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【硬式野球】3年目で掴んだ手応え、パナソニック・宮﨑秀太が3安打&4出塁で打線をけん引

3安打、4出塁の活躍・宮﨑秀太(令和5年卒=現パナソニック)

◇第96回都市対抗野球大会 1回戦 パナソニック(門真市)6-7× 王子(春日井市)延長10回タイブレーク (9月1日 東京ドーム)

パナソニック・宮﨑秀太(令和5年卒)が3安打、4出塁で存在感を発揮した。

2年ぶり57回目の出場となったパナソニック(門真市)の「3番・センター」としてスタメン出場を果たし、第1打席では2球目のファーストストライクを振りぬき、センターフェンス直撃のスリーベースで都市対抗野球初安打をマーク。「緊張もせず、せっかく東京ドームで野球ができるし、気楽にいこうと思って結果が出ただけです」とこの安打を振り返った。

さらにその後もバットが止まらず計3安打。延長10回のタイブレークでは前打者が犠打失敗も、冷静に四球を選び好機を演出するなど4出塁で打線の中心として結果を残した。

フェンス直撃のスリーベースを放ち豪快なガッツポーズをみせた

大学4年春には、1番打者として18安打を放ち打率.367はリーグ4位の好成績。しかし社会人での2年間は目立った結果を残せず、昨季からバッティングを大きく変えて臨んだ大舞台だった。

「自分はホームランを打つバッターじゃない。ヒットが欲しい中で、打ち方も変えましたし、バット自体を短くして、バットも短く持って、細かく動くカットボールにも対応できるようになりました。」

対応力が向上し、レベルの高い社会人の投手から結果も出始めた。さらにこの試合では1年後輩の浦和博(令和6年卒)が一時逆転となる走者一掃のタイムリー三塁打を放つ活躍をみせ、今季からは鈴木大照(令和7年卒)も加わった。浦とはホテルで同部屋、鈴木とは練習のロッカーが隣で3人仲も良く、後輩2人の活躍に刺激を受ける日々だという。

チームは惜しくも逆転サヨナラ負けで初戦敗退となったが、「1年でも長く野球をやってチームに貢献する」という目標を胸に、秋の日本選手権に向けて前を向く。

※硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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