第98回⽇本学⽣氷上競技選⼿権⼤会アイスホッケー競技会⼤会
2025年12月27日（土）
ダイドードリンコアイスアリーナ
決勝進出を懸け、秋リーグで苦杯を喫した明大戦に挑んだ。序盤は互いに譲らない展開が続き、2Pには先制点を許す苦しい場面も見られたが、平嶋がチームを勢いづけるゴールを決めた。しかし、明大の壁は厚く、３Pでは流れを掴み切ることができず、大量失点を許し、敗戦。3位決定戦に回ることとなった。
アシストの芹野泰良マックスナー（左：経1=BlythAcademyOnline）とゴールの平嶋高太郎（右：文2＝清水）
| 1 (29) 法政大学 |
0(12) | 1P | 1(19) | 8 (53) 明治大学 |
|---|---|---|---|---|
| 1(11) | 2P | 3(17) | ||
| 0(6) | 3P | 5(17) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
| チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PS |
|---|---|---|---|---|---|
| 明治大 | 22:38 | #25 寺内 理雲 | 小桑 潤矢 | #91 香田 龍冴 | ー |
| 明治大 | 24:45 | #34 井口 藍仁 | #24 福田 琉太 | #90 岸本 航太 | PP |
| 法政大 | 28:18 | #14 平嶋 高太郎 | #27 北山 堅士 | #15 芹野 泰良マックスナー | ー |
| 明治大 | 31:33 | #86 小桑 潤矢 | #12 阿部 颯 | #90 岸本 航太 | ー |
| 明治大 | 41:00 | #34 井口 藍仁 | #21 花田 匠 | ー | ー |
| 明治大 | 43:29 | #7 渡辺 力輝 | #19 城野 友咲 | #24 福田 琉太 | ー |
| 明治大 | 44:46 | #7 渡辺 力輝 | #19 城野 友咲 | #24 福田 琉太 | PP |
| 明治大 | 50:59 | #21 花田 匠 | #86 小桑 潤矢 | #24 福田 琉太 | PP |
| 明治大 | 56:12 | #3 #24 福田 琉太 | #17 村社 海莉 | #15 佐々木 清吉 | ー |
| SET | DF | DF | FW | FW | FW |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 90 下山 晃世(文2) | 8 三浦 秀瑛(法3) | 91 外久保 龍希(営2) | 26 金子 輝叶(人3) | 9 下坪 丈馬(法1) |
| 2 | 67 大宮 昂誠(営1) | 22 山口 治務(法2) | 15 芹野 泰良マックスナー(経1) | 14 平嶋 高太郎(文2) | 27 北山 堅士(法2) |
| 3 | 3 茨城 謙世(法3) | A10 武田 幸将(法4) | 89 山脇 波空(法2) | 18 本地 将大(人1) | 92 佐藤 佑安(文１) |
| 4 | A23 赤澤 朋哉(文4) | 7 林 陸人(文4) | C34 水口 晴斗(営4) | 17 角田 哲平(文1) | 41 脇本 春希(営3) |
※試合の詳細は日本アイスホッケー連盟HPをご覧ください。（青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。）
日大との激闘を制した法大は、過去のインカレやエイワ杯で苦戦を強いられてきた難敵明大との準決勝に臨んだ。
試合序盤は互いに一進一退の攻防を見せる。明大の迫力のある攻撃を受けるが、和田怜穏（営2=武修館）中心にゴールを守ると1P終了間際に縦パスから金子輝叶（人3=白樺学園）にチャンスが訪れるも決めきれず。白熱した1Pはスコアレスで終える。
先手を取りたい2Pだったが、開始2分に失点を許すと、直後にペナルティで数的不利の中で再び失点を許してしまう。流れを止めたい法大は、芹野泰良マックスナー(経1= BlythacademyOnline)の守備から相手のパスをカットした北山堅士（法2=武修館）が平嶋高太郎（文2=清水）へと繋ぎ、これを平嶋が冷静に決めてすぐさま1点を返し、1-2とする。その後一進一退の攻防を繰り広げるが、カウンターから再び失点を許してしまい、1-3と点差は2点になり、勝負の行方は最終Pへ。
勝利のために得点が欲しい法大だったが、最終Pは終始明大ペースに。開始1分で失点を許すとその後立て続けに失点を許し、1-6とさらに点差を広げられる。流れを変えたい法大は、和田に変えて須田泰斗（営4=清水）を入れてゴーリーの交代を行うが流れを掴めず。その後2得点を追加され、1-8で試合終了。
試合の入りは良かった法大だが、一度明大に傾いた流れを断ち切れず。結果は7点差での敗北となり、大東文化大学との3位決定戦へと回ることになった。
――試合を振り返って
最初の方はリズムが良かったのですが、中盤から法政の悪いところである一回流れを持っていかれたらそのままズルズルいってしまうという一番警戒していた部分が出ていたので。そこでなにかアクションを起こせばと思っていたんですけど、気づいたら試合が終わっていた感じです。
――去年もインカレ準決勝で負けている明大、意識したことは
同期に結構顔見知りがいて、小学校から（面識のある）上手い子がいるのでその子だけには抜かれないように心掛けてたんのですが、マッチアップすることがなかったのでどうすることもできなかったですね。明大の選手は技術が良い選手が多いのでパックは見ないでゴールを見るということは意識しました。
――明日の三位決定戦の相手は大東文化大、秩父宮杯で敗北している相手であるが
負けてはいるが、強い気持ちを持つ事です。自分たちで負けを生んでいた部分もあると思っているので、最後は気持ちよく完封でぶちのめしたいなと思います。
――明日はこのチームとして最後の公式戦、意気込みは
楽しくやることです!!!!
(取材・撮影 今本壮史、山鳥優里、冨松健、永井大夢）
