【テニス】平成29年度関東学生テニストーナメント大会 1日目 男子シングルス1回戦レポート
平成29年度関東学生テニストーナメント大会
男子シングルス1回戦
2017年5月1日(月)
有明テニスの森公園
「王座を目指していくには春関が第1ステップ」。その気持ちを胸に臨んだ関東学生テニストーナメント大会(春関)初日。関東学生新進テニス選手権(新進)から成長を見せた選手たちが有明の地に降り立った。雨天による中断に見舞われ、残りの試合は明日に持ち越されることとなった。
※終了した4試合のみ掲載致します。
試合結果
男子シングルス1回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 小見山僚(スポ3) | 6-4,6-0 | 高見沢岳飛(亜大) |
● | 藪巧光(経2) | 6-3,4-6,0-6 | 神田留尉(東学大) |
● | 小谷野佑太(スポ3) | 5-7,2-6 | 油布将也(専大) |
○ | 鈴木保貴(スポ2) | 6-4,6-2 | 神房仁(日大) |
戦評
男子シングルス
最初に登場したのは藪巧光(経2)と小見山僚(スポ3)。藪は第4ゲームをブレイクすると、そのままキープを続け、第1セットを奪取する。そのままの勢いで第2セットも3ゲーム連続を取るも第4ゲームでミスを絡んでブレイクバックをされると流れが一変。相手の攻撃的なテニスに防戦一方となり、次々とゲームを落としていく。第8ゲームをブレイクバックされると第9ゲームは相手と左右に振られてしまい劣勢に陥り、第10ゲームもブレイクされ勝負は最終セットにもつれ込んだ。悪い流れで入ったファイナルセットは1ゲームも取れずゲームセット。ベスト16を目標を掲げていた藪だが新進に続きまたもや格下に敗れることになった。
小見山は力強いテニスを展開。第5ゲームをブレイクすると、そのままキープを重ねて第1セットを取る。第2セットは第4ゲームをブレイクされるも次のゲームですぐに取り返す。第7ゲームをブレイクすると、サービスゲームとなった第10ゲームではダウンザラインを決めるなど相手を圧倒。きっちりとキープしこの試合を制した。
小谷野祐太(スポ3)は互いにゲームを譲らない展開が続くも、最終ゲームで痛恨のブレイク。第1セットを落とすと第2セットもいい所なく、敗戦。初戦敗退となった。
ジャカルタで武者修行を積んだ鈴木保貴(スポ2)はいきなり3ゲームを奪うなど絶好調の立ち上がりをみせる。その後相手の力強いストロークに苦戦し2ゲームを連取されるもその後は落ち着いた試合運びで確実にサービスゲームを取りこのセットを奪って相手の追撃をかわした。第2セットは終始鈴木が試合の指導権を握る。いきなりブレイクを取ると第5ゲームもブレイクに成功。1度しかゲームポイントを許さない完ぺきなテニスでストレート勝ちを収めた。
その後、雷雨のため岡垣光祐(経1),林彩子(社3),小松茉理奈(経1),竹内あやか(社1)の試合は中断。明日に持ち越しになった。
ついに開幕した春関。次世代エース候補の藪が敗れるなどの波乱もあったが、2選手が順調に勝ち進んだ。明日は主将太田悠介(経4)など、主軸の選手達がシード選手として登場。また去年のリーグ戦の課題となったダブルスも開始する。3年ぶりの春関王者輩出、そして王座進出への足がかりにするために。法大戦士たちの戦いに目が離せない。(渡辺拓海)
選手コメント
藪巧光
ー今日の試合を振り返って
あまり良くない試合で、課題がたくさん見つかりました。
ー具体的な課題は
フォアで攻めるのが自分の武器なのですが、今日はラリー中心になってしまって、それが相手に打たれてしまった原因です。
ー対戦相手の印象は
すごくスピンかかっていて、取りづらくてミスをしてしまいました。最初はミスが多かったのですが、打ち始めるといい球で攻められたので嫌でした。
ー最終セットで離されてしまった要因は
気持ちが乗ってこなかったことが原因です。
ー次戦への意気込みを
インカレ予選行けるように全力で頑張ります。ペースでできていて、予選で勝ち上がった勢いでとれていたところはあったんですけど、セカンドで途中集中力が切れちゃって。自分からどんどん崩れていって、そこを持ちこたえられなかったのが敗因かなと思います。
フォトギャラリー
- 快勝を見せ、2回戦進出を果
たした鈴木 - 藪は本来の実力を発揮できな
かった - 新進で頭角を現した小谷野
- 上級生の意地を見せられるか
(小見山) - 雨天の影響は明日へ響くか(小
松)