【ラグビー】第8回関東大学春季大会 Bグループ 対筑波大 新生法大ラグビー「井上組」今年の法大は一味も二味も違う‼
第8回関東大学春季大会 Bグループ
対筑波大学
2019年4月28日(日)
法大ラグビー場
昨年は主力の多くが4年生だったため目新しいスタメン構成で筑波大に挑んだ。勝負に負けはしたものの、これからの成長を感じさせるような興味深い試合展開だった。
試合結果
トータル試合結果
36 |
12 |
前半 | 19 |
47 |
---|---|---|---|---|
24 | 後半 |
28 |
ポイント詳細
2/4 | T | 3/4 |
---|---|---|
1/2 | G | 2/4 |
0/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:濱野、ジョーンズ/隠塚、斉藤、村山、中島 G:井上(1)/井上(2) |
※前半/後半
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 稲田壮一郎 | 社2 | 中部大春日丘 |
2 | HO | 濱野隼也 | 社3 | 秋田工業 |
3 | PR | 菊田圭佑 | 経3 | 仙台育英 |
4 | LO | 大澤蓮 | 現2 | 長崎南山 |
5 | LO | ウォーカーアレックス拓也 | 社4 | 東福岡 |
6 | FL | ジョーンズ杏人竜 | 社3 | 札幌山の手 |
7 | FL | 山下憲太 | 社3 | 長崎海星 |
8 | NO.8 | 村山和優 | 経2 | 法政二 |
9 | SH | 中村翔 | 経4 | 東福岡 |
10 | SO | 館内倭人 | 経2 | 法政二 |
11 | WTB | 福部紘也 | 現2 | 崇徳 |
12 | CTB | 井上拓 | 社4 | 御所実業 |
13 | CTB | 堀川優 | 経3 | 東福岡 |
14 | WTB | 斉藤大智 | 現3 | 黒沢尻北 |
15 | FB | 中島黎遂 | 社2 | 三好 |
16 | Re | 森口陽介 | スポ3 | 北園 |
17 | Re | 石原由大 | 社3 | 日川 |
18 | Re | 河村龍成 | ー | 明和県央 |
19 | Re | 兼森大輔 | 経2 | 報徳学園 |
20 | Re | 粟飯原舜 | 経3 | 法政二 |
21 | Re | 隠塚翔太朗 | 経2 | 東福岡 |
22 | Re | 坂口匡平 | 経2 | 大阪産大付属 |
23 | Re | 高橋達也 | スポ2 | 目黒学院 |
関東大学春季大会Bグループ 法大の今後の日程と結果
日付 | 対戦校 | 会場 | 結果 |
4月28日(日) 13:00 | 筑波大 |
筑波大ラグビーG |
●36-47 |
5月4日(土) 13:00 | 日大 | 稲城市総合G | ― |
5月12日(日) 13:00 | 拓大 | 拓大G | ― |
5月26日(日) 12:00 | 明大 | 明大G | ― |
6月9日(日) 13:00 | 青学大 | 青学大G | ― |
戦評
新生法大ラグビーの片鱗を感じさせる井上組の初陣となった。昨年のスタメンには今年3月の卒業した面々が多く名を連ねていたためフレッシュなメンバー起用となった。相手は対抗戦の強豪、筑波大。初陣の相手には申し分ない。
試合序盤は硬さが見られ、ペナルティや幾度かのラインブレイクやスクラム、ブレイクダウンでターンオーバーを許すなど自陣でのプレーの時間が長くなり筑波大ペースで試合は進むも粘り強いディフェンスで前半をトライ3本に抑えた。敵陣ゴール前での相手ペナルティからチャンスを得た法大。それまでFWが苦戦していたがその場で円陣を組み副将のウォーカーが気合いを入れるとこれまでが嘘のようにスクラムで相手を圧倒。スクラムが解消されるとピックアンドゴーでフェーズを重ね、最後はHO濱野が押し込み1トライを返す。すると流れを持ってきた法大FWはウォーカーの大きなラインブレイクで出来たポイントから素早い展開でFLジョーンズが相手を振り切り2本目のトライを奪い12-19で前半を折り返す。
ジョーンズのトライ
後半は開始早々にトライを奪われるもすぐに反撃。WTB斉藤が今年卒業した中井健人を彷彿とさせる豪快なランでビックゲインを見せる。そこからボールを繋ぎ、後半中村翔に代わって入った隠塚がトライし、点差を広げさせない。その後2本立て続けにトライを奪われるも諦めムードが漂うことはなく、果敢に相手に挑む。WTB斉藤の華麗なランによるトライや、FWのラインアウトモールからピックアンドゴーから奪ったNo8村山のトライなど必死に食らいつく。終盤にもう1本トライを奪われるもその後すぐにFB中島がトライを奪い法大は意地を見せるもここで時間切れ。結果的に36-47で試合を終えた。結果的に負けはしたものの新チームの諦めない姿勢が様々な場面で垣間見られた試合となった。(岡田一希)
トライを決め活躍を見せた斉藤
選手インタビュー
井上拓
ー今日の試合を振り返って
今日の試合がシーズン初めの試合だったのでいい場面悪い場面ありましたがここからシーズン最後まで成長を止めることなく”one team”というスローガンの下全員で取り組む姿勢を見せられたかなと思います。
ーBKは卒業生が今まで多くレギュラーだった
新しいメンバーが結構来て緊張した場面があったりそれがアグレッシブなプレーに繋がったりしました。もう四年生のことを言っても帰っては来ないのでどれだけ繋げられるかが大切だと思います。
ーラインブレイクされてからも粘り強くディフェンスした
チームで最後まで諦めないというのを心がけているのでそれが少しずつ体現できているのかなと思うので続けていきたいです。
ーFWスクラムとブレイクダウンで序盤こそ苦戦したが徐々に圧倒した。
BKはすごく助けられましたね。
ー立ってプレーする意識が見られた
繋ぐ意識を今年に限らず持ってきたのですがそれが少しずつ出来てきているのかなと思います。
ー今季から主将に就任
チームの先頭に立つのでどんな時でも体を張り続けて自分が頑張っているからみんなも頑張ろうと思ってもらえるプレーをしたいです。
ーつぎは秋も戦う日大
日大は秋も初戦で当たるのですごく大事な試合になってくるので1週間調整してしっかり勝ちたいと思います。
ー最後の追い上げ
自分たちは常にチャレンジャーなので諦めない気持ちを持ち続けたいです。
フォトギャラリー
- 活躍を見せたジョーンズ
- 度々強烈なヒットを見せた濱野
- 度々ラインブレイクを見せた堀川
- 主将に加えキッカーも務める井上
- ウォーカーは副将としてFWを引っ張る
- トライを決める村山
- ビッグゲインを見せたウォーカー
- 斉藤のランニングトライ