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【ハンド】第4戦 上武道大 課題修正で上武大相手に45得点、勢い止まらぬ法大はリーグ四連勝を飾る‼︎ 2025年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2025年4月27日(日)
駿河台大学

戦評

前日の国際武道大学との試合では勝ち切ったもののシュート決定率の低さが課題として露呈した法大の春リーグ4戦目の相手は上武大学。疲労も見える中で迎えた連戦だったが、前日の課題をしっかりと克服した法大の得点力が爆発。今季最高となる45得点を記録し勝利。春リーグ4連勝を飾った。

試合結果

トータル試合結果

45
法政大学
20 前半 12 26
上武大学
25 後半 14

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月19日(土) 慶應大学 ○35-21 法政大学多摩
2    20日(日) 駿河台大学 ○43-28 駿河台大学
3 26日(土) 国際武道大学 ○32-29 法政大学多摩
4      27日(日) 上武大学 ○45-26 駿河台大学
5  5月3日(土) 開智国際大学 開智望小中
6   4日(日) 文教大学 開智望小中
7   11日(日) 明星大学 駿河台大学
8     18日(日) 関東学院大学 慶應日吉
9    25日(日) 青山学院大学 駿河台大学

個人得点

宜寿次 …7点
溝  …5点
石原 …5点
山本 …4点
石川 …4点
加崎 …4点
田中 …3点
林 …3点
瀧川 …3点
親泊 …2点
栗田 …1点
伊東 …1点
中村 …1点
宮田 …1点
松尾 …1点


前半からギアを上げていきたい法大は攻撃陣がテンポよくパスを繋いで最後は#24親泊寛粋(経済4)がシュートを決めて先制。守備からの速攻で連続得点を奪い早々に試合の主導権を握りたかったが、前半7分に法大は退場者を出してしまい2分間数的不利の状況に。その後上武大に連続得点を許し、春リーグ通しての課題となっている立ち上がりの悪さがまたも露呈してしまう。しかし、そんな雰囲気を変えたのは新たなエースの目の覚めるような一発。#55 宜寿次政伍(スポ2)の鋭いミドルシュートが決まると、そこから流れを掴み始めた法大は上武大に全く隙を与えずにここから脅威の8連続得点で前半18分で法大12-6上武大と一気に突き放す。その後も数的有利の場面で上武大の攻撃を防いだGK#33宮田怜(社3)が約50メートルの距離から上武大の無人となったゴールへと投げ込む正確なショットなど、法大は掴んだ流れそのままに20-12で試合を折り返した。後半も突き放しにいきたい法大だったが、ハーフタイムを終えた上武大が攻撃面を修正。法大は攻撃のリズムも徐々に乱れ、点差が詰まることはなかったが、取られては取り返す展開がしばらく続くことに。春リーグ通しての課題であった攻撃が停滞する時間がここでもできてしまう。それでも#55 宜寿次や#7石川純也(社3)の個人技からゴールを生み出し、頼れる両エースが疲れの見える時間帯に攻撃を牽引する。後半10分を過ぎて29-17と更にリードを広げた法大は選手を大幅に交代し、フレッシュな選手を投入。すると#13 瀧川雄翔(経済2)の豪快なミドルシュートや#8 林優我(経済4)の上武大ディフェンスを退場させるポストプレー、トレーナーと選手の二足の草鞋を履く#99渡邊碧巴(スポ3)のスーパーセーブなど途中投入の選手たちがしっかりと試合に入り込んで気迫のこもったプレーを見せる。点差がついた状況でも勢いを止めることなく攻め続けた法大は45-26と大勝。登録されたコートプレイヤー全員が得点を記録するなど改めて法大の強さを他大学に再認識させた試合であった。

#15 山本航司 選手(スポ健3) /トップ写真

#5 仲村銀乃 選手 (経済3)
#41 溝時照 選手 (現福3)

選手 インタビュー

田中伸 選手(経済・3年)

−今日の試合を振り返って
今日は初めてのリーグ戦出場ということですごく緊張はしたんですけど、その中でもしっかり点を決めることができてホッとしています。

−本日のプランは
絶対に速攻で走って1点は決めるっていうことが目標だったので、仲間からのいいパスから決め切ることができて良かったです。

−なかなか点差を広げることができなかった前半の心境は
点差がなかなか離れずって感じだったんですけど、仲間がだんだんと点差を離してくれたから最後に自分が出る時間があったので、走って前半2得点を決めることができて嬉しかったです。

−ご自身の強みは
苦しい状況でも決め切ること、大事なところでシュートを決めることが出来るところが自分の強みだと思います。

−リーグ期間の個人的な課題は
シュートだけじゃなくてディフンスもまだまだなところがあるので、ディフェンスのとこ改善していきたいと思います。

−次戦に向けて一言
出られるかは分からないんですけど、もし機会があるなら少ないチャンスをものにしたいと思います。

−ファンの方々に向けて一言
いつも法政大学ハンドボール部の応援ありがとうございます。全勝で一部リーグ復帰に向け頑張るので是非応援よろしくお願いします。

 

加崎條一郎 選手(社会・2年)

−今日の試合を振り返って
終始法政リードでゲームを進めることができて、ディフェンスでもしっかり安定感を持ってできて、オフェンスも出来ていたので、優位にゲームを進められていたんじゃないかなと。

−本日のプランは
相手のキーマンが22番のバックプレイヤーの選手で、この一対一を強くいくだったり、キーパーとディフェンスのシャットの間を合わせたりしてコースを限定したり、苦しい場面でシュートを誘い込んで取るっていうのを意識しました。

−昨年と今年を比べて、チームの雰囲気やプレースタイルに変化は
今は2部リーグで試合をしているので、チーム皆んながバランスよく点を取れていますね。普段試合に出ない人でも試合に出て経験をすることができるので、やっぱりそういう人が点を決めるとチームが盛り上がったりできるっていうので、すごく今チーム全体の雰囲気がいい状態で勝ち進んでいます。この雰囲気のままいけば絶対に一部に上がれると思います。

−今季のチーム課題は
流れが良かったらそのままいけると思うんですけど、流れが止まった時の攻撃バリエーションが無かったり、ディフェンスで最後まで詰め切れずにシュートを決められてしまったりとかです。変な失点やミスがオフェンスでもあったりするので、そこを詰めていけたらいけると思います。

−リーグ期間の個人目標は
自分はスタートから出ることはあまり無いのですが、試合に出たら個人としてはやはりチームの中で沢山点数を取りたいのです。チーム内で得点王とかも。難しい部分はあると思うんですけど、目標として試合に出たら自分が一番点数を取るぞって気持ちで挑んでいます。

−次戦に向けて一言
まずはメンバーに入って試合で活躍すること、そのために準備をしっかりして1週間次戦まで調整したいと思います。

−ファンの方々に向けて一言
いつも法政大学ハンドボール部の応援ありがとうございます。自分はシュートが武器で皆さんを驚かせるようなシュートを沢山見せれたらなと思うので、応援よろしくお願いします!

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(取材・記事 加崎條一郎 山鳥優里 真中咲輝)

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