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【バスケ】2年連続で1部入れ替え戦出場決定!!/ 第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 第22節 対駒澤大学

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 2巡目(2部)
2024年11月3日(日)対駒澤大@順天堂大学さくらキャンパス
約2ヶ月に及んだリーグ戦も、今日で最終節を迎えた。法大は2巡目、苦しい試合が続いたが、第19節から怒涛の3連勝。今節勝利すると、1部入れ替え戦出場が決まる大一番。全員バスケで勝利をつかみ取れるか!

▲万能型司令塔の#25 鍋田は今試合18得点!リーグ戦を通して安定した成績を残し続けた。

試合結果

トータル試合結果

 72
法政大学
19 1Q 12  56
駒澤大学
13 2Q 11
16 3Q 12
24 4Q 21

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#7 本山 遼樹 PG 福大大濠 9 5 3
#18 八重沢 連 PF 八王子学園八王子 5 2 1
#23 堤 玲太 SF 九州学院 9 6 0
#25 鍋田 憲伸 PG 福大大濠 18 5 2
#75 柳田 大斗 C 國學院久我山 10 11 0

試合経過・日程(2巡目)

日付 対戦相手 結果
12 10/5 国士舘大 65-76 LOSE
13 10/6 青山学院大 62-83 LOSE
14 10/12 上武大 91-93 LOSE
15 10/13 埼玉工業大 81-55 WIN!
16 10/14 東洋大 78-82 LOSE
17 10/19 早稲田大 49-89 LOSE
18 10/20 江戸川大 57-62 LOSE
19 10/26 順天堂大 70-64 WIN!
20 10/27 明星大 83-80 WIN!
21 11/2 立教大 81-58 WIN!
22 11/3 駒澤大 73-56 WIN!

戦評

第1Q序盤、駒大の#34荒井の2Pシュートと#11齊藤の3Pシュートでリードを奪われ、0-5と相手に好スタートを切られる。しかし、法大も#23堤玲太(文4)のフリースローや#18八重沢(法2)のゴール下で着実に点を重ね、徐々に追い上げていく。#75柳田(営3)の活躍が際立ち、ゴール下で得点を重ねたうえ、フリースローで確実に加点。終盤には#25鍋田(法2)が連続3Pシュートを決め、法大が流れを完全に掌握した。19-12で法大がリードを保ったまま第2Qへ。

7点リードで迎えた第2Q開始3分、#8石田泰三(法4)が3Pを決めるも、すかさず駒大にフリースローと2Pシュートを決められ点差は縮まる。両校ともになかなかシュートが入らずスローペースな展開となったなが、#0杉信イフェアニ(文3)がディフェンスを潜り抜けレイアップを決めると、それを皮切りに#75柳田のリバウンドから#23堤がレイアップを決め、さらに#25鍋田はミドルシュートとレイアップシュートで得点を伸ばす。最後は#0杉信が持ち前のスピードを活かした速攻でレイアップを決め、32-23と法大がリードしこのQを終える。

▲#23 堤

ディフェンスからスタートした第3Q。#75柳田がオフェンスリバウンドからそのままゴール下を決め良いスタートを切る。その後も#23堤の3P、スティールからの#25鍋田のレイアップなどで流れを掴み、点差を広げ開始3分、38-23の場面で駒大がタイムアウトを選択する。タイムアウトが明けても法大の流れは変わらない。#75柳田のローポストからのシュートや#25鍋田がスティールからファールを受け、フリースローをしっかりと決めきり、さらに点差を広げる。残り3分まで駒澤大に一点も許さず、このピリオドだけで二度の24秒オーバータイムを奪う鉄壁のディフェンスで48-35とリードを広げて第3Qを終える。

点差を守り勝利を掴み取りたい法大は、第4Qも落ち着いて集中したプレーを継続する。まず、#23 堤がゴール下で得点。続いて#25 鍋田がゴール下まで切り込み、外で待っていた#7 本山がしっかりとパスを受け取り3Pを沈める。守りの面では、#21 藤平の激しいプレッシャーによって相手のトラベリングを誘う。しかし、駒大が第3Qから仕掛けているオールコートのゾーンディフェンスによって、ターンオーバーを生んでしまう。ここで法大はタイムアウトを選択。タイムアウト明けは#18 八重沢の3Pや、#0杉信の相手の間を割る巧みなドリブルでそのまま得点まで結びつけるなど、点差を縮めさせないプレーを成功させた。駒大の#6 畔上の連続得点を許してしまう場面もあったが、#25 鍋田の得点でリードを保つ。試合時間残り約1分としたところで、普段出場機会の少ない選手も登場。#12 北村は短い時間の中で6得点を記録し、4年生としての意地が感じられた。結果的に72-56と16点の差をつけ勝利し入れ替え戦への出場を決めた。リーグ戦最終戦での勢いそのままに、法大は念願の1部昇格に向けた入れ替え戦へと挑む!

(取材・記事:髙瀬真帆、真中咲輝、寺地愛歩、紺野真帆)

写真提供=法政大学体育会男子バスケットボール部

試合後インタビュー

佐藤俊二監督

ー率直なお気持ちを

ホッとしたというのが正直なところでして。リーグ戦の1巡目は10勝1敗で乗り切りましたけど、2巡目はなかなか調子が上がらなくて、本当に最後まで入れ替え戦に行けるか行けないかというところでしたが、他のチームの負けもあってなんとか滑り込めたという感じなので、また頑張りたいと思います。

ー今日の試合を振り返って

ディフェンスの強度を高くして、全員が集中してやろうということを話していて。最後ベンチメンバーも出すことができて、良い試合だったと思います。

ー2巡目は厳しい戦いが続きました、2巡目全体を振り返って

スプリングトーナメントが終わってから、学生たちが主体となって色々準備してやってきたことが、1巡目はできたと思うんですが、2巡目になって勝ち急ぐような場面もあって。それでディフェンスが少し雑になって相手に失点を許してしまうという試合が、2巡目は特に続いていました。そこは、みんな経験していく中でディフェンスのところを全員で声を掛け合えるようになったので、成長が見えたリーグ戦だったと思います。

ー2巡目のラスト4試合を勝ち切れた要因は

一番はディフェンスをしっかり立て直せたというところですね。負けている試合は、フリースローで相手に20点ほど与えてしまっていました。2巡目では楽なディフェンスなどの積み重ねで、相手にフリースローの機会を与えてしまい、それを決められていたということがありました。自分たちは今のオフェンスだと70点ぐらい取るのが精一杯という形なので、ディフェンスの修正ができた点が勝ち切れた要因だったと思います。

ー入れ替え戦に向けての意気込みを

去年は入れ替え戦で負けてしまったので、去年の4年生、そして色んなOBたちの思いを背負って、今の学生たちは精一杯やってくれているので、絶対勝って1部に上がりたいと思います。

ーファンの皆様へ

なんとか入れ替え戦に進むことができました。長いリーグ戦でしたけれども、応援ありがとうございましたした。1部に上がるためにまだ戦いは続きますが、引き続き応援よろしくお願いします。

#18八重沢連(法2)

ー本日の試合を振り返って

まず率直に、勝てて入れ替え戦を決められたことをとても嬉しく思っています。

ー第3Qで鍋田選手との合わせが印象的でしたが、意識していたことは

やっぱり鍋田とは2年生で試合に出ている仲間として練習中からコミュニケーションとって、色々とプレーしてきたので、今日もボールを取ったらすぐ鍋田を探すって訳じゃないですけど、中に切り込んできてくれたのでそこにパス出して、良い形で点を取れたのが良かったかなと思っています。

ー後半点差をつけることに成功しましたが、要因は

自分たちの持ち味として、我慢する試合が一番勝ちに繋がるゲームだったので、ディフェンスとリバウンドを徹底して、3Q始めから勢い良く行けたのが点数を離せた要因かなと思います。

ー入れ替え戦に向けてどう調整していきたいか

時間がないぶん、一人ひとり個人のプレーをしっかりと確認して、自分たちの持っている持ち味をしっかり出せるように、本当に時間がないんですけど、出来るだけ細かく確認して入れ替え戦勝って、絶対1部に行きたいと思います。

ー入れ替え戦に向けて一言

入れ替え戦となると1部はとても強いチームが多いので、しっかり自分たちのプレーが出来るように、1部に上がれるように時間が少ないんですけど頑張りたいと思います。

ー応援してくださるファンの皆様へ

リーグ戦22試合の応援、まずはありがとうございました。これから入れ替え戦になるんですけど、だいぶタフなスケジュールで強い相手と戦うことになり皆さんの応援が必要なので、応援よろしくお願いします。

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