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【硬式野球】侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿を振り返って~篠木健太郎投手、吉鶴翔瑛投手、武川廉内野手~

2023年12月17日(日)

12月1日から3日間、侍ジャパン大学代表候補選手の強化合宿が愛媛県の松山坊っちゃんスタジアムで行われた。全国各地から44名が集結した今合宿には、法大から篠木健太郎投手(営3=木更津総合)、吉鶴翔瑛投手(営3=木更津総合)、武川廉内野手(人3=滋賀学園) の3選手が参加。今回は参加した3選手のインタビューをお届けする。

小学生と交流する吉鶴翔瑛投手

選手インタビュー

篠木健太郎 投手

ーー子供たちと触れ合ってみて(この日は小学生向けグラウンド解放が行われました。)
すごく楽しく過ごせましたし、いつもとは違う子供たちとの交流なので、元気をもらいました。

ーー代表合宿に参加して
初めて交流する人も多かったんで、意見交換もたくさんできて有意義な時間を過ごせました。

ーー具体的にどんな交流を
色々な地方から来てたので、アップのことや投げてる球種の話など、色んなことを話しながら3日間過ごせました。

ーー印象に残った選手は
金丸(夢斗、関西大)選手です。アップのことや日々の過ごし方や時間の使い方について話して、自分で試してみたいことも見つけられたんで。そう言った点は非常に聞けて良かったなと思います。

ーーオフシーズンに取り組みたいことは
来年1年間もそうなんですけど、これからプロの世界に入れるよう先を見て、自分の投げる体力だったり、出力に耐えられる体作りから、日常生活の隅から隅まで隙のない時間を過ごしていけるようにしていきたいと思います。

(取材・佐藤倫香)


篠木 健太郎(しのぎ・けんたろう)
経営学部3年・2002年5月7日生まれ
群馬県出身・木更津総合
177cm75kg・右投左打

吉鶴翔瑛 投手

ーー今日のイベントの感想は(この日は小学生向けグラウンド解放が行われました)
昔の自分を思い出した感じですね。

ーー自身も以前にこのような体験は
チームとして、高校生の人とかに教えてもらったり、野球教室でやってたんで、それが印象に残ってる感じです。

ーー代表合宿に参加しての感想は
他の人たちのレベルも高くて、自分のレベルを再確認できたというか。色んなピッチャーとも意見交換できたり、野手の方とも意見交換できたんで、そこはいい学びの場になったかなって思います。

ーー合宿を通して、通用すると思った自身の強みは
ボールの速さっていうよりは、ボールの強さとかは、みんなと比べてもあったかなっていうのは思うんで。そこで他のピッチャーよりも、勝負できるなって思いました。

ーー印象に残っている選手は
投手は金丸ですね。金丸と結構一緒の時間を過ごさしていただいて、いろんな球種のことだったり、投げ方だったり、いろんなことを聞けたんで。152キロも出してましたし、そこでいい刺激になったのと。野手で言うと、大商大の渡部(聖弥)が刺激になったなと思ってて。自分が投げた中で、唯一ヒットを打たれて、しかもそれが長打だったんで。 まだまだ自分もいい球を投げていかないと、ああいう日本を代表するバッターは抑えられないなって思いました。

ーーオフシーズンに取り組みたいことや意気込みを
この秋はまだ他の投手が本調子じゃない中での防御率3位と奪三振王だったので、春に向けて三振を多く取れるようにとか、ピンチでも抑えられるようなピッチャーになるために、走り込みだったり、投げ込みっていうのをやっていきたいなって思います

(取材・矢吹大輔)


吉鶴 翔瑛(よしつる・しょうえい)
経営学部3年 2002年8月7日生まれ
鹿児島県出身・木更津総合
175cm79kg・左投左打

武川廉 内野手

ーー本日のイベントを振り返って(この日は小学生向けグラウンド解放が行われました)
日頃、毎日練習してるんで、その中で小学生とか中心に小さな子と遊んだり、野球一緒にしたりすることで、野球の楽しさとか、そういうのを再確認できたり、素直な気持ちで野球をしているのを見て、多分いろんなこと感じるので、そういう意味ではいい機会になってると思います。 野球の人口が減ってるので、そういう意味では、1人でも多くの子供たちに野球やってくれるようにしてほしいなと思います。

ーー代表合宿に参加しての感想を
2回目なんですけど前よりかは、雰囲気も掴めてたし、 その中で前回選ばれなかったので、これがラストチャンスなんで、入りたいっていう気持ちが強いので、ガムシャラに選ばれるように日頃の練習からやりたいです。

ーー代表合宿の中で印象に残った選手は
前回と違って、今回は全員同い年か下なんで、そういう意味では「負けられないな」っていう気持ちが強くて。前回は先輩方もいたんで、「すごいな」とか、「どうすればあんな感じになるだろう」とか、そういう気持ちが強かったです。印象に残ってるのは野手だと西川史礁(青学大)くんです。代表に選ばれてるんで、 質の高いバッティングしてると思いますし、そういう点では、西川史礁ですね。あとは、創価大学の立石(正広)くんとか、 身体能力とか、ポテンシャル含めて、スイングの強さであったりと、確か多分2年生だったと思うんですけどそこは素直にすごいなって感じました。ピッチャーだと、代表合宿に行って知ったんですけど、中村(優斗)くん、愛知工業大学の。この冬の時期での中で、いいボール投げてたんで。

ーー中村投手はのすごさは
ストレートの速さ。この時期に150中盤ぐらい放れてたんで、そこが素直にすごいなって。シーズン始まればもっと出るんだろうなみたいな、怖いというか、そういう気持ちになりました。

ーーオフシーズンに取り組むことや意気込みを
個人としては、まずスイングスピードを上げるってところで、ピッチャーのスピードもだいぶ速くなってきますし。その点ではスイングスピードを上げることで、安打含めて長打、ホームランっていうところの確率もだいぶ上がってくるので。代表合宿では結構みんなすごいスイングしてたんで、まずは形とかにとらわれずに、スイングスピードを上げていく方向で今やっています。チームとしては、まずは組織としてレベルが上がるように、 個々の能力を生かした部分と、チームで合わせる部分と。今は結構個々の部分が多いと思うんですけど。リーグ戦を経験したんで、個々のレベルとチームのレベルをしっかり客観視できるように、 いろんな選手をみて自分も学んで、チームにいい影響を与えればいいかなと思います。

(取材・矢吹大輔)

武川 廉(たけかわ・れん)
人間環境学部3年 2002年4月15日生まれ
大阪府出身・滋賀学園
178cm77kg・右投右打

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