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【硬式野球】鴨川キャンプリポート③ 六大学不滅の大記録、通算48勝を挙げたレジェンド・山中正竹顧問の講演を胸に

2024年2月14日(水)
鴨川市営球場

2月12日より5日間にわたる鴨川キャンプがスタート。今キャンプにはB、Cチームが参加し、神宮の舞台に立つために実践を中心に取り組んでいく。本日3日目は昨日に続き早朝練習、紅白戦が行われた。また練習後にはホテルで法大OBであり、東京六大学リーグ不滅の大記録と言われる通算48勝を挙げ、全日本野球協会の会長を務められている山中正竹顧問の講演もございました。

 

講演を行った山中正竹顧問

キャンプリポート

キャンプも中日となる3日目に突入。この日も朝から特守&特打が行われた。特守では髙村助監督も愛のあるノックを打ちこんでいました。また室内練習場で行われた特打ではバッティングピッチャーとして黒坂夏希(営3=法政)主務が登板。回転の綺麗な球に選手たちは打ちやすいと語っていました!

黒坂主務

続いて全体集合ではこの日の日直・片山悠真(文1=八王子学園八王子)が「初心に戻って野球を楽しみましょう」と気合いを入れました。

日直の片山悠真

昨日に引き続きこの日も紅白戦が行われた。まず瀧倖之介(法3=佐伯鶴城)がみせた。昨年の鴨川キャンプでも大活躍をみせた「鴨川男」はこの日もホームランを放つ大活躍。さらに1年生・金谷竜汰(法1=東海大菅生)も一発を放ちアピールに成功!

ホームランを放った瀧

投手陣では上野優太(文1=法政二)が安定感抜群の投球で3回無失点。打たせてとる投球が冴え渡りました!

ナイスピッチングの上野

試合後に投手陣は下半身強化のために砂浜までランニング。砂浜ではビーチサッカーも行われ、楽しみながらトレーニングしていました!特に輝きをみせたのは野崎慎裕(営2=県岐阜商)。キレキレのドリブルで複数ゴールをあげ勝利に貢献してました!リーグ戦での登板も楽しみです!

活躍をみせた野崎

練習後には山中正竹顧問による講演会。六大学通算48勝の不滅の記録を持つ偉大なOBの話に選手たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。積極的に質問する姿もみられ、成長する「きっかけ」になることでしょう。

山中正竹顧問

この日は以上になります。キャンプも折り返しとなり疲労が溜まる選手たちですが、「鴨川から神宮へ」を合言葉に奮闘しています。Aチームを脅かす選手がこの中から出てこればリーグ優勝・日本一もみえてくるでしょう!

(取材:矢吹大輔)

選手インタビュー

金谷竜汰(法1=東海大菅生)選手

ーーキャンプ中日(3日目)が終了しましたがこれまでを振り返って
初日からオープン戦があったので、体は初日からきつかったんですけど、やっぱりその中で自分なりに考えて練習に取り組むっていうのはキャンプのミソだと思うので、自分的には順調にきてるというか、しっかり毎日やりきれてるなって感じがします。

ーー今日の紅白戦でホームランを打ちましたが、今日の自身の打撃は
そこまで調子は良くなかったんですけど、自分自身で考えて少し修正しながら打席に立ったので、それで結果としてホームランが打てたのでそれは良かったです。

ーー具体的に何を考えたり、修正しているか
タイミングが1番バッティングの中で大事とだと思っているので、やっぱりタイミングが早くて、今までピッチャーのタイミングで合わせることができていなかったので、しっかり軸足に乗せてタイミングを取ることで、ボールに合わせることができたと思います。

ーー自身のこのキャンプでの目標であったり、ここを伸ばしたいなっていうところは
ショートを守っていて守備が第一にあると思うので、守周りの人に信頼されるような守備に少しでも近づければいいと思ってやっています。

ーー同じ1年生のショートの深谷謙志郎(文1=東海大相模)選手との関係性は
いいライバルだと思います(笑)毎回紅白戦とかある時は、敵チームでショートを守っているので自分自身ではそんな意識しないようにはしているというか、自分自身と戦うっていうことは意識しているんですけど、やっぱり結果とかは、ちょっと気になってたりはします。

ーー深谷選手をお手本にしているところは
タイプが違うと思うんですけど、彼はセカンドもやっているので、そういう細かい動き、ハンドリングはすごい上手いと思います。

ーー金谷選手の持ち味はバッティングですか
守備も結構自信ある方なんですけど、自分はずば抜けた才能を持っているわけではないので、どっちも頑張っていけないと、いけないなと思います

ーー目標とするプロ野球選手は
宮本慎也(元ヤクルト)さんです。守備面で尊敬しています。高校(東海大菅生高)の関係で自分自身直接守備などを教わったりして、すごいなって感じです。

ーーその際にはどのようなことを教わりましたか
スローイングのことで最後、しっかり縦回転を意識することによって送球のブレが左右にブレないで、ブレたとしても縦で収まってくれるので確率が上がるということを教わりました。

ーー2年生の夏の甲子園で大阪桐蔭との試合が雨天コールドとなり負けてしまいましたがこの試合について
もともと雨で甲子園自体、結構日程が遅れてずっと順延だったんですけど、日程的にもきついんで、あの日はもう絶対雨降っててもやるって言われていました。あんな雨の中で野球をやったことなかったんで、田んぼみたいな状態でちょっと違う野球を味わえました。

ーーその時の印象深かったことは
まあ、3年生はもうやりきったって感じが強かったと思うんですけど、やっぱ2年生の方が、3年生ともうできなくなるみたいな、そういう部分では、2年生の方が泣いてる選手多かった感じがします

ーー今年の目標は
すぐにリーグ戦に出られるように頑張っていきたいと思います。

ーーリーグ戦出るために何が足りていないか
自分の実力的に全部足りていないと思うので、ここからひとつずつ課題を潰せるよう頑張っていきます。

ーー山中正竹顧問の講演を聞いての感想は
山中さんの講演を聞いて、野球に対してすごい考えているってことが伝わってきたので、やっぱり上達する選手は野球のこと常に考えているのかなって思ったので自分もこれから野球について深く考えていこうかなと思います。

(取材:矢吹大輔)

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