【アイスホッケー】第92回日本学生選手権大会 2回戦 対慶大戦

 

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【アイスホッケー】第92回日本学生選手権大会 2回戦 対慶大戦 安藤2ゴールの活躍! 確実に勝利を収め、次戦へ弾みをつける!

第92回日本学生選手権
2019年12月26日(木)

春採アイスアリーナ

 秋リーグでは、あと一歩及ばず決勝リーグ進出を逃し5位となった法大。今年度の集大成となるインカレでは悲願の優勝を目指す。昨日の1回戦対関学大では7-0の快勝を収め、順当に2回戦へと駒を進めた。迎えた慶大戦では、序盤から積極的なプレーで得点を重ね4-1で勝利。明日の準々決勝へ弾みをつけた。

 

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2ゴールの活躍を見せた安藤

試合結果

トータル試合結果

4
(40)
3(12) 1P 0(6) 1
(15)
0(13) 2P 0(5)
1(15) 3P 1(4)
法政大学 PSS 慶応大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています

メンバー

SET FW FW FW DF DF
1 19三田村哲平(営4) 48小西遼(人4) 91土田啓太(法3) 21栗原皐成(法2) 14松井洸(法4)
2 24石川亜蘭(文3) 92土屋光翼(営3) 32古川憂人(人1) 4福島勇啓(文4) 5菊池聖(法1)
3 18金子凌大(法2)  86伊藤俊之(文2) 77安藤永吉(法1) 76田畑秀也(法4)
27小堀健祐(法4)
4 8小金澤太一(法2)  67志田凌大(文4) 9近藤謙成(営3) 13南日向(法3)  ー

※GKは#31 吉田駿太(文4)が先発出場。控えに#39中島康渡(法3)
G(A):安藤(松井、金子)、安藤(-)、土屋(田畑)、松井(栗原、小西)

戦評      

 

 初戦で関西学院大を破った法大は、勢いのまま2回戦、同じリーグに所属する慶大を相手に迎えた。

 まずは第一ピリオド。2分に松井洸(法4)がシュートを放つとこぼれ球を安藤永吉(法1)が押し込んで先制に成功する。その後の9分にも安藤が独走しキーパーとの一対一を制し2点目、15分にはゴールほぼ正面から土屋光翼(法3)のシュートが突き刺さり、3点をリードする。

 続く第二ピリオドは得点こそ奪えなかったものの、統率の取れた守備で中央を封鎖。キルプレーを受ける場面が多かったが、松井や田畑秀也(法4)の対人守備もあり相手の攻撃を水際で跳ね返し、試合は3-0で最終ピリオドへ。

 望んだ最終ピリオドは、6分にきれいなパス交換から中央でフリーになっていた選手に決められ1点を返されるが、14分に松井が遠目からシュートをパワフルに突き刺し4点目。大きな1点を加える。その後も集中して慶大の攻撃を防ぎきり4-1で試合終了。準々決勝へと駒を進めた。

 1年生の安藤はこの日が公式戦初ゴール。期待の新星が法大の歴史に名前を刻んだ。今季は同じ1年生の古川憂人(人1)も活躍を見せている。記録もさることながら、守備の場面での統率の取れた対応や攻守の切り替えの速さには、並々ならぬ法大の進化が感じられた。期待の新星と選手達の成長は、北の地でどのような結果を生むだろうか。準々決勝の相手はまたも同じリーグの日体大。選手も観客も手に汗を握る戦いはまだまだ続く。(磯田健太郎)

インタビュー

松井洸

ー今日の試合を振り返って
今日の試合は失点ゼロで行こうと話していたのでその点と、プレーが切れたところでの集中力が反省点ですね。ただ立ち上がりは改善したので良かったかなと思います。

ー1Pのリードが有効だった
初戦と比べて今回慶應ということで練習試合で負けてる相手なので、今日は最初からエンジンかけて行こうと話していてチームとしてまとまれたかなと思います。

ーDFでけが人が多いが
厳しい状況ではありますが陸トレを耐え抜いてきて体力的にもまだ少し余裕があるのかなと感じています。これからもっとクールダウンとかできることをやっていきます。また、FWも助けてくれるのでチーム的には良い状況かなと思います。

ー3Pでのゴール
初戦で決められなくて今日やっと決められたので、周りがいないと自分もゴールできないのでチームとしてとったゴールだと思います。

ー午前中の試合が多い
朝練が早いのでそこまで苦にしてないですね。やっぱり試合前から気持ちの準備をしていくことで良い流れができていると思います。

ー地元でのインカレ
気持ちはリフレッシュできる自分の地元で、真ん中で校歌を歌いたいですね。インターハイは武修館高時代に自分たちがとっていて、どのチームにもそこで優勝を経験した人が多くいるので、インカレをどのチームがとるかという話になっている中で自分たちがとりたいなと思います。

ー釧路に来てチームの雰囲気は
来る前はチームとして成り立ってなかったので不安でした。ただ試合が近づくにつれてベンチから良い声が出てきて良い雰囲気になってきたかなと思います。

ー最後のインカレ
悔いのないチームづくりと悔いのない戦いをしたいですね。

ー次はリーグ戦でも戦った日体大戦
気を抜けないので、チームとして勝ちに行けるようにまとめていきたいです。

 

安藤永吉

―今日の試合を振り返って
昨日の試合では、最初少し苦戦して出たしが悪かったのですが、今日は早い段階で点数がとれたので良かったです。ですが、2ピリは点数が取れなかったので、最後まで同じホッケーをチームで1つという意識を持って続けていかないと、この先勝っていけないかなと思います。

―試合前に話し合ったことは
慶大には、先月の練習試合で0-1で負けてしまったので、最初からハードにプレッシャーをかけてチェックに行って、相手のミスを誘っていこうという話をしました。

―得点シーンを振り返って
自分が持って行って、反対側に福島さんが走ってくれていて、相手のディフェンスはそっちも気にしながらだったので、自分はフリーで打てました。

―ご自身の調子は
徐々に上がってきていて良いと思います。ゆっくり休んで前日もしっかりホテルでストレッチをして準備をしているので、そこが調子の良い要因かなと思います。

―インカレに向けて重点的に行ったことは
リーグでは失点が多かったので、守りの面を徹底してやってきました。攻めはハードにやっていけば相手のミスを誘って点数を取ることはできると思います。

―明日からの意気込みをお願いします
去年はベスト4に残れていないので、今年こそはベスト4入り、そして準決勝、決勝も勝って優勝したいです。

 

フォトギャラリー

    • DSC 9946 00001 Rスピードを生かしたプレーで流れを作った土屋
    • DSC 0026 R堅実なプレーを見せる三田村
    • DSC 00732 R松井は攻守共にチームをけん引する
    • DSC 99822 R今試合1アシストの金子
    • DSC 9932 00001 R攻撃でも積極的なプレーを見せた福島

 

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