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【バレー】 春季リーグ戦 対筑波大 強力なサーブと高いブロックに苦しみ連敗…

バレーボール

【バレー】春季リーグ戦 対筑波大 強力なサーブと高いブロックに苦しみ連敗…

2015年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦
2015年4月26日(日)
東海大学湘南校舎総合体育館

リーグ6戦目の相手は、法大と同じく2勝3敗の筑波大。1セット目序盤は上手くコンビが機能するも、徐々に相手のジャンプサーブでレシーブを崩されると、さらには高いブロックに阻まれセットカウント1-3で今季4敗目を喫した。

7
相手の高い壁に苦戦した法大

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
21 1セット 25 3
筑波大学
15 2セット 25
25 3セット 23
10 4セット 25
5セット

法政大学スターティングメンバー

背番号 選手名 学部/学年 ポジション
1 長谷川優太 法4 S
10 藤本幸運 営3 WS
4 田中尚 法4 MB
3 千住治 営4 WS
14 榎本京祐 法2 WS
16 安東大輔 文2 WS
19 小林慎平 営2 L
 ※S…セッター、WS…ウィングスパイカー(サイドアタッカー)、MB…ミドルブロッカー(センター)、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名 学部/学年
2 小粥圭祐 営4
9 緒方賢史 法3
17 神谷翔 法2
 

戦評

 第1セット、序盤から互いにスパイクを決めシーソーゲームが続く。田中尚(法4)がダイレクトで10点目を獲得し、法大が3点リードすると相手がタイムアウトを取る。直後にスパイクを決められるもリードを保つ。しかし12-8の場面で長いラリーが繰り広げられアタックポイントを取られると、それを皮切りに調子を崩し4連続失点。それでも安東大輔(文2)や藤本幸運(営3)が果敢にスパイクを決めて粘るも、相手のサーブに苦しめられるなどして、さらに6連続失点を喫する。そのまま勢いを持っていかれ、21-25で1セット目を先取される。

 続く第2セットも序盤かたミスが続く。千住治(営4)がブロックアウトを狙い1点目を獲得するも、その後の長いラリーを制することができず、相手との差が5点に広がる。タイムアウトを取るも相手からなかなか主導権が奪えない。緒方賢史(法3)がリリーフサーバーとしてプレーし劣勢を挽回しようとするが、相手のスパイクを止められない。そのまま点差は10点まで広がり、15-25でこのセットも落とす。

 何としても勝ちたい第3セット、このセットから安東と藤本に代わって、緒方と小粥圭祐(営4)が出場。榎本京祐(法2)が連続でスパイクポイントを取り、幸先の良いスタートをきった。しかし徐々に相手のペースに流され、中盤から筑波大にリードを許してしまう。タイムアウトを取りながら法大も調子を取り戻していき、ここから緒方と榎本が随所でスパイクポイントを獲得。少しずつ点差を縮めていき、長谷川優太(法4)がツーアタックを決めたところで相手はタイムアウト。その後も緒方や小粥がブロックを決め、25-23と3セット目をものにした。

12
最後はブロックで3セット目を奪い返した

 第4セット。序盤からリードされながらもブロックアウトを取るなど粘りを見せたが、法大がスパイクミスをしたところから流れを一気に持っていかれる。タイムアウトを2回はさみ、流れを変えようとしたが10連続失点。緒方のフェイントや小粥のクイックで点を稼ぐも巻き返せず、10-25と大差で終了。セットカウント1-3で敗戦を喫した。

 今週連敗で終え、2勝4敗となってしまった法大。ここまでの試合で修正点や課題が見つかったことだろう。次の日体大戦まで2週間ほど空く。その期間を経て更なる成長を遂げ、次の試合で3勝目をあげてほしい。(安藤優花)

 

監督・選手コメント

長谷川優太 主将

―今日の試合を振り返って
僕たちが自滅して負けてしまいました。

―第3セットでは2アタックを決める場面もありましたが
特に考えて打ったとかではないです。あれは決まってラッキーでした(笑)。

―先週の連勝から一転、連敗を喫してしまいましたが
先週2連勝して、気が抜けていたかなと思います。粘りもなく、(先週)勝ってるからいいやという雰囲気はあったと思います。

―キャプテンとして何か声掛けなどはされましたか
昨日負けているので、「今日は勝とう」みたいな話もしていましたが、上手くいかなかったです。

―連敗してしまった主な要因は何だと思われますか
ミスですね。サーブミスやレシーブミスだと思います。

―U-23日本代表に選出されましたが
精一杯頑張ります。

―どれくらいの期間チームを離脱されますか
3試合くらいだと思います。最終週の前の日くらいに帰ってきます。

―代わりのセッターは育っていますか
下級生2人でどちらが出るかはわからないんですけど、頑張ってくれると思います。

―次戦に向けて意気込み
キャプテンらしく頑張ります。

小粥圭祐

ー今日の試合を振り返って
途中出場でしたが、プレー的にはそんな悪くなかったのですが、それが勝利に結びつかなかったっていうのがやっぱり悔しいところですね。

ー筑波大の印象は
身長が平均的に高いチームでした。そういうところは他の1部のチームもたくさんあり、自分たちはそんなに身長が高い方ではないので、そういうチームとどういう風に戦っていくかっていうのをしっかり考えていきたいなと思います。

ーチームの雰囲気は
そんなに良くなかったのですね。雰囲気が落ち込んで、そこから盛り上げなきゃいけないのにそれができなかったっていうのがこれからの課題かなと思います。

ー次の試合までに直しておきたいことなどは
劣勢になってくるとコミュニケーションが無くなってくるので、そういうところをもっとしっかりと話し合って結束力っていうのをしっかり固めて、次の試合に臨みたいと思います。

ー日体大戦に向けて
日体は結構練習試合とかもやり、勝ったりもして苦手意識っていうのはないので、やっぱりスタートから強気で出だしを頑張ってやっていきたいと思います。

6
途中出場ながら、チームを盛り立てた小粥

緒方賢史

-今日の試合を振り返って
3セット目から出たんですけど、コート内の雰囲気が悪かったので盛り上げようとしました。そのまま4セット目もいくと言われたのでいったんですけど、4セット目がボロボロだったので、そこが1週間空いての試合につながるように練習をしなければならないと思いました。

-昨日の試合を踏まえてチームで試合前に話し合ったこと
自分はピンチサーバーとして使われていたので「サーブを強く思い切り打て」と言われました。

-相手の印象は
相手は高くて思い切りやってくるチームだなと思っていました。

-普段はピンチサーバーでの出場が多いですが
コートの中の雰囲気が悪かったので、それをどうにか変えようと雰囲気づくりを頑張りました。

-スパイクも決めていましたが意識したこと
長谷川さんが相手のブロッカーを振ってくれたので打ちやすかったです。

-これからの練習で取り組みたいこと
(再来週の試合は)ピンチサーバーとしてか、スタートから出るかまだわからないですけど、どちらにせよサーブは打つのでサーブを強化したいです。あとはサーブキャッチの練習をしっかりしていきたいです。

-次の試合の意気込み
今日の4セット目のようにボロボロ崩れないように、しっかりと練習して再来週臨みたいと思います。

4
サーブが武器の緒方

榎本京祐

―今日の試合を振り返って
1セット目、最初は自分たちの流れに乗ってリードしていたのですが、途中からミスが増えてそこで筑波にもっていかれてしまいました。とれるセットを取れなかったのが、法政の流れにつながらなかったですね。

―後半、バックのローテーションで決めなければいけない場面が多くなりましたが
僕が決めなければいけないと思ってやっていたので、思い切って打っていこうと思ってやりました。

―昨日よりボールを集められていましたね
途中で安東が抜けて、自分がオポジットのスパイク専門のようなポジションに入ったので、そこでとにかく打つしかなかったです。

―筑波大はブロックが高いチームでしたが、やりづらさはありましたか
ブロックの高いチームで、自分としては上から打とうとするんですけれど、なかなか上から打てなくて。ブロックで引っかかって、後ろでチャンスボールを取られてしまって打たれる、というパターンが多かったので、そこはもうちょっと工夫してやればよかったかなと思います。

―途中からメンバーを交代し、連携がとりにくかったところはありましたか
最初はどうしたらいいのかな、という部分はあったのですが、小粥さんと緒方さんがそこをうまく切り抜けてくれました。

―昨日今日と勝ちたかった試合だったと思いますが
先週2勝したことで、ちょっとした余裕ができたのが悪い方向にいって、今週の2敗につながったかなと思います。終わってしまったことは仕方ないので、切り替えて再来週の日体戦も頑張るしかないです。

―次戦から長谷川主将がU-23のため、抜けることになりますが
優太さんと他のセッターだとあげ方とかが違ってくると思うので、1週空くのでGWでどれだけ詰められるか、コンビを正確にできるか、というのが勝負だと思います。

―日体大戦に向けて
次の日体戦は絶対に落とせないので、絶対に勝ちに行きます。

フォトギャラリー

  • 2途中交代となった藤本
  • 3高いブロックに苦戦した安東
  • 8得意のCクイックに入る小粥
  • 9劣勢ながらも宇部商コンビは健在
  • 102試合とも調子の上がらない千住
  • 13途中出場ながら奮起した緒方
  • 5エース格の榎本
  • 11ブロックを決めガッツポーズの田中
 

 

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