【空手道】第44回関東学生空手道選手権大会 小野田・宇野がベスト32で全日本学生出場へ
第44回関東学生空手道選手権大会
2016年5月29日(日)
和光市総合体育館
団体戦での東日本大会準優勝が記憶に新しい法大空手部。そんな彼らが個人でも栄光を掴むべく関東学生大会に挑んだ。
今大会は全日本学生選手権の出場も懸かっているが、法大からは小野田守徒(文4)とルーキーの宇野勇気(理工1)の2人がベスト32で出場を決めた。
試合結果
選手名 | 試合結果 | 成績 |
小野田守徒(文4) |
2回戦 ○4-1 3回戦 ○2-1 4回戦 ○6-0 5回戦 ●0-1 |
ベスト32 |
宇野勇気(理工1) |
2回戦 ○7-0 3回戦 ○2-0 4回戦 ○2-1 5回戦 ●3-4 |
ベスト32 |
花車勇武(国4) |
1回戦 ○1-0 2回戦 ○5-0 3回戦 ○5-3 4回戦 ●1-2 |
4回戦敗退 |
伊藤政哉(国3) |
2回戦 ○1-1(判定勝ち) 3回戦 ○6-0 4回戦 ●0-2 |
4回戦敗退 |
福岡蓮(国2) |
2回戦 ○1-0 3回戦 ○2-1 4回戦 ●1-1(判定負け) |
4回戦敗退 |
滝井滉平(文2) |
2回戦 ○3-0 3回戦 ○2-1 4回戦 ●1-2 |
4回戦敗退 |
山中航平(営4) |
1回戦 ○3-2 2回戦 不戦勝 3回戦 ●1-3 |
3回戦敗退 |
遠藤功大(文3) |
2回戦 ○4-0 3回戦 ●0-2 |
3回戦敗退 |
谷沢元輝(国1) |
2回戦 ○1-0 3回戦 ●0-5 |
3回戦敗退 |
山下慶太(スポ4) |
2回戦 ●3-5 |
2回戦敗退 |
岡本洸(生命3) |
1回戦 ○6-0 2回戦 ●1-4 |
2回戦敗退 |
林康平(スポ4) | 1回戦 ●2-3 | 1回戦敗退 |
戦評
男子組手には法大から12人が出場。1回戦では4人の選手の試合が行われた。各々が安定した試合運びで勝ち上がる中、団体戦メンバーの林康平(スポ4)は先制点を取るが逆転を許し、まさかの初戦敗退となってしまう。2回戦からは多くの選手が登場。ラストイヤーの山下慶太(スポ4)は逆転負けを喫し、初戦を圧倒的な力で勝ち抜けた岡本洸(生命3)も0-3で敗れた。
3回戦では伊藤政哉(国3)が気迫のこもった技で6-0と相手を封じながら圧倒したほか、6人がベスト64に駒を進めた。4回戦では全日本出場権を目前に4人が敗退。昨年まで連続で全日本に出場していた花車勇武(国4)も先に突きを入れられたところから得点を取り返すが、最後にもう一度突きを決められベスト32には届かず。
そんな中5回戦まで勝ち進んだのは、4回戦を6-0と快勝でおさめた小野田守徒(文4)と、初戦から蹴りだけで7-0とするなど快進撃を見せてきた宇野勇気(理工1)の2人。だが、小野田は上段突きで先制され相手におされている展開の中で、足を負傷してしまう。立ち上がることができず、悔しい棄権となった。宇野は先制の蹴りを決めたが、最後に逆転を許しベスト32で敗れた。
4回戦までに6人が進出し、ルーキーの台頭や上級生のなど今季への期待が高まる内容となった今大会。一方、気になるのは最後に逆転され敗れている選手が多い点だろう。これは昨年から続く課題であるが、来たる全日本や秋の団体戦までにどこまで修正できるかが勝負の分かれ目となるはずだ。(向井知優)
選手コメント
宇野勇気
フォトギャラリー
- 1年生ながら全日本出場権を掴んだ宇野
- 初の全日本に挑むこととなった小野田
- 悔しい判定負けを喫した福岡
- 昨年のベスト32を超えることはできなかった(花車)
- 六大学戦覇者の伊藤も全国には届かず
- 2回戦で敗れてしまった岡本
- 昨年より成績を上げた山中
- 最後の関東個人は悔しい結果に終わった山下