【フェンシング】第67回全日本フェンシング選手権大会(個人戦) 見せた主将の有終の美!男子サーブル・吉田が日本最高峰の戦いで表彰台へ!!
第67回全日本フェンシング選手権大会(団体戦)
2014年12月18日(木)~12月21日(日)
大田区総合体育館
2014年最後の公式戦である第67回全日本フェンシング選手権(個人戦)が開幕。大学生だけなく、高校生、社会人。そして、五輪選手がひしめく日本最高峰の大会だ。初日は男子サーブル、女子エペが行われ、学生大会で無類の強さを見せる主将の吉田健人(法4)、前年ベスト8の安藤光平(法3)に期待が集まり、女子エペではここ数年チームを引っ張り続けた大石栞菜(法4)が法政大学の学生として最後の戦いに挑んだ。
試合結果
種目 | 出場選手 | 試合詳細 | 順位 |
---|---|---|---|
男子サーブル | 吉田健人(法4) | 1回戦 ◯15-9 2回戦 ◯15-9 3回戦 ◯15-12 準々決勝 ◯15-7 準決勝● 12-15 | 3位 |
安藤光平(法3) | 1回戦 ◯15-4 2回戦 ◯15-8 3回戦 ◯15-6 準々決勝●10-15 | ベスト8 | |
丹代翔(国4) | 1回戦 ◯15-11 2回戦●12-15 | 2回戦敗退 | |
大崎葵一(営2) | 1回戦 ●9-15 | 1回戦敗退 | |
栢木琢也(理工1) | 1回戦 ●7-15 | 〃 | |
佐藤篤志(営1) | 1回戦 ●13-15 | 〃 | |
大槻達哉(法1) | 1回戦 ●5-15 | 〃 | |
高橋優作(法1) | 1回戦 ●8-15 | 〃 | |
女子エペ | 大石栞菜(法4) | 1回戦 ◯15-7 2回戦 ◯15-7 3回戦 ●5-15 | ベスト16 |
小林未来(文3) | 1回戦 ●7-15 | 1回戦敗退 | |
池田五月(文2) | 1回戦 ●13-15 | 〃 | |
池田亜優(法1) | 1回戦 ●10-15 | 〃 |
戦評
男子サーブル
グループ(6人1グループ)ごとに分かれ、5ポイント制マッチで総当たり戦が行われた予選は全選手が突破し、勝負の決勝トーナメントへ進んだ。予選を全勝。全体5位通過の安藤は1回戦を15-4と大差で快勝。全日本学生個人選手権大会(以下インカレ)王者の吉田は1回戦でいきなり同校の大崎と激突。中盤までは大崎の大きくステップを踏んだアタックが冴え、互角の展開となるが、徐々に吉田がペースを握り、終わってみれば15-9のスコア、主将が後輩に力を見せつける結果となった。丹代はビハインドのまま試合は進むが、終盤に逆転し2回戦へ駒を進めた。上級生が着実と勝ち進み、下級生もそれに続きたいところであるが、やはり全日本の壁は厚い。栢木は中大のレギュラー格の曽我に圧倒され、大槻は2年前の主将である水谷一貴氏(大垣共立銀行)の前に完敗。インカレベスト16の高橋は2年前のインカレ王者であり、強豪NEXUSの前田修吾から主導権を握ることなく敗れ、同じくベスト16の佐藤は接戦の末、星を落とした。1年生は全選手が初戦敗退となり、吉田、丹代、安藤の3人が翌日の2回戦以降へ進んだ。
日を跨ぎ迎えた2回戦。安藤は前日同様、同じ大学生相手にまったく寄せ付けない試合運びで快勝。3回戦もJOCエリートアカデミーの有望株を一蹴し、難なくベスト8入りを早々と決めた。吉田も2回戦、日大のアンカーである永田の粘りに手を焼くも、最後は地力の差で勝利した。3回戦の相手は張眞(専大)。関東選手権大会(以下関カレ)、インカレの準決勝でも対戦し、激闘の末勝利した同学年のライバルだ。過去何度となく好試合を繰り広げているが今回も変わらずに交互に点の取り合う好ゲームとなる。2点差以上の差がつかないまま、試合が進行し、点数が二桁になると、まず張眞が12-11とリード。しかしここからが吉田の真骨頂。素早い剣捌きでポイントを取り返すと、きわどいフレーズも吉田に軍配が上がり、リズムをつかむ。結局4連続で奪い、宿敵を15-12のスコアで撃破。自身初のベスト8を決めた。丹代は高橋を破った前田と対戦。序盤は一気の猛攻で8-1と大量リード。勝負ありかと思われたが、その後反撃を許し、さらに丹代の右グローブが破れ、出血するアクシデント。利き手の負傷が響いたか、そのまま逆転され、悔しい敗退となった。
8強入りの吉田、安藤は強豪揃いの準々決勝へ挑んだ。吉田は予選3位と好調のフィッツジェラルド邦彦(騎士の会)と対戦したが、年下相手に序盤から鋭い攻めで試合を支配、そのまま難なく押しきり勝利。準々決勝でも勢いそのまま圧倒し、ベスト4進出となった。安藤はアジア大会日本代表である宮山亮(NEXUS)に挑んだ。いきなり4連取されるも、すぐさま立て直し、反撃。3連続と連続ポイントと一気に6-6の同点に追いつき、その後勝ち越されるも2点ビハインドと、強豪相手に逆転可能な点差でインターバルを迎えた。しかし再開すると一気に宮山のペースになる。安藤の突きを鮮やかなリポストで弾き、踏み込みが甘くなると攻めに転じ、攻守において光る、技術の高さでリードを広げていき、10-15。安藤は昨年に続き、2年連続でNEXUSの壁を乗り越えられず、ベスト8止まりとなった。
準決勝からは準々決勝まで行っていた会場から変わり、今回から設置された特別なピストで試合が行われた。ピスト以外は暗闇に包まれ、ポイントを取った側に明かりがともされる国際大会同様にステージでの激突するのは、前回王者である島村智博(警視庁)。日本サーブル界をけん引する相手にまず吉田が先手を奪うが、徐々に島村のペースになる。強豪に警戒し、相手を見すぎた吉田のアタックはコントルアタックで返され、5-8と突き離されてしまう。しかし、インターバルを置いた後半戦。「自分の間合いでしっかりアタックする」と切り替えた吉田は足を使った躍動感あふれる攻めで3連続ポイント。一気に1点差とする。すると、王者も追い込まれた状態から挽回し、突き放す。それでも吉田は再び攻め返し、1点差へ。王者相手に手に汗握る互角の試合を繰り広げた。最後は島村の攻撃に屈し、12-15で試合終了。惜しくも敗れたが、吉田の表情は晴れやかだった。「法政大学として最後の試合で、学生としてベスト4に入れた満足な結果でした」。2014年の法大主将・吉田健人は最後の最後まで最高の輝きを放ち続けた。
吉田の3位に2年連続のベスト8の安藤とエース二人は上々の結果を残した。安藤は「(ベスト4も)全然無理ではない」と更なる高みを目指す。丹代は出血するアクシデント、大崎は1回戦で吉田と当たる不運もあったが、丹代は強豪前田と熱戦で最後の大会を締めくくり、大崎は前半こそ互角に渡り合い、この1年の成長含めて大きな飛躍が期待できる。1年生は全選手が1回戦敗退となったが、全日本の猛者と対戦したことで大きな経験値を積んだだろう。今季4冠を達成し、学生大会で圧倒的強さを見せた法大の“お家芸”男子サーブル。卒業後も競技を続ける吉田を含め、この強さでまだまだ成長段階。学生大会制覇はもちろん、近い将来、法政大学の選手が全日本の舞台で頂点に立つ日も近いはずだ。(芳野史征)
女子エペ
今年は結果を残せない1年であった女子エペ。春のリーグ戦では1部昇格を逃し、関カレ、インカレではベスト8、全日本こそは4位となったが、実力を出し切ったとは言えない2014年であった。今大会では学生最後の大会となる精神的支柱の大石栞、インカレ準優勝の池田五、来季エペ主将の小林、1年生の池田亜らがもう一度自分を見つめ直し、来季への飛躍につなげるための戦いに挑戦した。
予選は全選手が好成績とはならなかったが、取るべきところはしっかり奪う着実な試合運びを見せ、決勝トーナメント進出。しかし、1回戦から多くの選手が苦しい展開となってしまう。小林は序盤から徐々に突き離され、ビハインドで試合が進んでしまう。そのまま相手に押し切られ1回戦敗退。池田亜も小林同様に追いかける展開が続いてしまう。後半こそはシングルランプを連続で奪い、粘りを見せるが反撃遅く、10-15で敗れた。さらに負の連鎖は続く。今年飛躍を見せたくれた池田五には期待が高まっていたが、1回戦で日大の黒木夢と対戦。学生大会では共に上位進出を果たす実力者同士の1戦となった。池田は序盤から相手の猛攻を受け、リードを広げられてしまう。それでも、粘りが持ち味の池田はここから本領発揮。シングルポイントを次々と決めていき、同点に追いついた。このまま一気に勝負決めたいところであったが、ここからは一進一退の攻防。両者の肉薄した試合が続くが最後に15点目を奪ったのは黒木。次世代のエペの柱も1回戦で姿を消す結果となった。
3選手が初戦となるが、大石栞は快調な出だしで完勝。2回戦では昨年3位の古田(立命大)と対戦するも、相手を利用しながらの盤石の攻めで15-7と圧倒。大石栞は自分らしさを出しながら、べスト16入りを決めた。ベスト8を決める3回戦は下大川綾華(テクマトリックス)。予選1位で過去にはユニバーシアードで銅メダルに輝いた経験がある全国屈指のエペ選手と対戦した。試合が始まり、最初のポイントを奪ったのは大石栞。このまま流れに乗るかと思われたが、ここは下大川によって防がれる。ピストを左右に広く使い、相打ちさえも許さない強さを見せられ、大石栞は「自分が何をするか相手にバレていた」と相手の凄さを認めるしかなかった。結局、5-15で試合終了。法大女子部のエース・大石栞の挑戦は終わった。
大石栞はエペを中心にこれからもフェンシングを続ける。4年間で多くの歴史を作ってきた大石栞のこれからの活躍に期待が高まるだろう。一方、来季以降も残る選手には多くの課題が残された。しかし、このまま女子エペ陣がくすぶったまま終わる訳はない。来年こそは、女子エペの強さを示すために、まずは1部昇格。今年の悔しさを解き放ち、来季への飛躍へ。もう戦いは始まっている。2015年は女子エペ陣の笑顔はじける最高の1年を見せてくれるはずだ。(芳野)
選手のコメント
吉田健人(全日本3位入賞)
―学生最後の大会を終えた今のお気持ちは
目標としていたベスト4に入れて嬉しいです。
―予選から修正した点はありましたか
予選はモチベーションが低くてあまり良くない(順位での)上がりだったんですけど、悪くないトーナメントの山に入れたので今日はモチベーションが高い状態でいれました。自分の持ち味のアタックや足を動かすことができたのが修正点でした。
―3回戦では関カレ、インカレに続いて張眞選手(専大)との対戦でしたが振り返って
張眞と対戦するのは嫌なので、関カレとインカレのように意識はしたんですけど、競ってしまってやはりやりたくないなと感じました。
―それでも接戦を制し 次の試合にもつながりましたが
準々決勝の相手も当たりたくなかったんですけど、自分の持ち味のアタックが決まってそれをやり続けて点が取れたのが、すごく良かったです。
―ベスト8に残った学生は安藤選手と2人だけでしたが何か話はされましたか
安藤も(ベスト)4にいける実力はあると思うんですけど、学生だと社会人と対戦するとフレーズが学生に厳しい部分があるので、そこで負けたかなという印象があります。安藤はもっと上にいけると思います。頑張ってほしいです。
―準決勝から舞台が変わりましたがピストに立ってみて新鮮な感じですごく楽しかったです。そこまで緊張もしなくて、自分は特に失うものもないので楽しくやれました。
―会場が暗い中で試合をするのは初めてでしたか
初めてです。世界選手権とかもああいう感じなんですけど、準決勝決勝にいかないとできないので。中々ない機会で楽しかったです。
―前回王者の島村選手(警視庁)相手に互角の展開となりましたが
島村さんは同じ高校の先輩なんですけど(東京・東亜学園高)、思い切りやろうという感じでやって、前半点を取られたところを変えて、点が取れるようになりました。切り替えが準決勝でできたのは良かったと思うんですけど、肝心なところで取りきれないのが敗因だと思います。
―切り替えが上手くいった要因というのは
自分がアタックにいくときに(相手を)見すぎてしまい、相手のシングルランプをつかれて しまってコントルアタックをくらってしまったのが良くなかったです。そこで、見すぎずに自分の合間に入ったらしっかりアタックにいくというのが、終盤追いつき始めたころにできたので良かったです。
―終盤1点差に迫る場面がありましたが
点差が縮まったときは「あ、いけるかな」と思ったんですけど、やはり王者なだけあって取りきれなかったですね。強かったです。
―安藤選手がベンチについていましたが心強かったですか
すごく良かったです。自分の悪いところを「こうした方が良いですよ」とアドバイスをしてくれて、それをやったら結構点を取れたので後ろについてくれた安藤のアドバイスが良かったです。
―他の選手の応援などは耳に入っていましたか
入っていました。良い緊張感の中で集中していましたが、応援は聞こえていました。
―試合後は晴れやかな表情に見えましたが
法政大学として試合に出るのは最後で、最近ベスト4に学生が入ったのは新井弘太(NEXUS)先輩が大学3年生のとき以来だと思うので、久しぶりに(ベスト4に学生が)入れたのが満足できる結果でした。あの舞台でできたのが楽しかったので、負けても笑って終われました。
―これからは優勝を狙える位置にあると思いますが
卒業しても競技を続けるので、そろそろ優勝を取ります!
安藤光平
―敗れた宮山選手との準々決勝を振り返って
ビデオを見返しても僕が勝っているポイントがたくさんあったので、あまり納得はいかないんですけど。もっと圧倒的に力を付けないと勝てないなと思いました。
―団体戦での試合との違いはありましたか
団体戦で当たった時には個人スコアで勝ち越していたので、相手は多少嫌なイメージはあったのかなと思います。あの時と同じように積極的にいこうとは思っていました。
―その中で及ばなかった敗因というのは
全体的に見ても地力で向こうが一回り上だったのかなと思います。フットワークとかいろいろな面においてですね。
―準々決勝までは危なげない試合運びに見えましたが
調子は良かったと思いますし、相手のレベルもそんなに高くはなかったので、普通にやれば勝てるとは思っていました。
―昨年と同じベスト8という結果について
メダルを獲りたかったので、もう一つ勝ちたかったですね。他のシニアのランキングマッチとかではベスト4に入ることもあるので、全然無理ではないと思っています。
―今季最後の大会でしたがどんな試合をしたいと思っていましたか
メダルを獲ることを目標にはしていました。でもこの時期は就活とか、レポートとかが被ってしまって、あまり練習に集中できる環境ではなかったですね。若干悔いが残っています。もう少しちゃんと準備をして臨みたかったですね。
―3位となった吉田選手の試合はどのようにご覧になっていましたか
負けは負けなんですけど、点差も競っていましたし、先輩相手にこういう言い方もあれですけど、内容も悪くはなかったと思います。学生だから勝てないということはないと思いますね。健人先輩と島村先輩の試合を見ても、経験の差というか本当に微妙な差だと思うので。今後勝てないなとか思うことはないですね。
―この大学で引退する4年生に向けて
僕には男子サーブル陣の同級生がいないので、一個上の先輩ではありますけどジュニアの時から日本代表をかけて争っていたので、先輩ですけどライバルみたいな感じでした。お互い意識していたと思います。ずっと競い合ってきたので、寂しいですけど。健人先輩は続けるみたいなので頑張って欲しいですね。
―これからは安藤選手がサーブルチームを引っ張っていくことになると思いますが、来季に向けて
4年生が2人抜けて戦力的にはすごく厳しくはなると思います。でも今年、健人先輩は団体戦で法政がピンチの時に、すごく活躍して救ってくれたので、来年は僕がそういうピンチを救えるようにしなければならない立場だと思います。その中で後輩が成長しやすい環境づくりをすること、分かんないことはどんどん教えていきたいです。そして今年と同じように来年も4冠を達成したいですね。
丹代翔
―敗れた前田選手との試合を振り返って
序盤8-1で折り返して、そこから自分で点数を取りにいこうと、勝ちを意識してしまったことが逆転を許した大きな敗因だと思います。
―グローブが切れるというアクシデントがありましたが
そこで10分休憩するかしないかとなって、自分の流れを切りたくないから休憩はしなかったんですけど、時すでに遅しという感じでそのまま相手に流れを持っていかれてしまいました。11点くらいまで競っていましたけど、結局負けてしまったのでもったいなかったですね。
―前田選手と戦っての印象は
あの人には(前田選手の)大学時代にも一回も勝ったことがなくて、まさか8-1で折り返すとは思っていませんでした。
―法政の選手として最後の大会でしたが、どんな思いを持って臨まれましたか
最後なので悔いが残らないように、思い切りやろうと思っていたんですけど、やっぱり悔いが残りますね。でもこれで自分のフェンシングは終わりというわけではなくて、ちょこちょことやるつもりなので、今度からは気長に楽しもうかなと思います。ここで一区切りとして新たな気持ちでやっていこうと思います。
―インカレの時に「やっぱり(吉田)健人はすごい」とおっしゃっていましたが、その吉田選手の全日本での準決勝はどのようにご覧になっていましたか
ベスト4に入って本人は山が良かったとか言っていて、まあそういう部分もあるのかもしれません。それでも負けたとはいえ内容的に見ても、島村さんにすごく良い試合をして渡りあっていましたし、改めてすごいなと思いました。
―丹代選手、吉田選手が引退して新たなサーブルチームとして戦う後輩に向けて一言
自分たちは4冠を取ることができたんですけど、もう一回4冠を狙って欲しいと思います。そして安藤光平というエースがチームをまとめて一つになって皆で勝ってもらいたいです。いちOBとして応援しています。
大石栞菜
―学生最後の試合を終えて
特に悔いとかはないんですけど、強い先輩にぼこぼこにされて、これからもっと頑張らなきゃなと。向上心というかもっとやりたいという気持ちがあるので、また頑張りたいと思います。
―2回戦では昨年3位の選手相手に快勝となりましたが
相手がすごいびびっていたので、そこをうまく利用させてもらって良い試合ができたなと思います。
―3回戦では予選1位通過の選手との試合となりましたが
強いですね。普段一緒に練習させてもらっているんですけど、自分が何をするかばれていました。終始相手のペースでいってしまったので悔しかったです。
―苦戦した点は
攻撃にいかなかったら 攻撃にきて、攻撃にいっても跳ね返されて本当に完敗でした。すべてにおいて相手が上回っていました。
―ベスト16という結果については
エペは初めて出て16だったので、来年はもっと上を目指していけたら良いなと思います。
―これからはエペをメインでやっていくのですか
はい、そうです。就職してもフェンシングを続けます。
―これからの目標を聞かせてください
ワールドカップで戦える選手になっていきたいと思います。
フォトギャラリー
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表彰台でメダルを掲げる吉田
- 全日本準決勝でも堂々の戦いぶり
- いつの日か頂点を勝ち取ってくれるはずだ
- ベスト8進出ながら悔しさを口にした安藤
- 強豪にリードしながら悔しい逆転負けを喫した丹代
- 吉田とともに4年生サーブルチームを支えた
- エペで出場した大石栞は昨年3位の相手を破った
- 卒業後の活躍にも期待がかかる