【バレー】1部校の壁を破り法大旋風を巻き起こせ!第72回全日本大学選手権展望記事
第72回全日本大学選手権
2019年11月26日(火)〜12月1日(日)
港区スポーツセンターほか
いよいよ明日から開幕する全日本インカレ。1部校の壁を破り下克上を果たせるか。全日本インカレへの展望記事、予想スタメンを掲載。また、ピックアッププレーヤーとして、スポーツ法政11月号に掲載された西田寛基の記事をお届けする。
展望記事
15年秋に2部降格を味わって以降、1部昇格を逃している法大。しかしチームは着実に進化を遂げている。
その中心となるのは主将西田寛基(営4)だ。来年からサントリーサンバースへの入団が発表されるなど、自身の実力ともどもチームをまとめ上げ、4年生最後のリーグ戦となった秋季リーグ全勝優勝を果たした。また、今季チーム最大武器は選手層の厚さにある。スタメンと控えの選手に実力差が少なく、多彩な起用法が可能となっている。
トーナメントに目を向けると、1回戦の相手は東北公益文化大学と、対戦経験のないチームで油断はできない相手だ。そして2回戦では関東大学1部校の日本体育大学との対戦が予想される。1部の強敵相手にこの1年の全てをぶつけ、下克上を果たせるか。西田を中心とした法大バレーで勝利を掴む。(滝澤智也)
ピックアッププレイヤー 西田寛基
1部昇格をかけた一戦、チームの中心にいたのは巧みにボールを操り、時には自らも打つ絶対的司令塔、西田寛基だった。入れ替え戦勝利とはならなかったが、4年生の中で唯一でスタメン出場していたその存在は大きかっただろう。鎮西高校時代は3年時に主将として春高準優勝へ導き、法大入学後は1年時から主力として活躍してきた。4年生となり、主将として時に熱くチームを盛り上げ、時に冷静な判断でチームをけん引してきた西田。春季リーグでは上位校対戦前に負傷し、外からチームを見る機会もあったが、今季は全試合出場し、セッター賞と優秀選手賞を獲得。チームを2部優勝へと導いた。
卒業後はV・プレミアリーグのサントリーサンバースへの入団が決まっている。「1日1日をむだなく、充実したものにして、最高の形で全カレに挑みたい」大学バレー生活最後の大舞台である全カレに向け、西田の歩みは止まらない。 (春名結衣)
予想スタメン
背番号 選手名 学年 ポジション
①出身校・都道府県
②身長・体重・最高到達点
③生年月日
④尊敬する人
⑤ニックネーム
⑥マイブーム
⑦インカレで注目して欲しい点
1 西田寛基 4年 S
トス回しの光る絶対的司令塔
①鎮西・熊本
②180㌢・69㌔・320㌢
③1997/8/15
④イチロー
⑤ドビー
⑥映画観賞
⑦トス回し
18 緒方悠大 2年 MB
発展途上のイケメンブロッカー
①日川・山梨
②189㌢・72㌔・339㌢
③2000/2/14
④高校の先生
⑦スパイク
17 袴田智己 2年 MB
多彩なクイックに独特のガッツポーズ
①聖隷クリストファー・静岡
②190㌢・74㌔・335㌢
③2000/2/14
④小野寺太志
⑦多彩なクイック
10 佐藤優弥 3年 WS
安定感ある攻守の要
①東京学館新潟・新潟
②180㌢・79㌔・333㌢
③1999/1/2
⑤コンボイ
⑦安定感
13 竹田将也 3年 WS
小柄も小技が光る仕事人
①荏田・神奈川
②172㌢・65㌔・320㌢
③1999/1/6
④大吉匠
⑤マサヤ
⑥モンスターハンターアイスボーン
⑦レシーブ
15 村岡拓海 3年 OP
チームを盛り上げる破天荒なプレー
①岐阜商・岐阜
②178㌢・70㌔・331㌢
③1998/6/26
④親
⑥ゲーム
⑦突破力
14 大吉匠 3年 Li
安定したサーブレシーブ!守備の大黒柱
①東亜学園・東京
②168㌢・59㌔・334㌢
③1998/5/23
④竹田将也
⑤おおよし
⑥直上パス
⑦身長の低さ
27 森山陸人 1年 Li
元気あるプレーで盛り上げるルーキー
①習志野・千葉
②165㌢・65㌔・290㌢
③2000/7/15
⑥テレビ観賞
⑦レシーブ