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【硬式野球】侍ジャパン大学代表振り返りインタビュー~篠木健太郎、松下歩叶~

(左から)篠木健太郎、松下歩叶

インタビュー

篠木健太郎 投手

ーー日本代表活動を振り返って
レベルの高い中で海外のベースボールを学びながら、日本の野球で戦うというテーマの中で、色々ないい経験ができたなと思います。

ーー海外のベースボールの印象は
やっぱり1番は力強さ、パワーが他国のチームの方がありましたし、応援も盛り上がり方が日本と違って分け隔てなくどのチームにも応援がありました。

ーー2つの大会で11戦全勝という結果については
やっぱり1番は『勝つ』っていいなって思いました。

ーー海外の生活については
日が出てる時間もあっちの方が長いですし、 食事の面も全然違いましたけど、やれることをやりながらなんとかしっかり生活できたかなと思います。

ーー唯一2年生の時に選ばれた選手として2度目のヨーロッパだったが当時との違いは
立場も変わったと思いまし、(2年時と比べて)自分が投げる場面(早い回のランナーがいる場面)がはっきりしてたんで、チームのためにっていうのはどこに行っても変わらず、 しっかり2年生の時よりも落ち着いて自分の立ち位置がわかって投げれられたかなと思います。

ーー先発ではなくリリーフとしての登板だったが
すごい自分は燃えるタイプなので、ピンチの場面で(マウンドに)上がってすごい楽しく投げれたかなっていうのが強いですかね。

ーー成長については
代表活動だったんですけど、秋に向けての試行錯誤の期間でもあるので、その中では1つフォームというか、感覚の面で掴めたものも多かったかなと思ってます。

ーー六大学で投げる時と国際試合で投げる時に変えたことは
六大学の時は法政大学を、国際大会の時は日の丸をと背負うものの大きさはちょっと違うんですけど、結局チームのために投げることに変わりはないんで、そこまで大きくは変えなかったです。(攻め方としては)日本だとカットボールやツーシームを投げたりとか、小さい変化で打ち取れるんですけど、やっぱり海外のバッターはリーチが長いので、大きい変化の方が空振りとかは取れるので、そういうのはうまく使いながら投げるようにしてました。

ーー2年前の代表と比べて、今回のチームの良さは
繋いで繋いでだったり、シンプルに勝とうとする気持ちがほんとに強いチームだったなって思いますし、お互いにカバーしながらというか、 点取られても次の回取り返そうってしてくれる姿勢が目に見えて良かったなと思います。

ーー野球以外での思いでは
基本4年生のピッチャー4人と行動してて、チェコのプラハ城に行ったり、オランダのアムステルダムの駅行ったりしましたけど、1番は夜の10時、11時の試合終わりにピッチャーとキャッチャーとかでコーヒー飲んでゆっくりしてる時間が僕は好きでした。

ーー海外の美味しかった食べ物は
ストロープワッフルっていうオランダのワッフルとチェコで食べたコロネのアイスが美味しかったです。

ーー松下歩叶選手(営3=桐蔭学園)も活躍したが
すごいやっぱりやる時にはやってくれるなって見ながら思いましたし、 落ち着いてプレーできてたんで、法政の『世界の松下』じゃなくて、 本当の『世界の松下』になっちゃったなって思いました。

ーー中村優斗投手(愛工大4年=諫早農)とは合宿の時から仲良くやっていたが
同じ部屋だったんですけど、ストレッチとかケアを結構長めにやってたんで、ちゃんと自分の体に気を遣ってるんだなって思いました。

ーー今後のオープン戦についてはどのような戦うか
まずは勝ち方を確立しないと、結局何しても勝てないていうのはわかってるんで、その勝つためのピースというか、 勝つためのものに自分がなれるようにやっていくだけだと思うんで頑張りたいです。

篠木健太郎

松下歩叶 内野手

ーー日本代表活動を振り返って
チームとして最初に結束した時の目標である2つの大会で優勝することができて、非常に嬉しかったですし、ほっとしました。

ーー個人としての活躍に関しては
後半はしっかり打てたんですけど、前半結構足を引っ張ってしまっていたので、 取り返せたかわかんないですけど、チームの勝利に貢献できたことは非常に良かったかなと思います。

ーー初めての海外だったとのことだが
生活面は慣れない環境で1番は食事には苦労したんですけど、そういった中でも毎日のように試合があって、 初めての体験だったので、自分の野球人生の中でもいい経験だったなっていう風には思ったのと、あとは他の国の選手たちとプレーすることができて、色々な野球の文化だったりっていうのを身をもって体感できたので、非常にいい経験になりました。

ーー海外の野球の文化で印象的だったことは
「ここの国の文化が〜」とかはなかったんですけど、日本はきっちりとした野球なんですけど、海外は1球1球に大きなリアクション取ったり、あとはほんとエンジョイというか、盛り上がってやってたのがすごい印象的でした。

ーー守備でも普段は守らないポジションを守ったが
代表に選ばれる前から、いろんなポジションをやるっていうのは言われてて、選ばれた後も堀井さん(監督)からいろんなポジションで使うだとか、色んなポジションを使える選手が欲しいっていうことだったので、それは準備してたのでうまく対応できたかなと思います。

ーー篠木投手も活躍されたが
代表のピッチャーの中でも1番投球に気持ちがこもってて、かっこいいなって思ってました。
た。

ーーこの経験を法政でどのように還元したいか
ほんとに高いレベルの選手たちとプレーできたので、その人たちに感覚的な話を聞いたので、それを法政で落として少しでもレベル上げられるようにっていうのと、あとは意識の高さがすごく自分の中では思ったので伝えられたらなっています。

ーー意識の高さってどこで1番感じたか
野球の技術に対する貪欲さというか、自分のバッティングのダメなところや、「どういう意識でバッティングしてるの?」とかを他の選手に聞いたりとか、あとは宿舎に戻っても自分の動画を見たりだとか、ご飯の時とかでも結構野球の話が多かったので、そういったところで意識の高さを感じました。

ーー篠木選手が松下選手の活躍について本当の『世界の松下』になったと話していたが
いやいや、まだまだだと思うんですけど、そう言ってもらえて嬉しいです。もっとちゃんとした『世界の松下』になれるように頑張ります(笑)。

松下歩叶

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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