• HOME
  • 記事
  • ハンドボール
  • 【ハンド】第9戦  対 明星大 油断を許さない最終試合、後半戦で逆転勝利 試合2024年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 

【ハンド】第9戦  対 明星大 油断を許さない最終試合、後半戦で逆転勝利 試合2024年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 

ハンドボール

2024年9月29日(日)
駿河台大学体育館

戦評

第8戦終了時点で2部優勝、入れ替え戦への切符を手に入れた法大。最終戦でも気を抜かず今後のことも見据えながらプレーしたと言う選手ら。前半戦、DF・OF共にペースを掴めずリードを許し17-20と3点差で終える。後半戦では徐々に攻撃力を高め5連続点を取るなどゲームを立て直し白星を上げた。全9試合8勝1分で見事、無敗の法大を貫いた。

試合結果

トータル試合結果

37
法政大学
17 前半 20 34
明星大学
20 後半 14

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 9月7日(土) 文教大学 ○30-29 駿河台大学
2    8日(日) 国際武道大学 ○37-19 駿台大学
3 14日(土) 関東学院大学 ○30-30 関東学院大
4      15日(日) 開智国際大学 ○43-23 明星大学
5  16日(祝) 上武大学 ○45-23 法政大多摩
6    21日(土) 駿河台大学 ○42-21 法政大多摩
7   22日(日) 青山学院大学 ○35-31 関東学院大
8     28日(土) 慶應大学 ○30-28 法政大多摩
9    29日(日) 明星大学 ○37-34 駿河台大学

⭐︎秋季リーグ2部優勝⭐︎


個人得点

竹中(柊) …7点
大島  …6点
宜寿次 …5点
西村 …4点
親泊  …3点
竹中(友) …3点
小柏 …3点
丸岡 …2点
渡邊 …2点
早川 …1点
石川 …1点


 前半、法大からのスローオフ。早速#19竹中友哉(スポ1)が先制点を取る。続けて期待の1年生が進撃、#24宜寿次政伍(スポ1)が力強く得点。しかし前半2分、#20石川純也(社2)が2分間の退場に。5人体制となりペースが乱れ、続けて失点が続く。流れを変えたのは#14早川大翔(スポ4)。確実に点を決めた。さらにGK#21 二階堂恭世(経1)が好セーブで盛り上がりを見せる(法大5-4明星大)。そしてサイドから巧みに#6西村佳起(経4)、#5小柏魁(社4)、#10渡邊桂也(経4)と4年生が筆頭となり得点を重ねていく。だがタイムアウト後には再び同点に。勢いの増した明星大にDF、OF共に追い込まれ失点を取り返せず法大17-20明星大で終了。

リーグ最後の後半戦、気合が入る法大。開始直後に先制点を許すも#27親泊冠粋(社3)がまず得点。前半からの3点リードを埋めるべくじわじわと攻撃を始める。開始3分、7mスローを持ち込み#19竹中(友)がトライし見事得点。続けて#22竹中柊翔(社3)がパスカット、#15小針昇真(理4)にアシストするもゴールにはならず。しかしここで#22竹中(柊)は諦めずすぐに切り替え得点、また相手のDFをすり抜け渾身の一手とゴールを決めた。後半7分、#9大島涼真(情4)が3点得点と勢いを増す中でリーグ戦初出場の#1渡邊碧巴(理2)も好セーブを見せる。再び#9大島が#25瀧川雄翔(経1)のナイスアシストによりシュートし同点に。チームの士気が一気に上がった。ここからまた一進一退の攻防が始まるもラスト5分の#32丸岡巧朗(経4)や#24宜寿次の活躍により勝利しリーグ最終戦を締め括った。


選手インタビュー

親泊冠粋選手(経済・3年)

−今日を振り返って
今日は優勝が決まっていて。なのでインカレ戦に向けて内容を重視して濃い試合にしようと言うことで試合に臨みました。

−前半、相手のペースに持ち込まれることもありましたがそこの要因は
最初は相手のペースでOFされていてDFがなかなか上手くいかずそれに続いてOFもミスが続いてしまってそれで結構相手のペースに飲まれていたと思うんですけどタイムアウトの時に切り替えていこうと言うお話をして自分はOFメインの選手なので一旦落ち着いて1点取ろうと言うのを意識して試合に臨みました。

−後半意識したことはありますか
竹中(友)と一緒に試合に出るのが初めてで、これを練習代わりっていうのはおかしいですけどこの入れ替え戦とか来年に向けてのプレーの合わせってことで一緒に試合とかして確認しました。

−秋リーグを通して達成したこと
秋リーグは春2部に落ちてしまって1部に上がることを目標にやってきてこの9試合悪いところもあれば良いところもあったんですけど結局は入れ替え戦で勝たなきゃいけないのでこの1週間でまた仕上げて入れ替え戦に臨みたいと思っています。

−入れ替え戦への意気込みをお願いします
自分はベンチ、メンバー入っていない人もいて4年生はこれで最後だし、一緒に試合できるのも残り少ないので自分もメンバーに入っているからには絶対に入れ替え戦に勝って1部リーグ昇格して4年生と一緒にて楽しく嬉しい気持ちで終われたら良いなと思ってます。今日の試合も勝てたのは良かったんですけど、やっぱり自分たちの課題である戻りとか、最後に爪が甘いところが出てしまったのでそこを徹底して無くせるようにしていきたいです。

#19竹中友哉 トップ写真 

竹中友哉(スポ・1年)

−今日を振り返って
自分スタートからで調子上げてこうとやったんですけどあんまり上手くいかず、でも後半から立て直せて自分のプレーを出来てよかったです。

−前半、相手のペースに持ち込まれることもありましたがそこの要因は
自分がセンターとして流れを作れなかったのもそうですけどシュートミスやキャッチミスなど基本的な部分のミスが目立ってしまったので上手く流れを掴めなかったのかなと思います。

−後半意識したことはありますか
個人では距離をとって、余裕を持ったプレーをしようと考えてしました。チームではDFは切られてしまう場面が多かったので中を強くして締めてDFしようという話はありました。

−秋リーグを通して学んだこと、強化していきたいことは
自分はスピードを生かしたプレーが得意でそれを強みとしてやってきたんですけどそれだけだと限界があるってことを秋リーグを通して知ったので上から打つプレーなど自分で得点を取れるプレーを強化していきたいと思います。

−入れ替え戦への意気込みをお願いします
前回立教に負けて2部に落ちちゃったので今回は絶対勝って1部に上がって来年1部で試合したいと思います。

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(取材・記事 松岡茉満子)

関連記事一覧