【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対日体大 残留懸けた一戦は無念の敗戦。入れ替え戦で再起図る
2024年秋季関東大学男子1部リーグ戦
2024年10月27日(日)日体大健志台キャンパス
秋リーグ最終戦、法大は10位で1部残留の命運を分ける試合に挑んだ。攻守共に光った1セット目を落としたものの、2セット目を奪った法大。第3、4セットは相手にリードを握られる形となりセットカウント1-3で敗北。
試合結果
トータル試合結果
1 |
21 | 1セット | 25 |
3 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 23 | ||
17 | 3セット | 25 | ||
20 | 4セット | 25 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 川波颯(文3) | WS |
11 | 小竹飛斗(法3) | WS |
12 | 渡邊秀真(法3) | WS |
13 | 五十嵐健人(営3) | S |
14 | 藤野颯(文3) | L |
15 | 小田周平(営2) | MB |
16 | 村岡蓮斗(法2) | MB |
20 | 関大斗(営2) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
1 | 原海斗(営4) |
3 | 伊藤貴将(文4) |
19 | 近江晴友(文2) |
第1セット、WS川波颯(文3)の一撃で先制点をあげた法大。冒頭でWS渡邊秀真(法3)が3点をあげる活躍を見せるも、日体大の攻撃も止まらず序盤から拮抗した試合展開となる。4-3の局面、日体大がスパイクを決めるとその後も連続して得点を許し、4-7と1歩リードされる。勢いづいた日体大の強烈なスパイクをL藤野颯(文3)がスーパーレシーブを見せ、WS川波が決めきる。先行する日体大に追いついたのはMB小田周平(営2)のスパイク。それに続きWS小竹飛斗(法3)のブロックで法政が逆転。その後この試合2度目のWS小竹のブロックで20点台にのった法大だが 、同じく20点台にのった日体大に連続得点を許し21-25でこのセットを落とす。
第2セット、冒頭で相手の返球を見合ってしまい、その後もミスが続いたことで相手にリードを許す。そんな状況を打開したのはWS渡邊のブロック、それに続いたMB小田のダイレクトスパイクだ。強力な2得点に日体大はタイムアウトを要求。タイムアウト後も勢いを落とすことなく、6連続得点によって日体大をリード。ここから流れを掴んだ法大はWS川波のスパイクで先に20点台にのると、WS小竹のサービスエースでコートが湧く。セットポイントはこのセット既に4得点をあげる活躍を見せていたMB小田の攻撃。25-23で第2セットは法大が物にした。
勢いにのりたい第3セット、序盤にサーブミスや相手のブロックに阻まれたことでリードを許す。法大1回目のタイムアウト後MB小田の速攻、WS小竹のスパイクで相手との得点差を着実に縮めていく。13-15でMB村岡蓮斗(法2)のブロックが決まり相手の背中を掴みかける。このまま逆転したい法大だが、日体大の多彩な攻撃が連続で決まっていき法大は2回目のタイムアウトを要求。その後も日体大の勢いを止めることができず、17-25でこのセットを落とす。
後が無くなった第4セット、序盤では3-8と相手にリードを許す。8-13の場面、この試合2回目のWS小竹の強烈なサービスエースが炸裂。小竹の次のサーブでは、交代で入った主将原海斗(営4)がサーブで崩す。コートを大きく使ってくる相手の攻撃をレシーブで対応する守備力が光った。中盤ではWS渡邊の攻撃力が光ったもののリードしていた日体大は17-24でセットポイントを掴む。相手にセットポイントを掴まれていようとも攻めの姿勢を崩さずMB村岡のブロック、WS川波のダイレクトスパイクで法大も20点台に乗った。しかし、最後は相手の鋭いスパイクが決まり20-25でこの試合の幕を閉じた。
惜しくも敗北を喫した法大は、11位で秋リーグを終えることとなった。この結果により入れ替え戦に望むこととなり、2部リーグ2位の山梨学院大学と対戦する。1部残留をかけた入れ替え戦、法大の勝利に期待したい。
インタビュー
原海斗(営4)選手
ー今日の試合を振り返って
この一戦に全て懸けてた分負けた時のショックは大きかったです。ですが、あいた1、2週間ずっとレシーブをやってきて、次第に相手に慣れてきてやってきたことを出せたので成長を発揮できたところは良かった点かなと思います。
ー試合前にチームに発した一言などは
他の試合とか気になるかもしれないけど、とりあえず自分たちの試合に集中しないと良くないって話をしました。それにこれが終わりじゃないから負けてもあんまり落ち込まないようにみたいな話をしました。
ー最後のリーグ戦を終えての感想
今年から1部に上がって経験したことないことばっかで試合の気持ちの運び方なども2部と1部で違いましたがすごくいい経験をできたと思います。
そして来年の後輩にはやり返して欲しいので入れ替え戦しっかり勝って少しでも来年のためになればなと思います。
ー入替戦への意気込み
前回はチャレンジャーで臨みましたが、今回はチャレンジャー精神を持ちながら、そこまで気負いすぎることなくしっかり集中してやりたいと思います。
(記事:栞、撮影:渡辺龍空)