【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第4週 対慶大2回戦 采配が裏目に・・・ 止まらない開幕6連敗
東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大2回戦
2014年10月7日(火)
神宮球場
台風の影響で中2日となった2回戦。法大先発は土曜日の1回戦に続きエースの石田が務めた。5連敗中のチームに勝利をもたらすため、気持ちが入った投球で5回まで1安打無失点に抑える好投。しかし4回には安慶名がスクイズを失敗するなど、打線は援護することができない。すると6回には石田が2死から突如3連打を浴び、ベンチは早めの継投策を講じて玉熊にスイッチ。しかしこれが裏目に出てしまい・・・
試合結果
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
慶 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 7 | 1 |
法 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 |
(法大)●石田(4敗)、玉熊、鈴木貴、三浦‐安本、中園
(慶大)三宮、○佐伯、明、加藤‐須藤、小笠原
打撃成績
打順 | 位置 | 選手 | 打 | 安 | 点 | 打率 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | (4) | 若林 | 2 | 0 | 0 | .190 | 四球 | 空三振 | 四球 | 右飛 | |||||
2 | (9) | 山下新 | 3 | 1 | 0 | .333 | 三犠打 | 中前安 | 右飛 | 捕邪飛 | |||||
3 | (3) | 伊藤諒 | 3 | 1 | 0 | .500 | 中飛 | 右前安 | 四球 | 二ゴロ | |||||
4 | (7) | 畔上 | 3 | 0 | 0 | .118 | 中飛 | 二ゴロ | 二ゴロ | ||||||
1 | 玉熊 | 0 | 0 | 0 | .500 | ||||||||||
1 | 鈴木貴 | 0 | 0 | 0 | ―― | ||||||||||
H | 米田 | 1 | 0 | 0 | .500 | 右飛 | |||||||||
1 | 三浦 | 0 | 0 | 0 | ―― | ||||||||||
5 | (6) | 佐藤竜 | 4 | 1 | 0 | .235 | 空三振 | 右線二 | 中飛 | 遊飛 | |||||
6 | (5) | 皆川 | 2 | 0 | 0 | .118 | 右飛 | 捕犠打 | 二飛 | ||||||
H | 田中 | 1 | 0 | 0 | .200 | 見三振 | |||||||||
7 | (8) | 安慶名 | 3 | 0 | 0 | .083 | 四球 | 中飛 | 投ゴロ | 中飛 | |||||
8 | (2) | 安本 | 2 | 0 | 0 | .111 | 見三振 | 三失 | |||||||
H | 森本 | 0 | 0 | 0 | .286 | 四球 | |||||||||
2 | 中園 | 0 | 0 | 0 | .000 | ||||||||||
9 | (1) | 石田 | 1 | 0 | 0 | .000 | 遊ゴロ | 投犠打 | |||||||
7 | 松田 | 1 | 0 | 0 | .000 | 三併 | |||||||||
計 | 26 | 3 | 0 | ―― |
投手成績
回 | 球数 | 打者 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | |
石田 | 5 2/3 | 77 | 22 | 4 | 4 | 1 | 3 | 3.91 |
玉熊 | 0 2/3 | 12 | 5 | 3 | 0 | 0 | 1 | 8.74 |
鈴木貴 | 1 2/3 | 22 | 5 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0.00 |
三浦 | 1 | 14 | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0.00 |
計 | 9 | 125 | 35 | 7 | 8 | 2 | 4 | ―― |
ベンチ入りメンバー
10 | 安慶名(経4=興南) | 27 | 森川(営2=桐蔭学園) | 8 | 畔上(キャ3=日大三) |
14 | 鈴木貴(人4=済美) | 1 | 若林(営3=桐蔭学園) | 23 | 松田(法4=三重) |
15 | 浅野(法3=中京大中京) | 2 | 皆川(キャ3=西武台千葉) | 26 | 山下新(人3=済美) |
16 | 玉熊(法2=北海) | 3 | 伊藤諒(キャ4=神港学園) | 28 | 齊藤秀(文4=北海学園札幌) |
17 | 熊谷(キャ1=平塚学園) | 4 | 岡崎(法4=作新学院) | 29 | 田中(法3=愛工大名電) |
18 | 三浦(法2=三重) | 5 | 細川(文3=福井工大福井) | 31 | 米田(営2=智辯学園) |
21 | 石田(営4=広島工) | 6 | 佐藤竜(法3=作新学院) | 33 | 清水雄(法1=中京大中京) |
20 | 安本(営4=広島商) | 7 | 吉澤(文4=桐蔭学園) | ||
22 | 中園(法4=いなべ総合学園) | 24 | 森本(法4=中京大中京) |
リーグ戦結果(10/7現在)
明大 | 立大 | 慶大 | 早大 | 法大 | 東大 | 試合 | 勝 | 負 | 勝点 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明 | ―― | ○○ | ○○ | 4 | 4 | 0 | 2 | 1.000 | |||
立 | ―― | ○○ | ○○ | 4 | 4 | 0 | 2 | 1.000 | |||
慶 | ●● | ―― | ○○ | ○○ | 6 | 4 | 2 | 2 | .667 | ||
早 | ●● | ―― | ○○ | 6 | 4 | 2 | 2 | .667 | |||
法 | ●● | ●● | ●● | ―― | 6 | 0 | 6 | 0 | .000 | ||
東 | ●● | ●● | ●● | ―― | 6 | 0 | 6 | 0 | .000 |
戦評
勝ち点を取るにはもう後がない法大は、1回戦に引き続き石田健太(営4)に先発マウンドを託した。対する慶大は今季先発投手として定着しつつある三宮舜をマウンドに送った。
石田は初回にヒットを許したものの、徐々にテンポのよいピッチングを続け、初回以降は三者凡退に抑える。法大は三回の攻撃、2死から今季初スタメンの2番・山下新(人3)、3番・伊藤諒介(キャ4)の連打で1、3塁とチャンスを迎える。しかし4番の畔上翔(キャ3)がセカンドゴロに倒れ、先制点とはならなかった。四回、5番・佐藤竜一郎(法3)が一塁線際に痛烈な二塁打を放ち、続く皆川普(キャ3)がバントをきっちり決め、1死3塁のチャンスを作る。何としてもこのチャンスを生かしたい法大は、7番・安慶名舜(経4)がスクイズを仕掛ける。しかしこれを読んでいた慶大はボールを大きく外し、バットは非情にも空を切った。これにより3塁ランナーはタッチアウト。安慶名もセンターフライに倒れまたも先制点とはならなかった。続く五回、相手のエラーや四球が重なり2死満塁のチャンスを作るが、4番・畔上はまたもセカンドゴロに終わった。期待の4番のバットはなかなか奮わない。
こうして打線が繋がらない中、石田は5回まで1安打無失点と好投を続けており、エースの復活かと思われた最中、事態は急変した。六回2死から慶大の2、3、4番に3連打を許す。今季の象徴である集中打による失点を避けたい法大は、やむを得ず石田を降ろし、2番手の玉熊将一(営2)にスイッチ。しかし高めに浮いた初球を5番・藤本知は逃さず振り抜き、レフトへ痛烈な2点適時二塁打を放った。悪い流れはこれでは止まらず、続く打者に玉熊は暴投。この回3失点を許してしまった。
六回裏、法大の攻撃は三者凡退に終わり再び暗雲が立ちこめる中、慶大は七回1死から1、3塁のチャンスを作る。これ以上失点を許したくない法大は鈴木貴也(人4)を投入するも、内野ゴロで痛い4失点目を喫してしまった。その後、鈴木貴は安定したピッチングを見せるも、打線は三者凡退が続き完璧に抑え込まれてしまう。最終回には今季好調の三浦浩太郎(法2)が登板。圧巻の三者連続三振を奪い、後攻の打者陣を信じて待った。しかし、法大は呆気なく三者凡退に倒れ、試合は4ー0で幕を閉じた。
多くのチャンスを前にしながら、あと1本が出ずに苦しむ法大。どこよりも勝利に飢えたチームは、明大戦でどんな粘りを魅せてくれるのだろうか。(鈴木理子)
クローズアップ
伊藤諒介(帰ってきた“春の4番”)
春季は5位に沈み、巻き返しを誓った今季も今日の敗戦で開幕からの連敗は6に伸びた。チームとして苦しい状況が続く中、伊藤諒介もまた悩める日々を過ごしてきた。打線の中核として期待された春季は不振に喘ぎ、秋季リーグ戦は開幕からベンチを外れた。不甲斐ない気持ちが大きかったことは想像に難くない。
迎えた慶大戦1回戦、初のベンチ入りをつかむと劣勢の中 代打で出場。期待に応える長打を放つと、塁上で大きなガッツポーズを作りベンチを鼓舞する姿があった。今日の試合でも体調不良の金子に代わりスタメン出場を果たした。
「少しでも活気づいてくれれば」、「チームを引っ張っていこうと思っているだけ」。副主将として、最終学年としての責任感の強さをにじませる。残された試合はあと2カード。この男がチームを初勝利へいざなう。(遠藤礼也)
試合後の監督・選手のコメント
神長英一 監督
―今日の試合のご感想をお願いします
今までの展開と似ていますね。チャンスをものに出来なくて、ピンチで点を取られる。今回のリーグ戦を象徴したような試合です。あそこ(四回裏1死3塁、7番・安慶名の3球目)でうちがスクイズを決めたり、先制点を取っていれば、慶応さんはズタズタといく試合なのかな。明日(の3回戦)に絞るというのが伝わったんですけど、それすら出来ない。あまりにも力の差を感じますね。
―そのスクイズ失敗の場面を振り返って
何とかバットに当ててさえしてくれば、左ピッチャーなのでものすごくスクイズが決まるケースなので、それを空振りされてしまうとどうにもならないので、残念の一言ですね。
―四番の畔上選手が三度の得点圏で全て凡退でした
四番としてどこで打つかということだと思うので、それは四番がチャンスで打てなかったのは負けなのかなという気がします。エース(の石田)が2死から3連打でピンチを広げたというのも負けの要因だと思います。
―スタメンで山下新選手と伊藤諒介選手を起用したことについて
金子が調子良かったんですけど体調不良になって、ベンチも入れられなかったのは残念だったです。唯一うちから打率ベスト10に入っている金子だったんですけど、それがいないというのも流れが悪いなという感はありましたよね。今朝だめだというのがわかったんですけど。
―蔵桝選手もベンチ外でしたが
調子が悪いからです。(ベンチ入りメンバーが)25人と決まっていますので、入れなくちゃいけない選手がいれば、外れなくちゃいけない選手もいます。
―皆川選手は結果が出ていませんね
そうですね。ただうちのメンバーとしては目一杯なので、この戦力でやるしかないのかなというのがあります。
―今日の石田投手のピッチングについて
立ち上がりから別に悪くなかったと思います。ただ(六回の)2死から3連打という石田の悪いところというか、三者凡退で切れないですね。ただ僕もあそこで玉熊を出したのは間違いだったかなという後悔があります。あそこで堪えられるようなピッチャーだったら、もっと(今季は良い成績で)きてるかなって。あそこは石田で任せても良かったのかなと。3連打だったからしょうがないと思って玉熊を指名していったんですけど、初球にあの甘いボールを投げてるようじゃ僕の失敗だったのかなと。継投ミスはあったと思います。
―玉熊投手の今季の不調は何が原因だと思いますか
何ということは無いですけど、投手としてのコントロールじゃないでしょうか。資質として一番大事なそれですね。
― 九回表から登板した三浦投手は三者連続三振の好投でした
三浦は最後良いピッチングをして収穫ですね。まだ若いですし。
―今日は法大の攻撃時に、青木助監督を三塁コーチャーではなくベンチに置いた理由は
空気を変えようと思ってやりましたけど、功を奏さなかったですね。
―6連敗という現状について
法政の今の力です。そのまま出ていると思います。試合結果として認めなくちゃいけないので、どんな良い試合をしても、どんな悪い試合をやろうと勝てば良いのが公式戦だと思うので、負けているということは弱いということかなという気がしています。少なくとも早大、立大、慶大よりはこの秋は力が劣っていたことははっきりしています。
安慶名舜 主将 外野手(四回の第2打席でスクイズを失敗し先制機を逃す)
―今日の試合を振り返って
チャンスを数多く作りながら、応援してくださる人に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
―立大戦に続いてのスクイズ失敗となりましたが、その打席を振り返って
何が何でも当てなきゃいけない場面で、簡単に空振りしてしまって・・・。今日の敗因はそこにあると思います。
―2日間雨天順延となり、調整はどのように行いましたか
室内練習場でバッティングに重点を置いて、三宮と加藤の両方のピッチャーを想定して練習しました。
―6連敗を喫してしまいましたが、勝てない要因は何だと思われますか
チャンスで一本が出ないのが敗因だと思います。
―この流れを変えるには、チームがどのように機能すればよいでしょうか
一つ勝つ難しさをこれまで六回味わってきていて、もちろんこのまま終わったわけじゃないですし、雰囲気は良くなってきているので、しっかり明治戦に向けて、チャンスで打てるように練習していかないといけないと思います。チーム一人ひとりが重く責任を感じなきゃいけないですし、これから一つのボールに対してがむしゃらにやっていかないといけないです。
―特に期待する選手などはいますか
この状況ですから、どの選手というよりも全員で頑張っていかないといけないと思います。
―明大戦への意気込み
必ず勝てるように僕らは全力を尽くすだけなので、しっかり調整していきたいと思います。
石田健大 副将 投手(六回途中まで好投も自責点3で敗戦投手に)
―今日の試合を振り返って
粘りたいところで粘れずに点を取られたって感じですね。
―五回まで好調でしたが
そうですね。自分のテンポで、いいペースで投げることができたんで、よかったと思います。
―六回2死から突然崩れたように見えましたが
特にここがこうだから崩れたっていう理由はないかなという風に思います。
―変化球中心の配球でしたが
キャッチャーが(サインを)出した通りに投げようといつも思っているので、そんなに僕も違和感なく、腕振って投げることができたかなと思います。
―試合が順延になってしまった影響はありましたか
その分いい調整もできましたし、チームの雰囲気も少しは変わることができたと思うので、良い方にはいったと思います。
―前試合から中2日でどのような調整をされましたか
監督からも自分で調整しろという風に言われていたので、自分なりの、いつも通りの調整をしました。
―リーグ戦も残すところ2カードとなりましたが
最後なので、1試合1試合、1球1球、気持ち込めてやっていきたいと思います。
―明治戦までに取り組みたいこと
もう日にちも少ないんで、体のケアだったり、調整だったりをしっかりして、万全な状態でいきたいと思います。
―次戦に向けて
もう開き直るぐらいの気持ちで投げないといけない感じになっているので、もう絶対負けられないって気持ちで、全力で戦いたいと思います。
伊藤諒介 副将 内野手(3番ファーストで今季初スタメン)
―試合を振り返って
雰囲気は悪くなかったですけど、駄目でした。
―今季初スタメンでした
特に意識はなかったです。やることはやってきたので楽しみでしょうがなかったです。
―五回に慶大の投手が佐伯投手に代わった際に神長監督と松田選手から声をかけられるシーンがありましたが
戦略的なことで「(佐伯投手は)このボールが多いから張っとけよ」という言葉をかけていただきました。
―雨天順延の間にはどのような調整をされましたか
やることは変えずに、試合前ではありましたけど振り込んできました。
―ベンチは以前にない盛り上がりがあったように見受けられましたが
一人一人が開き直ってやるしかないということを監督も仰っていたので、それを意識してやった結果雰囲気は良くなったとは思いますが結果には全然つながらなかったです。
―勝つための打開策として具体的に思い当たる部分はありますか
特にはないです。チャンスで打てないところが続いているので。
―明大戦へ向けて意気込みを
本当に酷い状況ですし、明大は連勝していてこっちは連敗しているんですけど、気持ちを切らすことなくやっていきたいと思います。
山下新 外野手(2番で出場し、攻撃の起点に)
―今日の試合を振り返って
監督からチャンスをもらったので頑張ろうと思いました。
―今季初スタメンでしたが、お気持ちは
普通です。
―初打席でバントを決めましたが、緊張などは
緊張しました。
―二打席目は2アウトからチャンスに繋がるヒットを打ちましたが、その打席を振り返って
たまたまです。
―6連敗となりましたが、チームの雰囲気は
次に切り替えています。
―次の試合までに調整したいことは
ないです。
―明大戦への意気込み
(試合に)出たら頑張ります。
三浦浩太郎 投手(4番手として登板し、三者連続三振の好投)
―今日の試合を振り返って
チームが6連敗なので、悪い流れだなと思います。
―九回に登板して三者三振に抑えましたが
最後自分がしっかり三人で抑えて、打者陣に良い流れで逆転してもらおうという思いで投げました。
―今季は登板数が増えていますが
今のところ役割はしっかり果たせているかなと実感しています。
―調子が良い要因は
しっかり腕が振れているのと、あとスライダーが今まで以上にキレているので、そこが調子が良いと思います。
―下級生という立場ですがこの苦しい状況をどのように立て直したいですか
次にすぐ明治戦があるので悪い流れを切らして、とりあえずまずは1勝を取りたいと思います。
―明大打線への対策は
1から9番までピッチャーも含めて(打線が)強いので、甘いところに投げれば打たれるということはわかります。今まで(明大戦で)ベンチに入っていないですけど外から見ていてそう思ったので、しっかりコースを厳しめに投げたいなと思います。
―次の試合に向けて
今日が今まで登板させてきてもらった中で一番良かったので、今日みたいなピッチングができればなと思います。
フォトギャラリー
- スクイズを試みるも空振りした安慶名
- 先発した石田は六回の投球が悔やまれる
- 今季初スタメンの伊藤諒
犠打をきっちり決め、チャンスを演出した山下新- 失投、暴投と不安定な投球だった玉熊
- 5番で起用され法大唯一の長打を放った佐藤竜
- 新たな投手陣の柱に名乗り上げた三浦
- 4番の畔上は得点圏であと一本が出ず