序盤から攻撃陣が爆発し、5得点大勝!

第90回関東大学サッカーリーグ戦 第14節 対国士大
2016年9月17日(土)
龍ケ崎市たつのこフィールド

前節は自分たちのペースで試合を進めながらも得点ができず早大相手に完封負けを喫した法大。今節の相手は最下位国士大。ここで勝利を収めて、今後に弾みをつけたい一戦だ。試合は前半13分に黒柳がゴールを決めると16分、44分にも得点を決め、リードして前半を折り返す。後半にも2得点を追加し、5得点大勝。首位追撃へ勢いがつく白星となった。

IMG 9442
ヘディングでゴールを決め喜ぶ清谷 (左)と上田(右)

試合結果

トータル試合結果

5

法政大学 

3 前半 0 1
国士舘大学
2 後半 1

得点とアシスト

時間 大学 得点者 アシスト
13分 法政大学  黒柳駿 武藤友樹 
16分 法政大学  清谷陸 川崎雅哉 
43分 法政大学 上田慧亮 武藤友樹 
56分 法政大学 山田将之 下澤悠太 
79分 法政大学 川崎雅哉  
83分 国士館大学 荒木翔  

メンバー

法政大学
監督: 長山一也
21 GK 関口亮助 
2 DF 山田将之
4 DF 柳沢拓希 
6 DF 伊藤航希 
23 MF 黒柳駿 
28 MF 下澤悠太 
17 MF 武藤友樹 
7 MF 川崎雅哉 
19 MF 清谷陸
→紺野(66分)
14 MF 上田慧亮 
→黒崎(73分)
26 FW ディサロ燦シルヴァーノ 
→青柳(57分)
サブメンバー
1 GK 林翔太
5 DF 林遼太 
24  DF 黒崎隼人 
25 MF 渡辺淳揮 
27 MF 紺野和也 
13 FW 青柳燎汰 
18 FW 玉田晃太郎 

※(カッコ内)は交代した時間を表示しています。

 

マッチレビュー

後期初戦の駒沢大との戦いでは、勝利を収め良いスタートを切れたものの、第13節の早大との戦いは敗れた法大としてはこの敗退から巻き返したい国士大との試合では、勝ち点3が必要な試合だ。フォーメーションは3−6−1。ワントップにはディサロ燦シルヴァーノ(経2)、左WBは川崎雅哉(現3)が入る布陣となった。

前半開始直後は国士大が強気に攻めてきたものの、法大はGKを含めた華麗なパスサッカーを見せる。13分には黒柳駿(社4)が中央に攻め込み、ヘディングによる先制点を決める。さらに、16分には川崎のクロスを清谷陸(経3)がヘディングで合わせ、43分には武藤友樹(社3)からのパスを受けた上田慧亮(現3)が、得点を決め3点目を挙げる。一方の国士大は、30分にあわやオウンゴールになるかというプレーを見せるなど、ディフェンスが崩壊。法大の攻撃陣がチャンスを確実にものにして3得点をあげるなど法大ペースで試合が進む。守備では危ういシーンもあったが、早い時間に点数を奪い、法大の攻撃が続く前半となった。

前半の勢いのまま後半も法大は、攻め続ける。56分に下澤悠太(社1)のコーナーキックからのボールを山田将之(経4)が頭でたたき込み4点目を決める。66分には紺野和也(現1)を投入すると、紺野が中央に切り込みシュートを放つなど法大の攻撃をさらに加速させる。79分には相手のパスミスを前線にいた川崎がドリブルから落ち着いてゴールに流し込み5点目を決めた。83分に失点をするものの、最後まで5得点を守り抜き見事な勝利を収めた。後半の1失点は課題として挙げられるが、青柳燎太(現2)、紺野など貪欲にゴールを目指し追加点を狙っていた選手の姿が印象に残る試合となった。

危うい場面や失点はあったものの、終始ボールを支配し法大のペースを保ち続けた試合。サイド攻撃が機能しこれまでの課題だった得点力不足が嘘のように感じられるゴールラッシュとなった。この試合でつかんだ手応えを確信に変えるためにーチームは次節、連勝を懸けて桐蔭横浜大と戦う。(下石川愛美)

 

監督・選手コメント

長山一也 監督

ー試合の総括を
3連戦の試合の3試合目で1勝1敗できてて、まずは勝ち点3取るということをみんなで話をしてその中でも勝つためにゴールを取らなきゃいけないというところで強気に足を振ろうということを強く意識させて、挑んだのですがよく戦ってくれましたし、崩しのところは連続して出来ていたので最後のフィニッシュのところで決めてくれて5点取ったのは自信になると思います。これを継続してやっていきたいと思います。

ー国士大相手の対策は
ワイドからの展開とそこから縦に入れてくるところとドリブルの仕掛けがあると思ってました。また、センターバックが前に食いついてくるので、そこは関わり持って背後を狙おうという狙いを持っていたのでそれで前半2点取れたので、そこは選手はしっかりやってくれたので良かったと思います。

ーFWでディサロ選手を起用しましたが前線の三人の関わりはどうでしたか
ディサロは前線でタメを作ってくれましたし、積極的にゴールも狙っていたので良かったです。上田と清谷に関してはゴールも決めて背後も突きながらいい関わり合いを持ってプレーしてたのでよかったと思います。欲を言えば、個人として連続得点するような活力のある選手が出てくると、また強くなるのかなと思います。

ー中2日での3連戦を振り返って
内容に関しては前期と比べたらだいぶ上積みされていると思いますし、崩しの部分については良くなってきているとこの3試合で証明できたと思います。そこは継続してやっていくのと今日みたいゴールを意識してプレーできればこういう風に得点をあげられるとわかった3試合でした。そこはチームとしてプラスになったと思うので継続してやっていきたいです。

ー次節に向けて
後期は連勝してないので連勝することが重要だと思いますし、明治と差があるのでそこに食らいついていけるように。うちは勝ち続けるしかないので連勝して行きたいと思います。

川崎雅哉

-試合を振り返って
前節負けて、今日は絶対勝たなくてはいけなかったので、試合の入りから集中してやりました。

-早稲田戦は完封負けでしたが、そこからの切り替えは上手くできましたか
中2日ということで結構キツかったですけど、シュートの意識っていうのを全員がより高くもってやりました。その結果が5得点に繋がったと思います。

-ウイングバックで先発でしたがプレーに関しては
自分は攻撃が得意なので、チームに得点をもたらすために、シュートやクロスを意識して臨みました。

-アシストしたシーンはイメージ通りですか
そうですね。レレ(ディサロ)が前で潰れてくれて、少しボールが高いかなと思ったんですけど、陸(清谷)がうまく決めてくれたと思います。

-サイドからの得点が増えてきていますが、実際にサイドの選手として感じる事は
前期は中の枚数も少なくて、クロスからの得点が少なかったんですけど、今はしっかり人数をかけられていると感じます。夏にその練習を増やしたのでそれが生きたのかなと思います。

-得点シーンではいいところにボールがこぼれてきましたね
確実に決められて良かったです。ただ、本当は守備に戻っていなきゃいけない場面だったんで、そこは反省してます。

-前期に続いて国士大相手へのゴールとなりましたが
相性の良さっていうのはそこまで感じてないですけど、高校の時のチームメイトが結構いるので、いつも以上に強い気持ちで入りますね。

-次の試合に向けて
連勝しないと明治との差は開いてしまいますし、優勝できないので、そこを目指してやっていきたいです。

山田将之

ー今日の試合を振り返って
結果的に点差をつけれたし、3連戦の最後の試合で内容がきつい中しっかりと走り切れて良かったです。

ー5得点と大量得点ですがその勝因は
得点力不足と言われててそれが課題です。攻撃だけでなく守備の選手もそこを意識して最後のフィニッシュの精度にこだわってやってこれたのがこの結果につながったと思います。

ー後期リーグに入り毎試合失点しているがDFとして感じることは
前期と比べて明らかに失点に対する意識が軽い部分があったので、今日も5点取れましたけど失点はしているので次は失点の部分をこだわって0で抑えたいです。

ー相手チームのJリーグ内定している松本選手に対して意識したことは
彼がいればチームが変わるというくらい影響力がある選手で、途中交代で入ってきた時も一人で対応しきれないこともあるが、ボランチと声を掛け合って連携をとれたことで彼をあまり自由にさせなかったと思います。

ー次節に向けて
首位との勝ち点差が開いているが、僕たちは勝ち続けるしかないので、今回5点取れましたが、多く点がとれるように、後ろは0で抑えられるように頑張っていきたいと思います。

 

 

 

フォトギャラリー

  • IMG 9442ヘディングでゴールを決め喜ぶ清谷 (左)と上田(右)
  • IMG 9496前線で攻撃を作ったディサロ
  • IMG 9519クロスボールに飛び込む伊藤
  • IMG 9556シュートを放つ上田
  • IMG 9625前線に顔を出し得点も決めた黒柳
  • IMG 9701GKを冷静に見てゴールに流し込んだ川崎
  • IMG 9733アシストを決めた下澤
  • IMG 9736セットプレーで競り合う柳沢
 

 

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