第100回東京箱根間往復大学駅伝競走
2024年1月2日（火）
東京・大手町 — 神奈川・芦ノ湖
チーム目標を総合5位以内に掲げた法大が東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根）に挑んだ。1区から集団が大きく広がる難しいレース展開となったが、1区宮岡をはじめ全員が落ち着いてレースを進め、シード圏内の9位で復路を迎える。
試合結果
往路成績
| 順位 | 大学名 | 記録 |
|---|---|---|
| 1位 | 青学大 | 5時間18分13秒 |
| 2位 | 駒大 | 5時間20分51秒 |
| 3位 | 城西大 | 5時間21分30秒 |
| 4位 | 東洋大 | 5時間25分19秒 |
| 5位 | 早大 | 5時間26分05秒 |
| 6位 | 國學院大 | 5時間27分07秒 |
| 7位 | 創価大 | 5時間28分08秒 |
| 8位 | 大東大 | 5時間28分54 |
| 9位 | 法大 | 5時間29分03秒 |
| 10位 | 順大 | 5時間30分17秒 |
| 11位 | 国士大 | 5時間30分20秒 |
| 12位 | 帝京大 | 5時間30分23秒 |
| 13位 | 中大 | 5時間30分35秒 |
| 14位 | 駿河台大 | 5時間30分51秒 |
| 15位 | 山梨学院大 | 5時間31分05秒 |
| 16位 | 東海大 | 5時間31分33秒 |
| 17位 | 立大 | 5時間31分37秒 |
| 18位 | 中央学院大 | 5時間31分42秒 |
| 19位 | 日大 | 5時間31分51秒 |
| 20位 | 東農大 | 5時間33分33秒 |
| 21位 | 日体大 | 5時間35分35秒 |
| 22位 | 神奈川大 | 5時間35分50秒 |
| 23位 | 明大 | 5時間37分21秒 |
※10位までがシード権を獲得
往路個人成績
| 区間 | 選手名 | 記録 | 区間順位 | 通過順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1区(21.3㎞) | 宮岡幸大（スポ３） | 1時間02分03秒 | 14位 | 14位 |
| 2区(23.1㎞) | 松永伶（経４） | 1時間07分33秒 | 11位 | 13位 |
| 3区(21.4㎞) | 野田晶斗（社１） | 1時間04分07秒 | 17位 | 12位 |
| 4区(20.9㎞) | 小泉樹（現３） | 1時間02分48秒 | 12位 | 10位 |
| 5区(20.8㎞) | 細迫海気（社４） | 1時間12分32秒 | 8位 | 9位 |
往路戦評
今大会も前回大会同様の『総合5位以内』という目標を掲げ、1区・宮岡幸大(スポ3)は大手町をスタート。100回記念大会ということもあり沿道応援が盛り上がる中、レースは駿河台大に続いて駒大、青学大、國學院大が飛び出して行った。法大は5位集団で安定の走りを見せ、少し順位を落としたが、14位でたすきをエース松永へつないだ。
2区・松永伶(経4)は14位でたすきを受け取ると、5位集団を追いかける形でレースをスタート。すばやいスタートダッシュで序盤から順位を上げ、2人のランナーを抜いて見事に5位集団に追いつく。中盤以降も各校のエースランナーと互角の戦いを展開。最後のスパートに向けて少し離されたものの、諦めずに粘り強く走り続け、13位でたすきをつないだ。
3区は、箱根デビューの野田晶斗（社1）が出走。13位で戸塚中継所を飛び出すと、前を行く山梨学院大を追う。序盤は後ろから追い上げてきた柴戸遼太(帝京大)に追い抜かれたものの、山梨学院大を捉えて区間13位をキープする力強い走りをみせる。中盤では1年生らしからぬ堂々とした走りを見せ、もう1つ順位を押し上げ12位で初出走を終えた。
4区に登場したのは、2年ぶりに箱根へ帰ってきた小泉樹（現3）。序盤から大東大を追い抜く見事な走りを見せた。徐々に前のランナーとの差を詰めていき、日大をも追い抜いて10位まで順位を上げてたすきリレー。華麗な復帰戦を飾った。
山上りの5区は、3年連続の細迫海気（社4）が出走。序盤から前の東海大を追い越す力強い走りを見せる。中盤では、菊地駿介(大東大)に追いつかれるも食らいつき2人で前を目指した。最後は菊地に少し離されるも、自身の記録を前回よりも17秒更新する快走を見せた。順位も1つ上げ9位で、目標とする総合5位も十分に狙える位置で明日の復路につなげた。
明日は一斉スタートになるが、往路総合5位の早大とは2分57秒差。復路にも期待したい。(吉門莉々菜)
