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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第2節 対日大 攻守ともに大苦戦… まさかの開幕2連敗

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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第2節 対日大 攻守ともに大苦戦… まさかの開幕2連敗

2018年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第2節 対日大
2018年9月2日(日)
日本大学八幡山体育館

国士大戦の敗戦から一夜。気持ちを切り替え臨んだ第2節の日大戦。前半は拮抗した戦いぶりを見せるも、後半は勢い増す日大に苦しめられる展開となった。23-32と大差をつけられ、痛恨の開幕2連敗を喫した。

DSC 3668 R
悪い流れを断ち切ることはかなわなかった

試合結果

トータル試合結果

23
法政大学
12 前半 15 32
日本大学
11 後半 17

 

スターティングメンバー

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
16 GK 深井亮太 理工4・ 浦和学院  0 0
2 CB 山本晃大 スポ健3・雄城台  1 3
3 RB 山本祐輝 社会3・浦和学院 5 9
22 RW 本田拓海 社会3・法政二 0
5 LB 松岡寛尚 経済3・藤代紫水 7 15
7 LW 田島走 社会4・藤代紫水 3 8
33 PP 橋口博隆 社会1・雄城台 2 4

交代選手

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
21 GK 仲村充 社会4・藤代紫水 0 0
8 CB 福本直也 経済4・法政二 1 1
4 RB 沖山葉太 スポ健4・法政二 0 1
10 RW 黛祐貴 経済4・富岡 0 0
26 RW 本田悠也 社会2・大分 4 4
25 PP 柿沼健吾 社会2・藤代紫水 0

 試合後順位表

順位 大学名 勝-分-負 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 筑波大 2-0-0 72 41 31 4
2位 中央大 2-0-0 54 46 8 4
3位 日本大 1-0-1 57 53 4 2
4位 明治大 1-0-1 56 53 3 2
5位 国士舘 1-0-1 55 55 0 2
6位 日体大 1-0-1 47 49 -2 2
7位 立教大 1-0-1 54 64 -10 2
8位 東海大 1-0-1  42 54 -12 2
9位 早稲田 0-0-2 46 55 -9 0
10位 法政大 0-0-2 47 60 -13 0

 

春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 9月1日(土) 国士舘 ●24-28 日大八幡山
2 9月2日(日) 日本大 ●23-32 日大八幡山
3 9月8日(土) 筑波大 国士大多摩
4 9月9日(日) 中央大 国士大多摩
5 9月22日(土) 早稲田 日体大健志台
6 9月23日(日) 立教大 明大和泉
7 9月29日(土) 明治大 国士大多摩
8 9月30日(日) 東海大 中大多摩
9 10月6日(土) 日体大 国士大多摩

 

戦評

 昨日の敗戦から気持ちを切り替え、臨んだ日大戦。昨季には大勝を収めた相手だが、日大の3-3ディフェンスには幾度となく苦しめられてきており、決して油断はできない。日大のような高い位置でのディフェンスを崩すには、攻撃陣の連携プレーが不可欠だ。昨日の国士大戦で露呈したセットオフェンスの課題を、早くも解決せねばならない一戦となった。

 日大の先制から試合は開始した。その後もすぐにパスミスから速攻を走らせてしまい、2連取を許す。だが橋口博隆(社1)が獲得したPTを松岡寛尚(経3)が冷静に沈め、法大は1点目を獲得。それからは目ざとくDFの間を見つけては攻め込む松岡の2連続得点や、跳ね返り玉を執念で叩き込む山本祐輝(社3)の活躍もあり、12分時点には6-5とリードを奪う。得点への意識は十分に見えたものの、次第に歯車が噛み合わない時間が流れ始める。パスミスやPTの献上、連携不足からの逆速攻など、惜しい失点が目立ち、法大はたまらずタイムアウト。投入された福本直也(経4)主導のもと、立て直しを図るがリズムを掴めず。12-15でリードを許し後半へ。

 前半からの悪い流れを断ち切れないのか。後半もミスからの失速が目立ち、自分たちのペースに持ち込むことができない。一方で波に乗り、ますます運動量を増していく日大。高い位置での激しいプレスに苦しめられ、思うようにパス回しができない中で、法大の攻撃は完全に停滞してしまう。ディフェンスからも流れを引き寄せられず、10分間ネットを揺らせない時間帯が続くと、10点もの点差をつけられしまう苦しい展開に。本田悠也(社2)がキレのあるプレーも見せ、怒涛の3連続得点を挙げるも、健闘むなしく最終スコアは23-32。勝利は再びお預けとなった。

 「個人個人で動こうとしていて、お互いの連携はなかなかつくれずミスにつながってしまった」。福本がそう振り返るように『連携面』の課題浮き彫りとなった今試合。一週間後に控える次節までに、互いを活かすプレーを身に付け、『個』の力を最大限に昇華させてほしいところだ。

 次節の対戦相手は2連勝を挙げ、現在圧倒的な得失点差で首位に立つ筑波大。勢いある強豪校を相手にどのような戦いぶりを見せるのか。まだまだリーグ戦は始まったばかり。ここからの巻き返しに期待がかかる。(飯島愛未)

インタビュー

福本直也 主将

―今日の試合を振り返って
昨日負けてしまったので、今日は絶対に勝ちたいという気持ちで臨みました。結局、攻撃もディフェンスも思った通りに行かなかったです。お互いのずれみたいなものがあってなかなかうまくはまらなかったです。敗因はそういったところにあると思います。

―オフェンスでは試行錯誤されていましたが作戦は
相手が高いディフェンスだったので、昨日の反省を活かして色々な選手をつかって、自分も出たりしてみました。ポストをからめたり、サイドを切らせたり色々試したんですけど、ただやるだけになってしまって、そこからの崩しまで持っていけませんでした。それが攻撃がうまくはまらなかった原因なのかなと思います。

―日大への対策は
3-3ディフェンスへの対策はやったんですけど、練習と試合の強度が全然違いました。練習では攻めきれていたので、それで少し安心してしまった感が攻撃陣にはちょっとあるのかなと思います。思った以上のプレスで、うまくはまらなかった時に次の手がなかったです。

―ちょっとしたミスが目立ちましたが連携面については
個人個人で動こうとしていて、お互いの連携という面はなかなかつくれずミスにつながってしまったと思います。全員が全体を見ないでプレーしていて、そういったものがずれにつながってしまったのだと思います。

―春リーグでは大差で勝利した相手でした
春リーグは相手が全然高いディフェンスをしてこなくて、そこで自分たちの攻撃ができていました。(今回は)そういった部分を封じられてしまった感はありますね。

―来週の試合に向けてどのような調整を
フローター陣をちょっといじってみようと思っています。配置を変えたり、松岡(寛尚)をセンターにしてみたりというのを練習の中で試していって、お互いがどんなプレーをしたいのかの理解を深めていけたらと思います。相手(筑波大)は強いですけど、コンビネーションとかのプレーで崩していけたらと思います。

本田悠也

—今日の試合を振り返って
相手のオフェンスに対して守りきれなくて、法政の流れになった時も日大にすぐにボールを取られて流れを掴みきれなかったですね。

—後半10点差つけられて、焦りはありましたか
法大の雰囲気が悪い時間があり、自分たちの持ち味が出せない間に点差を離されてしまいました。雰囲気を良くしようとしたんですけどダメでしたね。

—ご自身のプレーを振り返って
点差が大きく開いていたので、タイム中に走って点を取りに行こうと話し合っていて、自分は走れる選手なので自分が点を決めようと思ってました。

—日大のディフェンスの対策はありましたか
法大は元々日大のディフェンスを苦手としていて、今までは攻めきれなかったんですけど、ポストを中心に選手が動いてボールが回るようにしていました。

—次の試合の意気込み
来週は中央大と筑波大学なんですけど、どちらも強い相手なので法政大らしく良い雰囲気で戦いたいと思います。

橋口博隆

—今日の試合を振り返って
競っているときに、自分たちのミスから相手の流れになっていって、自分たちのハンドボールができませんでした。

—ミスというのは具体的に
速攻のときにパスミスをしてしまったり、ディフェンスでのマークミスだったりという所だと思います。

—タイムアウト時にはチームでどのような話をしたか
雰囲気が悪い状態だったので、ベンチからもしっかり全員で声を出していこう、という話をしました。

ー日大のディフェンスについて
やはり、あのような高いディフェンスに対して、自分のポジションであるポストが機能していくべきなのですが、全体的に、あまり機能できなかったと思います。連携ができていなくて、個人プレーが多くなってしまったので、連携をしっかりして崩すべきだと思いました。

—かなりマークが厳しかったように見えました
ディフェンスが高くなると、1対1の幅が広くなるので、少しでも前が空いていたら狙っていくという気持ちを持ってやりました。その結果、そうなったのかなと思います。

—夏の間は個人的にどのような課題を持っていたか
昨季が終わってから、個人的にシュートが入らない時期があったのですが、一つ一つのシュートをしっかり考えて打つ、ということを意識しました。昨日と今日では決定率が上がってきたので、結果が出て良かったと思います。

—次節の筑波大戦への意気込みをお願いします
筑波に対しては、やはりフィジカルが強いので、そこで、ポストがどれだけ機能するかによってフローターの動きも楽になると思います。しっかり下で相手の力に押されて負けないように、体を張ってプレーしていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 3230 R松岡は今節7得点
  • DSC 3554 R流れを変えるため途中出場した福本
  • DSC 0990 R沖山はディフェンスで奮闘
  • DSC 3216 Rポストらしい体を張ったプレーを見せた橋口
  • DSC 3208 R着実に点を積み重ねた山本祐
  • DSC 3537 R機動力を活かし怒涛の3連続得点を挙げた本田悠
  • DSC 0631 R前半で好セーブを見せた深井
  • DSC 3668 R痛恨の2連敗を喫した法大

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