【スピード】第88回日本学生氷上競技選手権大会1日目 ポイント獲得ならず、厳しいスタートとなる
第88回日本学生氷上競技選手権大会1日目
2016年1月6日(水)
日光市霧降スケートセンター
ついに勝負の時がやってきた。法大にとって連覇がかかる日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)。
1日目は500㍍のみが行われた。得点を稼ぎ、勢いをつけたい今種目には矢島友喜(営3)、阿部啓吾(営2)、杉本宇晃(営1)が出場。得点獲得となる15位以内を目指し滑るが、それぞれが思うような結果を残せず。法大の獲得点数は0点となり、厳しいスタートダッシュとなった。
試合結果
種目 | 選手名 | 順位 | 記録 |
---|---|---|---|
500m(1回目) | 阿部啓吾 | 15位 | 37秒38 |
矢島友喜 | 25位 | 38秒65 | |
杉本宇晃 | 28位 | 40秒16 | |
500m(2回目) | 阿部啓吾 | 16位 | 37秒34 |
矢島友喜 | 26位 | 39秒03 | |
杉本宇晃 | 28位 | 40秒19 | |
500m(総合) | 阿部啓吾 | 16位 | 74秒42 |
矢島友喜 | 25位 | 77秒68 | |
杉本宇晃 | 28位 | 80秒35 |
戦評
連覇を狙う法大スピード部。
1日目は、500㍍のみが行われた。
この種目には中距離を本職とし、今大会はこの種目のみの出場となる杉本、矢島、そして昨年4位の阿部が登場。
杉本、矢島は1回目2回目共に、タイムが伸びず下位に沈む。500㍍が本職である阿部は狙っていた入賞を逃し、さらにポイントが与えられる15位に僅か及ばず16位に。ポイントを獲得できずに初日を終えた。
明日は5000㍍、1000㍍が行われ、法大からは昨年の優勝の立役者、藤野裕人(文4)、三輪準也(営4)らが出場する。優勝に向けて、大量得点が必要不可欠となるだろう。(八木下伸一)
選手コメント
矢島友喜
ー本日のレースを振り返って
本種目ではない500㍍だったので、力みも少なくて、気楽にやれたかなと思い、自分なりにはこんなもんかなという感じです。
ーリンクや天候について
最近、日光も全国的にも暖かかったので、こんなにリンク硬くなるとは思わなかったですね。でも、滑らないわけでもなく滑るわけでもなく、良くもなく悪くもなくという感じでした。
ー500㍍に出場した他2名について
1年の杉本もメイン種目ではないものの、頑張っていたかなと思います。本種目の阿部も明日の1000㍍に向けて頑張って滑ってくれたかなと思います。
ー阿部選手は転倒もありましたが
ゴールしてからなので、疲れもあってふらっとして転ぶこともあると思います。
ー今回は2連覇が懸っています
明日から法政の主力陣というかポイントゲッターが多く出てくるので、学連もやっていますが、チームとして支えていけたらいいなと思いますし、チーム一丸となって総合優勝二連覇を目指していきたいなと思います。
ーキーマンは
みんなです(笑)。チーム力なので。
ー伊香保以降、どんな練習を
年末は地元の長野の高校生に混ざって、合宿に参加し、地元のリンクで滑りこみをしてきました。
ー明日以降に向けて
みんな調子も上がってきているかなと思いますし、たぶん自分は明日ラップ板を出すので、出しながら、みんなの応援をしていきたいなと思います。また、全員が全力を出せば勝てない試合ではないと思うので、頑張っていただきたいです。
阿部啓吾
ー本日のレースを振り返って
調子は悪くないと思ったんですけど、2本とも望ましくないレースになってしまいました。
ー2度転倒されていましたが、ケガなどは
もともと腰が痛かったのですが、さらに悪化しました。打撲かなという感じです。
ー転倒の原因は
ちょっと分からないです。
ーリンクとの相性が悪かったということは
そういうことではないと思います。
ー本日のレースの目標は
入賞は絶対にしたいと思っていました。1本目が15位通過で、8位と0.3秒差だったので追い越せるように2本目頑張ったのですが、全然ダメでした。
ー前回のレースから取り組んだことは
スプリントに出られなかったので、その間に自分を追い込んで調整したのですが、うまく調整出来なかったのかなと。
ー去年のインカレと比べて
去年が4位と好成績だったので、今年もそれなりの成績を残さないといけないと思っていて。今季あまり成績も残せていなかったですし、好成績を残したかったです。
ーチームとして今日振り返って
チームとして、他の2人は専門の種目でなく、自分だけが専門だったので(自分に)期待がかかっていたので、上の順位を目指していましたのですが結果を残せず残念です。
ー今後の法大のキーマンは
1000㍍は藤野選手と自分も出場するので、ポイントを取りに行きたいです。
1500㍍では三輪選手、藤野選手、中村選手が点数を稼いでくれると思います。
ー明日以降への意気込みを
今日の情けない結果を挽回できるように1000㍍とリレーでチームに貢献したいと思います。
杉本宇晃
ー今日のレースを振り返って
課題の残るレースでした。本種目じゃないというのもあるんですけど、基本的な身体の動きができていなかったり、姿勢が低かったりしたので。
ー10000㍍での出場が濃厚でしたが、距離の変更については
元々インカレでは10000㍍に出る予定だったのですが、年明けてから調子が良くなくて、急きょ500㍍に出ることになりました。言い訳になってしまうのですが10000㍍の練習ばかりしていて、500㍍の練習をしていなかったので練習不足が出てしまいました。河野が元々10000㍍が本種目なので、変わってもらいました。
ー初インカレでしたが
雰囲気だけでだいぶ緊張しました。あまりレースに関わっていないと思っていても、いつもの大会と雰囲気が違いました。
ー臨む前の心境は
昨日、500㍍に出ると決まったのでやるしかない、という感じでした。
ー残り3日間サポートに回りますが
ラップ板出したり、選手のサポートをしていきたいと思います。ちょっとでも先輩方のレースに貢献できるよう、裏方でサポートできるようにしっかり応援します。
フォトギャラリー
- 入賞には届かなかった阿部
- 明日以降、挽回を目指す
- インカレ初出場の杉本
- 課題の残る結果となった
- 今年は短距離での出場の矢島
- 学連の仕事と両立しての出場だ