バレーボール
【バレー】】第2週は春リーグ3位、4位の強敵と対戦 相手の高い攻撃力と守備力に粘るも悔しい2連敗 /秋季関東大学男子1部リーグ戦 対筑波大、明大
2025年秋季関東大学男子1部リーグ戦
2025年9月13日(土)、14日(日)キッコーマンアリーナ
秋リーグ初週、2戦とも勝利を収めた法大。第3戦の相手は春リーグでセットカウント1-3で敗北した相手であり、東日本インカレでは優勝を飾った筑波大。第1セットでは拮抗した試合展開となるも筑波大が20点台にのったところでの法大のミスが響きセットを落とす。続く第2セット、第3セットでもなかなか法大のペースに持っていくことが出来ず、ストレートでの敗戦となった。第4戦は春リーグ3位の明大と対戦。第1セット徐々に点差を広げ先取するも、第2セット以降は相手の高い攻撃力に点差を広げられ1-3で敗戦となった。

第3戦
トータル試合結果
0
法 大
|
19 |
1セット |
25 |
3
筑波大
|
22 |
2セット |
25 |
15 |
3セット |
25 |
第4戦
トータル試合結果
1
法 大
|
25 |
1セット |
18 |
3
明 大
|
23 |
2セット |
25 |
21 |
3セット |
25 |
22 |
4セット |
25 |
法大スターティングメンバー(両試合変わらず)
背番号 |
選手名 |
ポジション |
1 |
小竹飛斗(法4) |
WS |
3 |
川波颯(文4) |
WS |
4 |
渡邊秀真(法4) |
WS |
5 |
五十嵐健人(営4) |
S |
7 |
小田周平(営3) |
MB |
8 |
村岡蓮斗(法3) |
MB |
12 |
関大斗(営3) |
L |
17 |
佐々木一心(法2) |
L |
※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
戦評
筑波大戦では主将WS小竹飛斗(法4)の先制点で試合が始まった第1セット、冒頭からWS 渡邉秀真(法4)とMB 村岡蓮斗(法3)の強烈なサービスエースが繰り出される。良いスタートを切ったものの、後半では相手の高さに押され、法大のスパイクがブロックやアウトになる場面が増え19-25でこのセットを落とす。
続く第2セット、MB小田周平(営3)がクイックとブロックで連続得点を決める。10点台に乗ったところで相手に1歩リードを許したものの、20点台に乗ったところでは相手にタイムアウトを取らせるほどの勢いのある攻撃を見せた。しかし、そのまま相手の背中を捕まえきれず22-25で第2セットを落とした。
後が無い第3セットでは、序盤から相手エースの強烈な攻撃に苦しめられる展開に。WS川波颯(文4)の強烈なスパイクで粘る法大だが15-25でセットを落とし、セットカウント0-3の敗戦となった。
好調な幕開けをきった秋リーグだったが、今回は悔しい敗戦となった。相手の粘り強いプレーに屈する形となったものの、法大の攻めの姿勢も光った一戦であった。
翌日の明大戦の第1セット、WS渡邊秀真(法4)がサーブで乱し、WS川波颯(文4)が3枚ブロック相手に得点を決め、15-10と点差をつける。しかし相手にサービスエースを決められ、16-14と2点差まで詰められるも、最後は川波のバックアタックで25-18と第1セットを取る。
強敵相手に勢いに乗りたい法政は第2セット、速攻やフェイントを使い得点を重ねるもなかなかブレイクできず。セット終盤21-19と2点差をつけるも川波の攻撃がシャットアウトされ相手のマッチポイントとなり、23-25で第2セットを落とす。
第3セット序盤、MB村岡蓮斗(法3)がサービスエースを決めるもまたも競り合う展開となる。中盤から点差が開き、一時は4点差に。ここで川波の一枚ブロックで相手の攻撃をシャットアウトし、渾身のガッツポーズ。15-17となりすかさず明大もタイムアウトを取る。勢いに乗りたい法大だったが高い攻撃力相手に点差を詰めることができず21-25で後がなくなる。
勝負の第4セット、WS小竹飛斗(法4)の速さのある攻撃で1点目を奪う。相手の守備力に粘りを見せるも相手に5連続得点を許し13-19とされる。23-21と終盤で2点差まで追い上げるも22-25となりセットカウント1-3で敗戦となった。
筑波大戦に続き、相手の守備力と攻撃力に苦しみ2連敗となった。今週末はついに東京都代表として臨む天皇杯予選関東ブロックラウンドを迎える。この2試合の悔しさをぶつけ、関東代表の座を掴みたい。
インタビュー

村岡蓮斗(法3)
※筑波大戦後のインタビュー
ーー今日の試合を振り返って
結構筑波大学は粘り強いプレーが多かったが、それに比べて法大は簡単なミスが少し多かったことが結果的に負けにつながったのかなと思います。
ーーサービスエースを多く決めていたが自分的にはどう感じたか
こっちも受け身にならないようにしていたので常に攻める気持ちで、攻める中でもなるべく狙いを定めて打っていました。
ーー相手に押されていた試合であったがどのように立て直そうとしたか
まずサーブカットを1本入れて、相手の連続得点を止めたかったがなかなか上手くいかなかったです
ーー相手のブロックがしっかり3枚ついていたり高さがあったがその点はどのように意識していましたか
やはりブロックが高いのでブロックに捕まることも考慮して、しっかりブロックフォローに入るようにみんなで意識はしていました。
ーー次の試合に向けて
もう1回気持ちを切り替えてとにかく攻める気持ちは忘れずに、もっとコートの中で明るくやっていきたいと思います。
(記事、撮影:鈴木ほのか、外山栞、野原梨央、宮下柚華)