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【バレー】春に勝利した東海大をストレートで下し快勝!開幕2連勝で好スタートを切る /秋季関東大学男子1部リーグ戦 対東海大

バレーボール

【バレー】春に勝利した東海大をストレートで下し快勝!開幕2連勝で好スタートを切る /秋季関東大学男子1部リーグ戦 対東海大

2025年秋季関東大学男子1部リーグ戦
2025年9月7日(日)早稲田アリーナ

秋季リーグ初戦で勝利を収めた法大。続く第2戦は東海大との試合となった。春季リーグでは勝ちを収めた相手だったものの、リーグ全体では5位の成績と上位チームとの対戦であった。第1セットでは序盤からリードを奪い、その勢いのまま点差をつけてセットを獲得。つづく第2セットは終盤に追いつかれて先にセットポイントを握られてしまったものの、デュースの接戦を制しセットを連取。迎えた第3セットも攻撃の姿勢を緩めず、セットカウント3-0でストレート勝利を収めた。

試合結果

トータル試合結果

3
法 大
 

25 1セット 17 0
東海大
 

26 2セット 24
25 3セット 21

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
1 小竹飛斗(法4) WS
2 高橋慶帆(営4) WS
3 川波颯(文4) WS
5 五十嵐健人(営4) S
7 小田周平(営3) MB
8 村岡蓮斗(法3) MB
12 関大斗(営3) L
17 佐々木一心(法2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

10 坂本遼太郎(法3)
11 近江晴友(文3)

第1セット、主将WS小竹飛斗(法4)のスパイクからの先制点で試合が始まった。WS高橋慶帆(営4)が相手のいない場所をついてサービスエースを決め、序盤からチームに勢いをもたらすと、セット中盤ではWS川波颯(文4)の強烈なサーブが炸裂。サービスエース2本を含む5連続得点で15-5とする。強力なサーブで攻めてくる相手に対してもL関大斗 (営3)が見事なサーブレシーブを見せ得点に繋げた。その後もリードを保ち、25-17でセットを獲得した。

第2セット、法大はフェイントや相手の間を狙うようなボールで、序盤から多彩な攻撃を仕掛けていく。S五十嵐健人(営 4)が相手のアタックを見事捉えてブロックを決めると、チーム全体が盛り上がりを見せた。リードしていた法大だったが徐々に差を詰められ、相手に先にセットポイントを握られてしまう。追い詰められた法大だったが、WS川波颯(文4)が躍動。強烈なスパイクを決め、26-24で接戦を制し2セット目も連取した。

ストレート勝利がかかる第3セット、法大はMB 村岡蓮斗(法3)のブロード攻撃やMB小田周平(営3)のクイックで攻めていくも、一進一退の接戦となる。その後も高橋の攻撃がうまく決まりながらも、点差をつけられない時間が続く。そんな中迎えた川波のサーブで相手を崩しサービスエースを取ると、たまらず相手はタイムアウト。そこから徐々に点差をつけていった法大は25-21でセットを獲得。セットカウント3-0のストレート勝利をあげた。

自慢の攻撃力で攻め続け、見事に秋季リーグ開幕2連勝を果たした法大。接戦になってもしっかりと勝ち切る力を見せつけた。次戦の相手、筑波大は春季リーグで敗れた強豪である。この勢いそのままに、上位チームにも勝利し、1部リーグ復帰後最高順位の更新を期待したい。

今回対戦した中大は天皇杯東京都予選の決勝でも対戦した相手でもあり注目の一戦でもあった。今日の試合は高橋と川波の鋭いスパイクやサーブが目立った試合であったが、リベロの藤野颯(文4)が不在の中でもレシーブで粘り攻撃に繋げていくことができていた印象であった。明日の東海大戦でも法大らしい粘りのレシーブで攻撃的なプレーを生み出すことを期待したい。

 

インタビュー

川波颯(文4)選手

ーーストレートで勝ちとなったが今日の試合を振り返って
今日は序盤から自分たちのやりたいバレーボールがしっかりできていたが中盤でまだまだ相手の勢いに押されてしまう部分があったので試合の内容としてはすごく良かったが来週までにはそのような点を少し修正していきたいと思います。

ーー今日の試合ではサービスエースが多く決まっていた印象があるがその点はどうか
昨日、今日の2日間はすごく感覚が良かったので攻めることができるボールはとにかくガッツリ攻めていって、攻めたらミスをするであろうボールの時は安全に入れたりなるべくミスをしないようにしていきました。

ーー東海大に勝つためにしてきたことはあるか
東海大学さんはとにかくサイドに遠くから飛ばすトスが多いためセッターの上げる場所を見てブロッカーがどのように付くかを考えることと、レシーバーの守備位置、スパイカーの癖を見て、守備位置をチームみんなで話し合って対策するようにしていきました。

ーー今日の試合の良かったところや反省点は
今日の試合は自分のサーブが多く決まって、流れを作ることができたという部分はすごく良いけど相手に勢いで押された時にどう抗っていくか、対抗していくかという部分も、自分たちでまた流れを作れるようにやっていかないといけないなというふうに思いました。

ーー次の試合に向けて
来週も調子を下げないようにして自分たちのやってきたことを100%出せるように、この1週間頑張っていきたいと思います。

関大斗(営3)選手

ーー今日の試合を振り返って
東海大学は前回自分たちが1セットを取られた形で、練習の時からもサーブも強いと思っていて自分はリーグ初めての1枚リベロだったのでサーブレシーブから始まるとなると緊張感があったがチーム内での声掛けがあったおかげで自分も気楽にできたのでよかったというのと全体的にチームの中でも雰囲気よく決めるとこは決め切れたのでいい形で勝てたと思います。

ーー東海大に対してしてきた対策
MBの川野(史童)選手がやはり攻撃の幅が広かったり、ビデオを見てると葭原選手が怪我をしているという情報が入ってきてその代わりの左利きの選手をどのように対応するのかというのは結構チームで話し合って、ディフェンスの部分は結構対策はしていました。

ーー藤野颯選手が不在の中のプレーであったがなにか自分の中で変化はあったか
高校バレーでもずっと2枚でやってきて、サーブレシーブというのは自分の中でも経験値が少ないところだったけどこういうチャンスはなかなかないと思うので、自分がやらなきゃなと思い毎日コツコツと練習をしていました。でも楽しかったというのが一番強いです。

ーー1セット目で相手の強いスパイクに対してもしっかり返すことができていたがしてきた練習方法は
OBのコーチの方の友達にしてもらったり後輩のリベロの子と毎日練習をしました。毎日1日1時間キャッチの練習をしたりしていたのでそういった面では自分に自信がついたのかなと思います。

ーー来週の筑波戦に向けての意気込み
筑波の結果を見ると他のチームに2連敗していたので、自分たちが筑波の1勝目を飾らないように自分たちも3勝目を狙えるように頑張っていきたいと思います。

(記事、撮影:鈴木ほのか、野原梨央)

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