【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対亜大 昨季敗北を喫した相手に見事勝利!フルセットに及ぶ激闘制す!
2019年度春季関東大学男子2部リーグ戦
2019年5月11日(土)
立正大スポーツキューブ
青学大や国士大の上位校対決に2連敗を喫し、入れ替え戦進出のためあと1敗もできない法大は、昨季敗れた亜大と対戦した。試合は1セット目のシーソーゲームを制し、勢いに乗りたかったが、2セット目をデュースの末に奪われてしまう。勢いに乗る亜大を止められず、3セット目も奪われ後がなくなった法大は、4セット目からケガから復帰した主将の西田寛基(営4)をスタメン起用する。主将の復帰に勢いを取り戻したチームは4、5セットを連取しフルセット末勝利した。
試合結果
トータル試合結果
3 法 大 |
26 | 1セット | 24 |
2 亜 大 |
---|---|---|---|---|
24 | 2セット | 26 | ||
19 | 3セット | 25 | ||
25 | 4セット | 19 | ||
15 | 5セット | 13 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 佐藤優弥(文3) | WS |
17 | 前田隆二(営4) | MB |
15 | 村岡拓海(経3) | WS |
5 | 伊元幸正(営4) | WS |
18 | 緒方悠大(法2) | MB |
11 | 中田啓貴(文3) | S |
14 | 大吉 匠(営3) | L |
27 | 森山陸人(営1) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
1 | 西田寛基(営4) |
2 | 三木裕人(文4) |
3 | 竹田健太郎(文4) |
6 | 蔵田大輝(法4) |
13 | 竹田将也(法3) |
戦評
上位校との試合で2連敗を喫した法大。気持ちを切り替え亜大戦へと挑んだ。
亜大のサーブミスにより先制点を取ると、続けて伊元幸正(営4)の相手リベロの胸元をえぐるサーブで2点目も取り、順調な滑り出しな法大。中盤には村岡拓海(経3)、緒方悠大(法2)が連続でスパイクを決め、相手のミスなどもあり15-6と9点差をつける。しかし、23-18で迎えた終盤から4ポイント連続で取られ、1点差に。さらにそこから村岡が決め、残り1ポイントとするも亜大に2連続で入れられ、デュースとなった。再び村岡のスパイクが決まりアドバンテージを取り、最後は相手のミスによりこのセットをものにした。
続く2セット目も中田啓貴(文3)の相手の意表を突くツーアタックなどで法大が主導権を握る展開に。しかし、中盤まさかの5ポイント連続で失点し、リードを許す。ここで佐藤優弥(文3)との交代で入った竹田将也(法3)が、森山陸人(営1)の横っ飛びで上げたボールを沈め、差を拡げさせない。1セット目同様にデュースとなり、前田隆二(営4)が1人時間差を仕掛けるもブロックに捕まりアドバンテージを取られる。また、村岡の放ったスパイクはコート外に。2セット目を取ることはできなかった。
2セット目を取り勢いに乗る亜大が法大に猛攻撃を仕掛ける。序盤のミスも影響し、中盤までに5点差をつけられる。反撃に出たい法大は、西田寛基(営4)、竹田健太郎(文4)を投入。しかし、流れを変えることができず、19-25でセットを落とし、追い込まれた。
セット数1-2で後がなくなった法大であったが、4セット目は竹田健が躍動。サービスエースや次々とスパイクを決めていく。また、伊元、西田もブロックを決めた。終盤では、三木裕人(文4)もピンチサーバとして出場。4年生らが活躍をみせ、このセットをものにした。
勝負の最終セット。相手に先制点を取られるも中盤で前田、竹田健がスパイクを連続で決め、それに続いて緒方も決め、相手を一気に追い放した。しかし、亜大も粘りをみせる。勝利目前となった終盤からなかなかスパイクが決まらず、亜大の猛追を受けた。たが、中盤につけた差を終始守り抜き、最後は伊元のクロスのスパイクによって幕を閉じた。
残り2試合となり入れ替え戦行きが危うい法大。しかし、「どんな形であれ勝って残りの2試合勝って終わりたい」と語った竹田健。来週で閉幕となる春季リーグを2連勝を飾れるか注目だ。(木場悠人)
インタビュー
竹田健太郎
フォトギャラリー
- ブロックで相手の攻撃の手を止めた
- 竹田将のアタック
- 佐藤優のブロックを避けるスパイク
- 最上級生としてチームを引っ張る竹田健
- 途中出場でチームに勢いをもたらした西田
- 緒方(18番)と前田(4番)の強力MB陣