秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会
2025年5月11日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
初戦を大勝で飾った法大。勢いそのまま勝利をつかむことが期待されたが、序盤から流れをつかむことができずリードを奪われる苦しい展開に。終盤にかけて息を吹き返したが時すでに遅し。大東大に金星を許し、3年ぶりに決勝リーグ進出を逃す悔しい結果となった。
試合結果
トータル試合結果
2 (42) 法政大学 |
0(8) | 1P | 1(11) | 4 (25) 大東文化大学 |
---|---|---|---|---|
1(16) | 2P | 0(6) | ||
1(18) | 3P | 3(8) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
大東大 | 03:48 | #72 岡田 伊織 | #8 斉藤 世龍 | ― | PK |
法政大 | 35:54 | #26 金子 輝叶 | #96Cha Junhyuk | #67 大宮 昂誠 | ― |
大東大 | 43:36 | #41 平井 遥斗 | #71 北条 怜央 | #21 極檀 友勢 | ― |
大東大 | 50:12 | #29 島貫 朔 | #21 極檀 友勢 | ― | ― |
法政大 | 56:04 | #96 Cha Junhyuk | #91 外久保 龍希 | #10 武田 幸将 | ― |
大東大 | 59:47 | #71 北条 怜央 | #8 斉藤 世龍 | #11 毛塚 大翔 | ― |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 三浦 秀瑛(法3) | 67 大宮 昂誠(営1) | 91 外久保 龍希(営2) | 26 金子 輝叶(人3) | 96 Cha Junhyuk(法1) |
2 | A10 武田 幸将(法4) | 90 下山 晃世(文2) | 14 平嶋 高太郎(文2) | 9 下坪 丈馬(法1) | 86 菅原 流聖(法1) |
3 | A23 赤澤 朋哉(文4) | 7 林 陸人(文4) | C34 水口 晴斗(営4) | 27 北山 堅士(法2) | 89 山脇 波空(法2) |
4 | 22 山口 治務(法2) | 17 角田 哲平(文1) | 39 大城 圭太郎(文3) | 12 石岡 柊磨(営3) | 92 佐藤 佑安(文1) |
※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)
戦評
決勝リーグをかけた一戦の相手は大東文化大。
立ち上がりから攻め込まれると、開始4分、キルプレーで大東大に先制点を許してしまう苦しい展開に。焦りからかパスが繋がらないなどのミスが目立ち、リードを許したまま第1Pを終えた。
巻き返しを図り挑んだ第2P。このままでは終われない法大は果敢に攻撃に出る。相手の堅い守りに苦しみ中々得点につながらない時間が続いていたが、46分に#26 金子輝叶(人3=白樺学園)が待望の同点ゴール。大学選抜にも選出されたFWの得点で試合を振り出しに戻し第2Pを終えた。
決勝リーグ進出をかけた最終P、逆転へ向け攻め続けた法大だったが、相手GKの攻守もありゴールを奪えない。すると、大東大に少ないチャンスをものにされ、残り9分までに2失点を許してしまう。その後はようやく本来の法大らしい攻めが見られるようになり、57分#96 ChaJunhyuk(法1=北海道栄)が公式戦初ゴール。残り3分で1点差に詰め寄ると、同点を目指し6人攻撃を仕掛ける。しかし大東大の必死の守備を前にゴールをこじ開けるできず、最後はエンプティネットゴールを奪われ、2ー4で試合終了。チャンスで決めきれず、秩父宮杯決勝リーグ進出を3年ぶりに逃す結果となった。少しでも上位で大会を終えるために、まずは17日に控える専修大との試合を確実に制し、5位の座をつかみたい。
選手インタビュー
34 水口 晴斗
ー今の率直な気持ち
ただただ悔しいだけです。二度とこのような経験はしたくないですし、未来では、あの負けがよかったなといえるように、これからみんなで努力していかないとなと思います。
ー新キャプテンとして目指すキャプテン像
正直自分は、それほどアイスホッケーはうまくないですけど。やっぱり言葉で、みんなに信頼されるようなキャプテンになりたいですし、自分が何か言ったらピシッと締まるようなチームをとりあえずは目指していきたいです。メリハリが今ないので、負けてますし、そういうところをすぐに修正できるようなキャプテンになりたいです。
ー春リーグはこれで残り2試合に
まずはチーム1人1人、自分で自分がやるべきことをしっかりやらないといけないですし、それはたぶんみんな思ってる部分はあると思うので。そこはしっかりやりつつ、練習の雰囲気も今現状として悪いところもあるので、そこをどんどん変えていって、これからはもうこんな負けはないように頑張っていきたいなと思います。
ー今年度のチームの目標
インカレ優勝だけです。とりあえずは勝つ、勝ち続けるだけです。
(取材・撮影 山鳥優里、今本壮史)