【アイスホッケー】2023年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 ファイナルリーグ 対中央大学　中央の堅い守備を突破できず、ファイナルリーグ全敗…4位で幕を閉じる。

2023年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
2023年11月26日（日）
ダイドードリンコアイスアリーナ

ファイナルリーグは強豪校相手に2連敗となり、3位を確実に死守したい法大は中大と対戦。終始中大のペースで試合が進み、流れを崩すことができなかった法大。惜しくも敗れ、秋のリーグ戦は4位で幕を閉じた。（試合の様子はaiカメラまたはTokyo Ice Hockey Channelからご覧になれます)

GKを務めた梯航輔

※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。（青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。）

戦評

ファイナルリーグ最終戦となるこの試合、勝てば3位という大一番。東洋大、明大に敗戦を喫したが、悪い流れを断ち切ることはできるのか。

第１P、試合開始４分にいきなり反則を犯し、人数不利を背負わされる展開に。人数が少ないながらも得意のカウンターを狙い、相手キーパーとの１対１を作り出すなどチャンスがあれば攻め込む姿勢を見せた。しかし、ペナルティキリングの残り時間20秒にミドルシュートで肩口を抜かれ先制を許した。
第２P、自分たちの流れを取り戻したい法大だったが、中大に対するカウンターに守備で寄せきれず、開始直後に失点してしまう。第2Ｐ、9分頃にはペナルティを犯し、人数が少ない状況でさらに失点を重ね、スコアは0-3とされてしまう。
第3Ｐ、序盤から相手のペナルティを連続して誘発した法大。人数有利状態を何度も作りだすも、7分頃にはまたも失点をしてしまい、点差を4点とされてしまう。その後も相手のペナルティにより人数有利の状況を作り出すも、その時間帯に法大側もペナルティを犯すなどチャンスを生かしきれなかった。試合時間残り5分にパワープレーの状態から1点を返したが、反撃には時間が足りなかった。

ファーストリーグ、セカンドリーグと3位につけ、ファイナルリーグでは惜しくも4位という結果になった関東大学アイスホッケーリーグ戦。年末に控えたインカレは得意のトーナメント戦で、一発勝負の連続となる。リーグ戦序盤に見せたような本来の力を発揮し、目標とする優勝に向け突き進む。

(取材・撮影　菊池和貴)

選手インタビュー

69 渡辺 友汰

ー今日の試合を振り返って
春3位になれて、セカンドリーグも中大に勝てて、勝ちたかったゲームではあったのですが、落としてしまった。チャンスがあった中で決めきれないという部分が課題になったかなと思います。

ーファースト、セカンドリーグ好調だったが
自分たちのチームの特徴として短期集中型なところがあるので、長期になってくると間伸びして、調子を落としてしまったのかなと思います。

ーファイナルリーグの戦い
東洋大、明大と負け続きの中での中大戦だったので、メンバーみんなが勝つためのイメージが薄れてきてしまって、負け癖のような感じになってしまったかなと思います。

ー2年連続でのファイナルリーグ
去年の先輩方が残してくれたシード権というのを、僕たちの年代で守り切れたというのは、すごく後輩にいいものを残せたのかなという風に思います。

ーインカレに向けて　　

残り5試合しかないので、悔いの残らないようにしたいです。30年以上優勝できていないので、歴史を変えることができるように頑張っていきたいと思います。