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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対亜細亜大 初戦をストレート勝利で飾る!!

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対亜細亜大 初戦をストレート勝利で飾る!!

2023年春季関東大学男子2部リーグ戦
2023年4月8日(土)
会場非公開

1部昇格を目指し、初戦の亜細亜大戦に挑んだ法大。エースの高橋慶帆(営2)を筆頭とする攻撃陣の強さは今季も健在。1、2年生が中心となったフレッシュなチームで、見事ストレート勝利を収めた。

試合結果

トータル試合結果

3
法 大
25 1セット 23 0
亜細亜大
25 2セット 23
25 3セット 21

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
1 山本帯刀(文4) MB
14 高橋慶帆(営2) WS
15 川波颯(文2) WS
16 小竹飛斗(法2) WS
18 五十嵐健人(営2) S
20 小田周平(営1) MB
19 藤野颯(文2) L
25 関大斗(営1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
2 安部翔維斗(法4)
4 中田拓斗(営4)
21 村岡蓮斗(法1)

2015年秋リーグ以来の1部復帰を目指す法大バレー部。いよいよ開幕した春リーグ初戦の相手は亜細亜大。昨年は春秋と連敗しているだけに何としても勝ちたい相手だ。日本代表・高橋慶帆(営2)を中心とした強力攻撃陣がチームを勝利に導けるか注目だ。

第1セット。いきなり日本代表・高橋が魅せる。最高到達点355㎝の圧倒的な高さからのスパイクが相手コートに次々に突き刺さり優位に試合を進めていく。7-6と1点リードの場面ではセッター・五十嵐健人(営2)が意表を突くツーアタック、小竹飛斗(法2)が相手エースを1枚でブロックするなど流れをつかむ。しかし中盤ミスが重なり3連続失点で1点差に詰め寄られるが、小竹がまたしてもブロックポイント、さらにはサービスエースと点差を広げる。最後は相手のサーブミスもあり25-23でこのセットを奪う。

続く第2セット。序盤からエース高橋がブロックされるなど苦しい展開で1-4とリードを許す。ここで主将の山本帯刀(文4)と期待のルーキー小田周平(営1)のMB2人がチームに流れを引き寄せる。山本のセンターからの強烈なクイックでサイドアウトを奪うと、今度はサウスポー・小田のCクイックが連続で決まり点差を詰める。6-7と1点差の場面では今季期待の2年生OH・川波颯(文2)のバックアタックで同点に追いつく。中盤は互いに点を取りあう一進一退の攻防を繰り広げるも先に20点台に乗せたのは法大。21-20の場面でエース高橋がサービスエースを決め、最後は相手のミスで得点し2連続でセットを奪う。

勝利に王手をかけた第3セット。高橋、山本のスパイクが連続で決まるなどいきなりの6連続得点。しかし、ミスや相手のコンビバレーにブロックが翻弄され徐々に点差を詰められるも、エースの高橋が期待に応える。セッター・五十嵐が高橋にトスを集め、それを決め切り勢いに乗る法大。18-15とリードする展開ではリリーフサーバー安部翔維斗(法4)が勝利を手繰り寄せるサービスエースを決める。最後は高橋のこのセット8点目となるスパイクポイントでストレート勝ちを収めた。

今回の試合はリベロを含めたスタメン8人中7人が1、2年生という若い布陣で臨んだ法大。エースの高橋を中心とした攻撃陣は今年も期待が持てる。しかしリーグ戦はまだまだ始まったばかり。3、4年生ら上級生の力が不可欠だろう。主将の山本を中心に”全員バレー”で1部昇格することに期待したい。

 

インタビュー

山本帯刀(文4)選手

-今日の試合を振り返って
危ない部分もあったんですけどそこをしっかり立て直して、ストレートで勝ててすごい良かったなと思います。

ー下級生が中心となって試合を進めていたが、主将としてどのような声掛けをしたか
自分が1番試合経験があったのでそういう声掛けもしたんですけど、下級生はみんな同学年が多いので自分たちでしっかり声を出していたので、安心して見ていられました。
なので、自分のプレーにも集中できました。

-課題としていたレシーブやブロックは今日の試合の中でどうだったか
レシーブは結構徹底的に練習してきたので(今日の試合では)できたと思うんですけど、ブロックがやっぱり相手のコンビなどの難しい技になってくるとまだ荒い部分もあるので、ブロックをしっかり練習していきたいなと思います。

-今日見つかった課題は
スパイクの場面ではよく決められたと思うんですけどサーブがちょっと弱かったので、もっとしっかり強く打っていけるように頑張りたいと思います。

-明日の中央学院大戦はどのように戦っていきたいか
中央学院も、今回戦った亜細亜大学と同じようにレシーブと繋ぎで粘るチームなので、今回みたいに攻撃で徹底的に攻めていって、点差をつけたまま勝っていきたいですね。

持ち前の高さを武器に得点を決める高橋慶帆(営2)

高橋慶帆(営2)選手

-今日の試合を振り返って
今日の試合は亜細亜大ということで去年は春秋と負けているチームで1セット目とったとしても巻き返されてしまうなど、ちょっと苦手意識もあったんですけど、初戦しっかり勝ち切るこができたのは良かったと思います。でも、まだスパイクミスだったり、コンビミスが多くあったり、拾えるボールも拾えなかったり、まだまだ硬い部分もあったので、そこは直してもっと強いチームと対戦する時にしっかり修正できるようにしたいと思います。

-エースということでトスが多く回ってきたについて
やっぱりエースという立場に自分はいるので、上がってきたボール、自分に託されたボールは、全部自分が決めきるっていう、そういう気持ちを持って、しっかりやっていきたいなと思っています。

-今日の試合の反省点、課題はあったか
まずは、サイドアウトを取るときに、どうしてもミスがでて、Aパスが入ってもミスがあったりしたので、そこはやっぱりコンビをもっと合わせないといけないなと思いました。あとは、試合の中でサーブがちょっと攻め切れていない部分もあって、いい場面でサーブミスがあって、自分たちの流れを崩してしまうっていう場面もあったので、そういうところはもっと詰めていきたいなと思っています。

-日本代表に選出されましたが、今後について
もっと高いレベルでプレイする時には、まだまだ足りない部分はありますし、そういう高いレベルでできるということに感謝の気持ちを持って、もっとチャレンジャー精神持って挑戦していけたらいいなと思います。

-明日の試合に向けて
明日も勝ちます。

(記事:矢吹大輔、写真:熊谷芽歩季)

 

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