2024年、法大陸上競技部に入部した選手のうち7名にインタビューを決行。
長距離編では長距離ブロックに所属する平山櫂吏(八千代松陰)、町田陽太(東農第二)、粟野紡(大阪桐蔭)、粟野揺(大阪桐蔭)へのインタビューの様子をお届けする。
選手インタビュー
平山櫂吏(八千代松陰)
ー法大に進学した理由は
高2の秋ぐらいの記録会でタイムが結構出たのと、大学にSSIっていう制度があって、将来スポーツに関わる仕事に就きたいと考えていたのでそのために法政を選びました。
ー都大路では7区で区間賞。大学で陸上を続けるにあたっての自信に繋がったか
今まで八千代松陰高でやっていた時は周りが強すぎて自分に自信がなかったんですけど、都大路では結果がでて、そこからだんだん調子があがってきました。
ー林晄生(駒大) や 小河原陽琉(青学大)など、大学進学する高校同期の選手とはどのような話をしましたか
やっぱりみんな箱根駅伝を目指してがんばっているので「また箱根駅伝で会おう」とは話しています。あとは色んな記録会でも会うと思うのでそこでまた話出来たらなと思います。
ー坪田監督との日々の練習について
入寮して1ヶ月ぐらい経って、今も足づくりみたいな感じでほぼジョグみたいなかたちで練習をしています。ここから本格的に練習が始まってくると、もっとタイムが伸びると思うのでこれからが楽しみです。
ーその坪田監督の印象は
法大に入る前から思っていたんですけど、駒大や青学大に進むような人に進学時には劣っていても、ここで成長して力強くなっているので、色んな人を強くする名監督だなと思います。
ー箱根駅伝に対する想いは
箱根駅伝は自分が小学生の時から見ていて、その時から出たいと思っていたので、思い入れは強いです。
ーどこの区間を走りたい、などの希望はありますか
箱根だと往路で3区、復路だと9区か10区を走ってみたいです。
ー今季の目標は
今季は最終的には箱根駅伝に出走して、総合5位以内に貢献出来たらなと思います。それ以前にも全日本駅伝の予選と出雲駅伝があるのでそこにも絡んでいきたいです。
(インタビュー・山口晴暉)
主な戦績/自己ベスト
・全国高校駅伝7区区間賞
5000m:14分17秒53
町田陽太(東農第二)
ー法大を選んだ理由は
自分が小学生の時から箱根駅伝を見ていて、その時から法政大学は知っていました。箱根の常連校に入りたいなとその時に先輩の宗像さんがいたんですけど、そしたら宗像さんが箱根で区間賞を獲っていたのでかっこいいなと思って、それもあって法政大学を選びました。
ー宗像選手は高校の先輩か
重なってはいないんですけど、先輩に当たります。
ー憧れはあるか
そうですね。憧れはありました。やっぱり同じ高校という環境の中でやってきた人が大学で活躍しているのは憧れがありました。
ーご自身のメインの種目は
自分は3000m障害を専門にやっています。高校の時にインターハイまで行けて、3000m障害を主にやっています。
ー3000m障害を走るうえでの自身の強みは
自分はレースで波があまり無くて、常に安定した走りが出来るのが自分の強みだと思っています。常に前に出て、自己ベスト付近やそれ以上の走りを常にパフォーマンス出来るのが自分の強みかなと思います。
ー同じ3000m障害を得意とする湯田陽平兵(2=関大北陽)選手の印象は
湯田さんは高校の時に自分がインハイ出た時に昨年の記録とかを見た時に湯田さんが入賞しているのを見てました。それで法政大学に行くってなった時に湯田さんも3000㍍障害で関カレとかで入賞しているのを見て、それもあって高校のインハイを経験したからこそ、そのすごさを分かるので、本当に尊敬しています。
ー高校での競技生活はどうだったか
1年生の時は貧血で全然走れてなかったんですけど、1年生の後半からだんだん走り始めることができました。2年生は結構飛躍の年になりました。都大路全国高校駅伝だったり、そこで自己ベストを出すことができました。でも3年生からケガが少し多くなってしまって、夏合宿とかも全然行けないことで、都大路にもギリギリ間に合いませんでした。それでも夏はケガしている期間に水泳だったり、その期間をどう生かすかを考えて、それをやった成果が出たのもあって高校入学時に目標にしていたインターハイ出場することができました。都大路は出れなかったんですけど、3年間通して入学時の目標であるインターハイ出場と都大路出場をすることができたので、よかったかなと思います。
ー大学4年間での目標は
箱根駅伝で6区で区間賞を獲ることです。
(インタビュー・白戸大貴)
主な戦績/自己ベスト
・全国高校駅伝7区15位
5000m:14分24秒21
3000SC:9分08秒46
粟野紡(大阪桐蔭)
ー法政大学に進学した理由は
僕はトラックでタイムを出せても駅伝で活躍できることが少なかったので、法大は逆に駅伝強い選手が多くて、自分も駅伝強くなりたいと思って法政大学を選びました。
ーご自身の強みは
強みはスピードです。1500mのタイムは3分48秒で、スピードはそこそこあると思うので。スピードを生かしたトラックの走りではラストスパートが強みだと思います。
ー高校での練習と大学での練習を比べてみて
高校の時は距離を全然走ってなくて、どちらかというとポイント練習で 自分を追い込むことが多かったのですが、今はジョグの距離が増えてきてます。ちょっとキレが落ちてる部分があって、今日のレースはあまり動きは良くなかったです。
ーそのキレの良さを改善していくために、何か意識していきたいと思うことは
ジョグの後の流しであったり、今はまだそこまできついポイント練習をしてないので、新1年生なのでまだ無理せずにということなんですけど。夏頃からはしっかり、自分たちもきつい練習に参加していくと思うので、 そういった練習をしっかりこなして、強くなっていきたいと思っています。
ー1年生の中でライバルは
1番は兄弟の揺と、平山くんです。今はまだ多分負けているんですけど、 夏が明けて練習できたら絶対に勝ちたいなと思っています。
ー大学で専門的にやっていきたい競技は
目標がまず箱根駅伝で活躍することなので、箱根駅伝のために20kmやハーフマラソンなどで結果を出すのと、トラックの10,000mでも結果を出したいなと思ってます。
ー今シーズンの目標は
箱根駅伝で6区で区間賞を獲ることです。
(インタビュー・艶島彩)