【自転車】第21回全日本学生選手権クリテリウム大会 今シーズン初の全日本選手権、落車に巻き込まれ振るわず…そんな中相葉が3位でフィニッシュ!
第21回 全日本学生選手権クリテリウム大会
2019年5月26日(日)
大井埠頭周回コース
今シーズン初の全日本選手権。大井埠頭の特設コースで行われたこのレースに男女7名の選手が出場。気温30度を超える暑さの中落車に巻き込まれるなど、幸先の良いスタートとはならず、選手たちは満足のいく結果とはならなかった。
試合結果
男子クリテリウム
順位 | 名前 | 最終着順 | ポイント |
---|---|---|---|
5位 | 相葉健太郎 | 3着 | 6pt |
39位 | 堀込統吾 | 39着 | 0pt |
DNF | 近藤翔馬 | ー | 0pt |
DNF | 三好憲士郎 | — | 0pt |
DNF | 中西啓 | ー | 0pt |
DNF | 松本大志 | ー | 0pt |
女子クリテリウム
順位 | 名前 | タイム |
---|---|---|
10位 | 鈴木保乃華 | 0.42‘19“ |
総評
全日本学生選手権クリテリウムは、5月とは思えない30度近い気温の中、国内最大規模のロードレース大会、ツアーオブジャパンの最終日と同日、同コースの大井埠頭周回コースで大勢のファンが見守る中行われた。 スタート直後に集団内で落車が発生し、近藤ら法大の選手も巻き込まれてしまう。男子のスタートの2分後に女子がスタートを切る。終始男女ともに集団で走る様子が目立った。逃げに出る選手がほぼ現れない中、法大勢はなかなかポイントを獲得することができなかった。最終周では「ビビッて動けなかった」と語った相葉が抜け出した選手を追う形で、ゴールスプリント勝負となった。最終着順は相葉が3位、堀込が39位となった。この大会は今シーズン初の全日本選手権であったが、幸先の良いスタートとはならなかった。(小島周)
選手コメント
鈴木保乃華
—今日のレースについて
牽制があまり入らなくて思ったよりペースは速くなくてゆっくりでした。
—この大会の位置付け
シーズンに入って序盤のレースなので、ここで調子を見るのかなと。
—自分の走りについて
成績は結果としては良くなかったのですが、去年から消極的なレースをしていたので、今日は前のほうでローテーションができるようになっていたので良かったかなと思っています。このレースでの収穫はそういった積極的に行けたことですね。
—気温が高い中のレースで、チーム全体で対策など
なるべく水分をとって、でも取りすぎても負担がかかって走りにくくなるので調整しながらと言われました。
—今後に向けて
このままインカレに向けて調子をあげていければいいかなと思っています。
相葉健太郎
—今日のレース展開
最初に落車があって、それにビビって何もできなかった印象です。自分は日大にライバルがいるのですが、そのライバルがポイントを獲得してると聞いて、頑張れました。
—この大会の位置付け
最初の全国大会ということで、ここでいい結果を出せたのは、いいスタートダッシュを切れたということだと僕は思っています。
—レースプランなど
初めてのコースだったのですが、僕はスプリントが苦手なので逃げてやろうかなとは思ってました。
—法大のチームで決めていたことなど
まとまって走るくらいで特にはなかったかなと思います。他の大学に比べて人数が少なかったので、けがのないようにというのが一番だったのですが、数名出てしまって。最初に僕の頼りにしている近藤先輩がスタートしてすぐに大きな落車に巻き込まれてしまったので、レース中はどうしようかと迷っていました。それでビビって何もできなくなってしまいましたね。
—終始集団のレースでしたが
一周ごとにポイントが獲得できるのですが、そのポイント獲得のゴールした直後に疲れてる瞬間をついて抜けてやろうかなとは思ったのですが逃げが決まらずに、思うようにはできませんでしたね。
—ゴールスプリントでポイントを獲得しました
ビビらず最初からああいうことをやっていれば優勝も見えたのかなと思います。
—今後について
今後は暑いので夏バテしないようにトレーニングを頑張りたいです(笑)。それと次のレースの全日本ロードでいい結果を目指していきたいです。
フォトギャラリー
- 30度近い気温の中でレースは行われた
- スタート直後の法大勢
- 積極的な走りができたと語った鈴木
- 終始集団で走るレース展開となった
- 堀込は完走するも振るわなかった
- 白熱のゴールスプリント
- ゴールスプリントでポイントを獲得した相葉