【アイスホッケー】開幕から4連勝！セカンドリーグ進出を決めるも上位勢には全敗/エイワ杯2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦ファーストリーグ振り返り

エイワ杯2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
2024年9月8日（日）～11月2日(土)
東大和スケートセンター、ダイドードリンコアイスアリーナ

開幕から4連勝で早々にセカンドリーグ進出を決めたが、強豪との3連戦は全敗となった。明大相手に接戦を演じた一方、東洋大には完敗。収穫と課題が見つかったオレンジシールズのファーストリーグの戦いを振り返る。

攻守にわたり活躍したキャプテンの齊藤輝

エイワ杯2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦

ファーストリーグ振り返り

9月　vs早稲田大学・大東文化大学・日本体育大学・日本大学

開幕戦の相手は早稲田大。第2ピリオドまでに2点のリードを奪うことに成功した。ところが、第3ピリオド開始35秒で失点すると、追加点を許し追いつかれるまさかの展開に。それでも終盤に#88 山村旭飛（文4）が決勝点を挙げる。最後まで緊張感のある展開が続いたが、3-2で無事開幕戦を白星で飾った。
続く大東大との一戦はまさに完勝。第2Pまでに３点のリードを奪うと、第3Pで一挙4得点をあげて試合を決定づけた。山村が2試合連続弾を含む2G3Aの活躍を見せると、守備面でもチーム全体が安定した守りを披露。7-0で開幕2連勝となった。
2日連続での試合となった日体大戦ではGK#31 和田怜穏（営1）が出場し、見事完封。限られた出番ながら、しっかりと結果を残した。#26 金子輝叶（人2）と#44 床勇大可（法4）がそろって２戦連発となるゴールを決め、4-0で開幕3連勝となった。
勝てばセカンドリーグ進出となる日大との一戦。床の3試合連続弾で先制すると、第2P序盤までに3点のリードを奪う。その後は追い縋る日大を振り切り4-2で勝利。9月を4戦全勝で終え、セカンドリーグ進出を決めた。

10・11月　vs明治大学・東洋大学・中央大学

春の王者明治大との一戦は、二度のペナルティの影響もあり、第1Pから3点を奪われる苦しいスタートに。しかし、ここから法大の反撃が始まる。床が4試合連続となるゴールを決めると、#91外久保龍希（営1）にも3戦連発弾がうまれ、第2Pで2点を返すことに成功。好調の2人の活躍で1点差に迫ると、第3P開始早々#11髙木然（文4）の得点でついに3点差を追いつくことに成功。その後更に二度リードを許すも、それぞれ床と#92齊藤輝（法4）の得点で三度追いついた法大。脅威の粘りを見せたが、残り29秒の失点で惜しくも5-6で敗戦。惜敗で今大会初黒星となったが、強敵相手にも確かな力を見せた。
続く東洋大戦は完敗。開始50秒で先制点を奪われ出鼻を挫かれると、その後もキルプレーで2点を追加さてしまう。最後は6人攻撃で勝負をかけたがエンプティーゴールを決められ終戦。今大会初の無得点で0-4の敗北となった。
ファーストリーグ最後の相手は中大。第1PでPPのチャンスを活かせずに終えると、第2Pで先制点を献上してしまう。まずは同点としたい法大だったが、次の得点を決めたのも中大。#34 水口晴斗（営3）が1点を返すも、その後2点を決められ試合終了。#21 須田泰斗（営3）が48本のセーブをする活躍も1-4で敗戦となった。

(取材・撮影　今本壮史)

選手インタビュー

88 山村 旭飛（9月15日　大東大戦後）

ー今日の試合を振り返って
結果的には7-0になったんですけど、正直まだ至らない部分、もっと法政の良さを出せるなという試合だったので、もっと法政らしいプレーを見せていきたいと思います。

ー好調について
正直4年目でこうやって使ってもらっているので、結果を残していこうというのは自分で思って練習しています。それがちょっと現れてるかなと思うんですけど、まだ満足しちゃだめかなという感じなので、どんどんゴールに向かってプレーしていければなと思います。

ー今後に向けて
前回早大に危ない試合をして、今回は無失点ということで、内容はいい試合ができました。この流れを断ち切らないように前半の4連戦は全部勝って、後半の3連戦も落とせる試合ではないので、全部どう勝つかチームで模索しながら頑張っていきたいと思います。

44 床 勇大可（10月6日　明大戦後）

ー今日の試合を振り返って
やっぱり点取れるところは取れたんですけど、その後の守りというのがちゃんとできなかったからこういう結果になってしまったかなと思います。

ー得点について
タイミングよく空いていてシュートを打てて、それが最終的に枠に入れれたのでそれは自分としてはよかったかなと思います。

ー今後に向けて
今年は、僕は一年生の頃から結構試合出させてもらっている中で1番可能性を感じていて。明大にも結果的に勝ってないですけど、勝てるところまできてると思います。あとは本当にもう自分たちの練習のちょっとしたところを直せばインカレ優勝もあるし、この秋リーグもまだ優勝あるので、そこを狙って頑張っていきたいと思います。

※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。（青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。）