インタビュー

松下 歩叶 主将
ーー1番最初の入札で名前が呼ばれたが心境は
初回の入札で選ばれるというのは目標にしていたので、野球を始めてからの夢を叶えられて良かったです。(指名された瞬間は落ち着いている様子だったが)まだ順位が確定したわけでもなかったので、まずは12球団を待とうと思っていました。あとはちょっと周りが騒ぎすぎてましたね(笑)。本当に喜んでくれて良かったです。
ーーどのくらい連絡がきたか
お祝いのメッセージはたくさんきました。自分が想像していたよりも多くの方に祝ってもらいました。
ーー前日は仮想ドラフトなどのドラフト予想を見ていたか
流れてくることもありましたが、個人的には見ないようにしていました。(サンスポの1面にもなっていたが)送られてきましたが、気にしないようにはしていました。
ーー調査書が来ていた球団は
調査書は12球団いただきました。(その中でも熱心に見に来ていた球団は)ヤクルトとDeNAのスカウトの方は気にかけてくれていました。地元ということもあって、DeNAの方も気にかけてくれていたと思います。
ーー青木GM特別補佐と話した感想は
「これから頑張ってくれ」ということは言われました。指名される前の段階でも、視察だったりに来てくれていたので、本当にうれしかったです。
ーーヤクルトに対する印象は
若い選手からベテラン選手まで幅広く活躍されているという印象です。個人的には先輩が多くいる球団でもあるので、不安は少ないかなと思います。
ーーヤクルトで話してみたい選手は
山田哲人選手だったり、塩見選手といった右バッターですかね。同じようなタイプで参考にしていかないといけない選手ですし、長く一軍で活躍されてる方なので、お話してみたいなと思ってます。
ーー契約金は何に使おうと考えているか
特には決めていませんが、自分自身物欲というがあまりないので貯金ですかね。まずは家族に何か恩返しできるようなものを送れたらなと思っています。
ーー指名後、大島監督とどのような話をしたか
「おめでとう」ということと、「頑張ってきた結果だと思うから、これから頑張っていきなさい」ということは伝えてもらいました。
ーー指名後、家族とはどのような話をしたか
指名が終わってすぐに電話をして、「おめでとう」ということと、「これから見られる立場になりますし、プレーだけじゃなくて生活面もしっかりしてください」ということは言われました。
ーーどのような選手になっていきたいか
プレイの方では、打点にこだわってて。チームに貢献するには、打点が個人的には大事だと思うので、打点を稼げるようなバッターになりたいです。あとは息の長い選手にもなれるようにと思っています。
ーープロでやっていく上で課題だと感じている部分は
140試合近い試合数でコンスタントに結果を残さないといけないと思うので、体力面であったり、ぶれない精神というのは課題だと思っています。
ーーポジションは
球団から直接言われたのは、「まだどこをやるかわからない」というのと、「まだポジションを決める必要はないから、可能性を広げていけたら」と言ってもらいました。(現在の練習でもいろいろなポジションを守っているのか)そうですね。どこでもできるような準備はしています。
ーーいつからプロを意識するようになったか
去年、3年生で大学日本代表に入った時ですかね。まさか入れるとは思っていませんでしたし、実際に入ってみてトップレベルでやり、高いレベルでやりたいと思うようになりました。そこが強く意識するようになったきっかけかなと思います。
ーー4年生時には大学日本代表のキャプテンも務めたが、そこで得たものは
代表で日本開催でキャプテンというだけでも貴重な経験でした。やはり多くのトップレベルの選手と一緒に過ごせた期間というのは、プレーでも生活面でも意識の高さというのをとても感じました。そういったところは良い経験になったなと思います。
ーー代表で1番衝撃受けた選手は
立石ですね。バッティングを最初に見たのは3年生でしたが、周りからの噂ですごいすごいと言われてて。実際に自分も同じフィールドやってみて、ものが違うなというのは3年生の時思いました。そこから4年生になり、また一段とスイングスピードだったり打球速度が上がっていて、すごいなと思いました。
ーー立石選手と一緒に自主トレはされるのか
そうですね。まだ細かいところは決まっていませんが、一緒にやれたらなと思っています。
ーープロ1年目での目標は
まずはけがなく1年間を終えるようにしたいです。その中で、規定打席というところは1つの目標になるところかなと思います。もちろん、けがをしてしまったら規定打席には届かないと思いますし、まずはキャンプでしっかりとアピールしていきたいです。最終的な目標は規定打席ですが、キャンプから小さな目標を達成していきたいなとは思っています。
ーープロで対戦してみたい投手は
中日の金丸投手ですかね。オープン戦で1回対戦させてもらって、衝撃を受けたピッチャーだったので、プロの舞台で対戦して打ちたいというのはあります。(金丸投手は当時大学生の中でも飛び抜けていたか)違いましたね。初めて見るようなボールでした。
ーープロ生活全体での目標は
長くプロの生活をしたいなと思っているので、
40歳までプレイヤーとして立てるようにというのが最終的な目標です。
(インタビュー・松野要)
経営学部4年・2003年4月14日生まれ
神奈川県出身・桐蔭学園
181cm85kg・右投右打
今季成績:15試合 56打数 18安打 打率.321 4本塁打 13打点 1盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。


