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【ハンド】第8戦 関東学院大 ミスが重なり敗戦。入れ替え戦に向け大きな痛手となる。 2025年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2025年5月18日(日)
慶應大学日吉

戦評

2部リーグ優勝に向けて負けられない第8戦の相手は昨秋、唯一勝ち星を奪えなかった関東学院大学。前半は序盤から流れをつかみリードを保ったまま16ー11で終える。しかし後半に入り、徐々に相手に点差を詰め寄られると終盤には逆転を許してしまい25ー30で試合終了。無念の敗戦となった。この敗戦を糧に次戦の青学との天王山を制することができるか期待がかかる。

試合結果

トータル試合結果

25
法政大学
16 前半 11 30
関東学院大学
9 後半 19

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月19日(土) 慶應大学 ○35-21 法政大学多摩
2    20日(日) 駿河台大学 ○43-28 駿河台大学
3 26日(土) 国際武道大学 ○32-29 法政大学多摩
4      27日(日) 上武大学 ○45-26 駿河台大学
5  5月3日(土) 開智国際大学 ○40-32 開智望小中
6   4日(日) 文教大学 ⚫︎31-34 開智望小中
7   11日(日) 明星大学 ○33-29 駿河台大学
8     18日(日) 関東学院大学 ⚫︎25-30 慶應日吉
9    25日(日) 青山学院大学 駿河台大学

個人得点

宜寿次 …5点
親泊  …4点
石川 …3点
山本 …3点
伊東 …3点
栗田 …2点
松尾 …2点
中村…1点
加崎 …1点
石原 …1点


前半は序盤から相手に連続得点を許すも、すぐさま3連続得点で取り返し逆転に成功。選手が積極的に前に出て立体的な守備を形成する関学大に対して、#24 親泊寛粋(経済4)を中心とした法大バックプレイヤ陣は鋭いフェイントやスピードをつけた1対1で見事に守備を翻弄し得点を重ねていく。普段は守備の要として活躍する#17 栗田哲太(社4)もこの日は積極的に攻撃に参加。力強い突破から退場を誘発し流れを引き寄せ、前半15分でスコア法大10-7関学大と上々の立ち上がりを見せる。その後も#24 親泊に代わって入った#18 伊東哲史(社3)がこれまで1対1を中心に攻めてきた攻撃からパス回しと連動を活かした攻撃へと戦術を変更。すると前半残り20秒の場面で速いパス回しから空いたスペースに走り込んだ#18 伊東のカットインで得点。またこのプレーが相手の退場を誘い、16-11の5点リードで試合を折り返した。

開始から数的有利の状況を上手く使いたかった法大は速攻から#55 宜寿次政伍(スポ2)の大きな歩幅を活かしたダイナミックなカットインプレーで先制。しかしここから攻撃陣にミスが目立ち始める。ミスからの失点で関学大に4連続得点を許すと、ここからは点の取り合いが続くことに。法大は今季通して高い決定率を誇る#15 山本航司(スポ3)が得点を重ねて傾きかけていた試合の流れを引き戻しにかかる。しかし、法大のペナルティスロー失敗など決定機を決めきれない時間が続き、気づけばまたしても4連続得点を記録され関学大に20-21と逆転を許すとここで法大はタイムアウト。TO明けには#17 栗田の突破が相手の退場を誘い2分間数的有利の状況を作るも点差を詰めることはできず。そして試合終了まで残り5分となったところで法大はマンツーマンDFへと切り替えるも、相手の意表を完全につくことはできず徐々に点差を離され25-30で敗北。二部の首位突破には次戦の勝利が必須となる痛恨の敗戦となった。

#55 宜寿次政伍 選手(スポ2)/トップ写真

#1 二階堂恭世 選手 (経済2)


選手 インタビュー

山本航司 選手(スポ・3年)

−今日の試合を振り返って
前半は良かったんですけど、後半どんどん点差が詰まっていって流れがこっちに来ないまま試合が終わってしまいました。勝てた試合だったと感じました。

−敗因は
後半のシュートの成功率が下がっていてシュートミスも多かったんですけど、シュートに至るまでのパスなどのミスも多かったのが要因かなと思います。

−個人としては後半からの出場ながら多くの得点を挙げていましたが
文教戦で後半に3本外して負けてしまって、それから練習でシュートのタイミングを外すことを意識してやってきたので、それが結果としてでて個人としては良かったと思います。

−次戦に向けて
もし負けたら4年生が引退してしまうので、そうさせないように1回1回の練習を大事にして気を引き締めて戦って行きたいと思います。

−ファンの方々に向けて一言
いつも応援ありがとうございます。最近競ってしまう試合が多いので、見てる人が安心できるような心臓に優しい試合をできるように頑張ります。

 

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(記事 山本航司 田部凌誠)

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