【陸上競技】第94回日本学生陸上競技対校選手権大会・展望

2025.06.04

第94回日本学生陸上競技対校選手権大会
2025年6月5日（木）～8日（日）
JFE晴れの国スタジアム

学生チャンピオンを決める日本インカレが明日から開催される。例年、秋ごろに開催される本大会だが、東京世界陸上開催の影響で6月へと前倒しとなった。そのため法大からは長距離勢はエントリーされなかったが、短距離、中距離、フィールド勢がエントリー。厳しい参加標準記録を突破した全国の強豪選手たちへと立ち向かっていく。

▼エントリー種目

男子

種目	選手
100m	田中翔太（スポ4)
100m	緒方英二（理2）
200m	齋藤拓巳アンドレイ（経3）
200m	松谷温翔（現3）
200m	濱椋太郎（スポ1）
200m	田原歩睦（スポ3）
400m	万木大夢（スポ4）
400m	川上大智（スポ1）
400m	菊田響生（スポ1）
800m	神林輝（社3）
800m	石澤空武（2）
110mH	小池綾（経3）
110mH	松本望（社4）
110mH	山中恭介（現2）
400mH	髙橋遼将（経4）
400mH	酒井春名（スポ3）
400mH	菊田響生（スポ1）
4×100mR	法大（田中、松谷、田原、黒沼、緒方、濱）
4×400mR	法大（万木、植田、髙橋、山野、菊田、川上）
走高跳	中村楓馬（スポ2）
砲丸投	山田暉斗（経3）

女子

100m	岡田翠（スポ1）
200m	福島揺（スポ3）
400m	入江有咲陽（スポ2）
100mH	及川理子（デザ工2）
400mH	星野莉亜（スポ4）
4×100mR	法大（星野、福島、入江、鈴木、和田、岡田）
4×400mR	法大（星野、福島、加藤、鈴木、入江、岡田）

展望

関東インカレでは史上初3人決勝に進んだ男子800mからは神林輝（社3＝法政二）と石澤空武（2＝浜松市立）が登録された。特に神林は関東インカレ後に行われた日体大競技会で自己ベストを更新し波に乗っている。日本インカレでもその実力を発揮し、決勝に駒を進めることができるか。

男子110mHには関東インカレに引き続き小池綾（経3＝大塚）、松本望（社4＝洛南）、山中恭介（現2＝市立船橋）の3選手がエントリー。関東インカレでは3人揃って決勝進出を果たすなど、今シーズン絶好調の3人。全国の舞台でも全員が決勝に残り、法大旋風を巻き起こせるかに注目。

男子400mHでは髙橋遼将（経4＝中京大中京）が昨年のリベンジを果たせるか。前回大会の同種目決勝、ラスト100mまで前主将・井之上駿太（令和6年度卒＝現・富士通）とワンツーで走っていたが、最後に渕上翔太（早大2）に刺され3位となり、悔しい思いをした。学生個人、関東インカレと制し、残すは日本インカレ。ここでも優勝を勝ち取り、学生大会3冠を狙う。

男子砲丸投・山田暉斗（経3＝法政二）は初優勝を目指す今大会。関東では敵なしの山田だが、全国にはアツオビン・ジェイソン（福岡大M1）や前回大会優勝者の渡辺豹冴（新潟医療福祉大3）など強豪選手が多くいる砲丸投界。並みいる強力なプッターを抑え、関東王者から全国王者へ進化する一投に期待だ。

関東インカレでは涙の決勝進出を果たした女子4×400mR。引き続き決勝進出を目指す本大会では、関東インカレと同じメンバーがエントリーされ、全国の舞台でも力を発揮する準備は整った。オールラウンダーの女子主将の星野莉亜（スポ4＝城西大附属）を中心として築いてきた法大女子チーム。日本インカレでも再度、嬉し涙を流すために、全国の大学チームへ立ち向かう。