【ボクシング】第72回関東大学ボクシング2部リーグ戦 対慶大 5選手がRCS勝ちでリーグ開幕3連勝!入れ替え戦へ大きく前進!
第72回関東大学ボクシングリーグ戦
2019年6月8日(土)
後楽園ホール
開幕から連勝中と好調を維持する法大。今日の相手も同じく開幕から負けなしの慶大だ。序盤から勝利し、勢いをつけたいところだったが、LF級の河本航太生(キャ1)が僅差で判定負けし黒星スタート。しかし、布元寿弥(キャ2)が1RでRSC勝ちを納め、試合を振り戻すと、続く選手も次々に相手を圧倒。最後は不戦勝で、6−1と大差で全勝対決を制した。
試合結果
トータル試合結果
6 法政大学 |
1 慶應義塾大学 |
試合結果
階級 | 勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
LF |
● |
河本航太生(キャ1) |
2−3(29-28,28-29,27-30,29−28,27-28) | 成澤 |
F |
○ | 布元寿弥(キャ2) | RSC(1R,1:38) |
竹内 |
B | ○ | 大橋洸(文4) |
RSC(2R,2:08) |
池田 |
L | ○ | 貫井侃偉斗(法3) |
RSC(2R,1:39) |
佐藤仁 |
LW | ○ | 佐藤眞男(法4) |
RSC(3R,1:01) |
矢澤 |
W | ○ | 山川宗一郎(文3) | RSC(3R,2:50) | 松村 |
M | ○ | 佐藤脩斗(法2) | 不戦勝 |
戦評
1部昇格を目指す法大ボクシング部。現在開幕2連勝と波にのっている法大の次の相手は慶大となった。
LF級は前回の立大戦と同じく河本航太生(法1)が出場した。立大戦で敗れてしまったためリベンジに燃えていた河本だったが、第2Rで相手からボディブローを何度かもらってしまい、0ー5と悔しい判定負けとなってしまった。F級は立大戦でB級として出場していた布元寿弥(キャ2)が階級を落としての出場となった。その布元はいきなり第1Rから相手を上回るパンチを繰り広げ、見事第1RでRCS勝ちとなった。続くB級は大橋洸(文4)が左ストレートで相手からダウンを奪い、最後はボディを攻めRCS勝ちとなった。L級は貫井侃偉斗(法3)が出場した。貫井は相手の顔を中心に攻め、最後は右ストレートでRCS勝ちとなった。LW級は主将の佐藤眞男(法4)がキレのあるフットワークから繰り広げられるボクシングで会場を沸かせた。第1Rでは左フック、続く第2Rでは右アッパーなど攻め方を変えたボクシングを見せ、第3Rでは激しい打ち合いを制し見事RCS勝ちを収めた。W級の山川宗一郎(文3)は慶大・松村と第1Rから激しい打ち合いとなるもアッパーが上手く入り、またもRCS勝ちとなった。M級の佐藤脩斗(法2)は不戦勝となり、この結果慶大戦を6ー1で勝利した。
法大はこの試合で5試合RCS勝ちをするという格の違いを見せた。主将の佐藤眞を中心に部員全員が1戦1戦勝つことを意識している結果が現れているに違いない。次の相手はここまで2勝1敗としている日体大。無敗の法大は悲願の『1部昇格』のために、これからも目の前の試合を全力で戦い抜いていく。(鈴木滉平)
監督・選手コメント
布元寿弥
ー今日の試合を振り返って
前の試合は全然いい所がなくて、今回は練習でやってきたことを意識して出来たので、良かったと思いますが、反省点もあるので、次に向けて修正していきたいです。
ー前の試合の河本選手が敗れてしまい、どのような意識でリングに上がりましたか
(河本)航大生も連戦続きで、疲労が溜まっている状態でしたが、最後まで頑張ってくれていたので、自分も2年生として、これからも試合に出場して勝っていく意識をもって、慶大の流れを止めようと思い試合に臨みました。
ー冬の間に重点的に取り組んだことは
帰省期間で地元に帰ることも多かったですが、走ったり練習することは絶対忘れないようにしてました。1年の時は自分も試合に出てなくて、2年生こそレギュラーで出るのを目標に練習に取り組んでいました。
ー新キャプテンの佐藤眞については
入学当初からお世話になってて、(佐藤)眞男さんの大変な姿を見たり聞いたりしているので、最後の最後までキャプテンに着いていきたい気持ちはすごくあります。眞男さんがいる間に1部に上がって、1部で試合がしたいので、それに向けて頑張ろうと思います。
ー次戦に向けて意気込みをお願いします
次も必ず勝って、入れ替え戦まで今日みたいな雰囲気が出せる試合ができるようにしたいです。
チームに流れを呼び込んだ!
フォトギャラリー
- 開幕3連勝!
- 新村橋監督率いるボクシング部
- 積極的に攻め勝利を呼び込んだ
- 惜しくも敗れたものの、期待のルーキー河本
- 気合の入った表情を見せる貫井
- 終盤相手を圧倒した佐藤眞
- 盤石の試合運びで勝利した山川