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【ハンド】第8戦 明星大 天王山を制して見事2部リーグ優勝!  2025年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 

ハンドボール

2025年9月27日(土)
国際武道大学

戦評

秋季リーグも残り2戦となり、迎える第8戦。相手は現在7勝1敗で法大と同率1位に並ぶ明星大学。勝利した大学が2部リーグ優勝を決める事実上の決勝戦だ。開始から相手に流れを掴まれるも、中盤から自分達の戦い方を取り戻し前半を17ー13で終える。後半も手を緩めることはなく法大のペースで試合を進め、37ー28で試合終了。天王山を制し、見事2部リーグ優勝を決めてみせた。

試合結果

トータル試合結果

37
法政大学
17 前半 13 28
明星大学
20 後半 15

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月31日(日) 上武大学 ⚫︎32-33 駿河台大学
2    9月6日(土) 都立大学 ⚪︎34-29 駿河台大学
3 7日(日) 国際武道大学 ⚪︎34-21 駿河台大学
4      13日(土) 駿河台大学 ⚪︎34-32 明星大学
5  14日(日) 文教大学 ⚪︎47-27 明星大学
6   20日(土) 慶應大学 ⚪︎33-30 慶應日吉
7 21日(日) 関東学院大学 ⚪︎36-22 駿河台大学
8     27日(土) 明星大学 ⚪︎37-28 国際武道大学
9    28日(日) 青山学院大学 慶應日吉

個人得点

竹中 …6点
宜寿次 …6点
石坂 …5点
石川 …4点
松尾 …3点
親泊…3点
山本…2点
栗田 …2点
中村 …2点
溝…2点
青木 …1点
阿部 …1点


入替戦の出場は前戦での勝利で決定したが春リーグでは2位通過で入れ替え戦に出場し、1部の壁に阻まれたため、どうにかこの試合をものにし1位通過という形で昇格への道を切り開きたい。そんな中始まった試合は、開始から相手のスピード感あふれる攻撃に対応できず主導権を握られてしまい、6分には4点を追いかける展開になってしまう。しかし、ここで負けるわけにはいかない法大は、この夏磨いてきたディフェンスから攻撃の流れを掴んでみせると13分に#41溝時照(現3) の12分のゴールに続く連続得点で逆転に持ち込む見事な追い上げをみせる。この流れを相手に渡したくない法大は #4松尾進之介(社2) を中心にディフェンスを固め、相手に付け入る隙を与えないまま試合は進んでいく。その中で21分に#33宮田怜(社3)セーブから #11石坂正瑛(生命4) がゴールを決めるプレーが炸裂すると、そのゴールでスイッチが入った法大はそこから連続得点で相手を突き離しにかかろうとする。しかし、ここでブザーがなってしまい前半終了。17ー13と4点のリードを奪い後半へと折り返す形になる。  後半は開始早々から前半は牙を隠していた2年生エース#55宜寿次政伍(スポ2) がゴールを決め、流れを法大のものにするとそこからは攻守において相手を圧倒し、5分の#55宜寿次の7メートルスローのゴールで7点差と大差をつける試合展開をみせる。すでに法大の勝利は確実かと思われたが、なんと9分に2人の退場者を出してしまう大ピンチが訪れる。悪い雰囲気が漂い始めるかと思われた中、ムードメーカー#15山本航司(スポ3) がディフェンスの上からゴールを決める数的不利とは思わせないプレーを見せチームの士気をあげると、ディフェンスでは#33宮田 のセーブ、#31竹中友哉(スポ2) のパスカットで相手に点差を詰められるどころか引き離す展開を繰り広げる。その後も手を緩めず15分にはこの日の30点目となるシュートを#7石川純也(社3)が決め、さらに終盤には#34阿部純誠(経済2)が今季初ゴールを決める活躍を見せるなど最後まで相手を圧倒し続けて試合終了。37ー28で勝利し見事、2部リーグ優勝を決めてみせた。

#73 二階堂恭世 選手 (経2) /トップ写真

#15 山本航司 選手 (スポ3)

#31 竹中友哉 選手 (スポ3)


写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部

(記事  田部凌誠 )

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