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【硬式野球】これで19年春よりフレッシュ東大戦7連勝!山床4回無失点5奪三振&大西2安打4打点と1年生コンビが神宮球場で躍動!来季に向けてニュースター誕生を予感させた!

東京六大学秋季フレッシュトーナメント 東大戦
2024年11月13日(水)
神宮球場

フレッシュトーナメント初戦を落とし、これ以上負けられない状況で挑んだ東大戦、先発の山床志郎(文1=高鍋)が4回を無失点に抑え、打線では大西遼多(法1=中京大中京)が2安打4打点と大暴れで7‐0と大勝。これにより法大は3、4位を決める順位決定戦に進み、金曜日にBブロック2位のチームと対戦する。

大西が4打点を挙げる大活躍!

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法大 0 0 3 0 1 1 1 0 1 7 10 0
東 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 2

(法大)山床、〇上野、伊藤要、針谷、山口凱ー土肥、川崎
(東大)●松本慎、前田、近藤、山口周、垣田ー明石
法大:なし
東大:なし

打撃成績

打順 位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 (5) 小川 4 0 0 2 .125 左飛 空三振 見三振 死球 四球 遊飛
2 (6) 深谷 3 1 0 0 .166 投ゴロ 中安 二直 投犠打
6 金谷 2 1 1 0 .250 二飛 左安①
3 (3) 今泉 1 1 0 4 .500 死球 中安 死球 四球 四球
R 石井 0 0 0 0
3 浅倉 1 0 0 0 .000 一直
4 (9) 片山 2 2 1 2 .667 左安 死球 右安 右犠飛① 四球
8 西 0 0 0 0 .000
5 (D) 大西 5 2 4 0 .400 遊ゴロ 左2③ 左安① 左飛 空三振
6 (7) 野田 3 1 0 1 .375 一ゴロ 投安 一ゴロ 四球
7 平尾 1 0 0 0 000 左飛
7 (2) 土肥 3 0 0 0 .000 左飛 中飛 空三振
2 川崎 2 0 0 0 .000 中飛 三ゴロ
8 (8) 豊田凌 3 1 0 1 .375 二ゴロ 遊安 中飛 四球
89 井上 1 0 0 0 .000 三ゴロ
9 (4) 中村騎 3 0 0 1 .000 遊ゴロ 右飛 死球 見三振
H 小畑 1 1 0 0 1.00 右安
R4 大森 0 0 0 0 .000

投手成績

球数 打者 防御率
山床 4 49 14 2 5 0 0 0.00
上野 1 24 5 1 1 1 0 0.00
伊藤要 1 13 3 0 1 0 0 0.00
針谷 2 29 8 0 2 1 0 0.00
山口凱 1 16 3 0 1 1 0 0.00

ベンチ入りメンバー

12 上野優太(文2=法政二) 28 今泉秀悟(キャ1=石見智翠館) 23 小川大地(法1=大阪桐蔭)
13 伊藤要(法2=平塚学園) 9 浅倉大聖(法2=日大三) 1 片山悠真(文2=八王子学園八王子)
15 山口凱矢(営2=桐蔭学園) 25 小畑泰輝(生2=安田学園) 8 西凌矢(法2=広陵)
19 針谷隼和(営2=桐光学園 25 大西遼多(法1=中京大中京) 39 井上結聖(キャ2=法政二)
14 山床志郎(文1=高鍋) 29 中村騎士(営1=東邦) 31 豊田凌平(法1=鳴門)
17 小玉湧斗(文1=健大高崎) 33 石井翔太(人1=札幌日大) 34 平尾幸志郎(文1=海星)
2 土肥憲将(キャ2=鳴門) 4 深谷謙志郎(文2=東海大相模) 36 野田泰市(文1=三重)
20 嶋田壮真(スポ2=秋田) 6 金谷竜汰(法2=東海大菅生) 50 鶴丸紘(スポ3=都城東)
27 川崎広翔(営2=日大三) 24 大森椋太(キャ2=法政二) 51 川島大誉(スポ3=桐蔭学園)

戦評

初戦の慶大戦を落とし、なんとしても勝利を掴みたい法大は、秋リーグ6位の東大と対戦した。

法大の先発は神宮初先発となる山床志郎(文1=高鍋)。対する東大の先発は松本慎之介(1年=國學院久我山)。

1回表、二死走者なしで3番・今泉秀悟(キャ1=石見智翠館)が四球で出塁し、慶大戦に続いて4番に座った片山悠真(文2=八王子学園八王子)の左安打とチャンスを作るも後続が倒れ無得点に終わる。

両者無得点で迎えた3回表、二死走者なしから2番・深谷謙志郎(文2=東海大相模)が中安打で出塁すると、続く今泉の中安打、片山の死球でチャンスを拡大する。二死満塁で打席に立ったのは5番・大西遼多(法1=中京大中京)。走者一掃の中適時二塁打を放ち3-0と先制に成功する。なおも二死1、3塁とチャンスが続くも後続が倒れる。

4回裏、一死を取り、2番・小村旺輔(2年=私立武蔵)に左二塁打、3番・秋元諒(1年=市川)三安打を打たれ、この試合初めてピンチを迎える。続く門田涼平(2年=松山東)に進塁打を許し、チャンスを拡大されるが、5番・竹山を遊ゴロに抑え、無失点でピンチをくぐり抜ける。

山床志郎(文1=高鍋)は3イニング連続三者凡退を含め、東大打線を4回2安打無四死球無失点に封じる。

5回表、先頭の今泉が死球、4番・片山の右安打で無死1、3塁のチャンスとなる。迎えるのは先制適時打を放った大西。左適時打を放ち4-0としこの試合4打点の大活躍を見せる。

5回裏、山床に代わって登板したのは上野優太(文2=法政ニ)。四球も絡み、8番・明石健(2年=渋谷幕張)に投安打を打たれ、一死1、2塁とピンチを迎えるも後続を抑え、1回無失点の投球。

続く6回表、死球、四球と出塁し、深谷がバントを決め2塁走者を送ると、今泉も四球で出塁し一死満塁のチャンス。4番・片山が右犠飛で追加点をもぎ取り5-0

7回表、6番・野田泰市(文1=三重)、8番・豊田凌平(法1=鳴門)の四球により、一死1、2塁と再びチャンスを迎えるも中村騎士(営1=東邦)が見逃し三振に倒れる。しかし二死1、2塁の場面、小川大地(営1=大阪桐蔭)のところで相手の暴投が2つ重なり、6-0と点差を広げる。

8回表、先頭の今泉がこの試合4つめの四死球となり、出塁。代走石井翔大(人1=札幌日大)が期待に応え、盗塁を成功させる。片山が四球を選び無死1、2塁とするも樋口航介(1年=海城)の好守備もあり無得点。

9回表、一死走者なし中村のところで代打小畑泰輝(生2=安田学園)が告げられ、右安打で出塁する。代走の大森椋太(キャ2=法政ニ)が盗塁を成功させ、チャンスを拡大する。小川が遊飛に倒れ、二死2塁で金谷竜汰(法2=東海大菅生)が適時打を打ち、さらに追加点をあげ、7-0とする。

守っては6回伊藤要(法2=平塚学園)、7回、8回を針谷隼和(営2=桐光学園)、9回山口凱矢(営2=桐蔭学園)が無失点と東大打線を完封に抑え、7-0の快勝を掴む。

(記事:宮下柚華、写真:古川千遥)

選手インタビュー

山床 志郎 投手

ーー今日の試合を振り返っての感想
試合が終わってみて、神宮のマウンドで投げるのは楽しいと改めて感じました。

ーー神宮初先発はいかがでしたか
試合をつくれるのか不安な部分もありましたが、一球目からしっかり腕を振れました。投げれば投げるほど緊張もほぐれて、初先発を楽しめました。

ーー4回のピンチの際に土肥選手と話していたが、どんな話をしていたのか。また、土肥選手は捕手としてどのような印象か
ランナーが出て思うようなボールが言ってなかったのですが、土肥さんがいいボール来てるから思いきってこいという感じで背中押してもらい、気持ち的にも楽になってミットに思い切り投げ込めました。
土肥さんは、キャッチャーとしていつも強気のリードをしてくれて、投げている自分も強気で投げれて、尊敬しています。

ーー秋リーグは明大戦で初めてリーグベンチ入りを経験した際どのように試合を見ていたか
先輩たちの背中を見て、気迫あふれるピッチングやプレーに感動してました。自分も早くあのマウンドに立ちたいと強く思いました。先輩達の背中から学んだことを来季のリーグ戦で発揮したいです。

ーー順位決定戦への意気込みを
最後まで諦めない、法政らしい野球をできるようチーム一丸となって戦います!

大西 遼多 内野手

ーー今日の試合を振り返って
慶應に負けてしまって、流れが良くなかったですが、しっかりと勝ち切ることができてよかったです。

ーー3回表の3点タイムリーを打った瞬間の心境は
打った瞬間ヒットと分かったのでものすごく嬉しかったです。

ーー3点適時打の打席に狙っていた球は
来たボールを素直に打ち返そうと思っていました。

ーー5番打者として打席に入る時に意識したことはありましたか?
厳しいところを攻めてくると思っていたので甘い球を一球で仕留めることを意識していました。

ーー次の試合への意気込みを教えてください
なんとしても勝って、勝ち越せるように頑張りたいと思います。

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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