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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対中央学院大 悔しいストレート負け…

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対中央学院大 悔しいストレート負け…

2023年春季関東大学男子2部リーグ戦
2023年4月9日(土)
会場非公開

初戦に勝利し勢いそのままに連勝を狙う法大。しかし、ミスが続き終始相手のペースに呑まれてしまう。快勝が期待されたがストレート負けを喫し、悔しさを滲ませた。

 

試合結果

トータル試合結果

0
法 大
20 1セット 25 3
中央学院大
23 2セット 25
26 3セット 28

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
6 伊藤貴将(文3) MB
14 高橋慶帆(営2) WS
15 川波颯(文2) WS
16 小竹飛斗(法2) WS
18 五十嵐健人(営2) S
20 小田周平(営1) MB
11 武田絢太郎(法3) L
19 藤野颯(文2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
4 中田拓斗(営4)
21 村岡蓮斗(法1)
25 関大斗(営1)

昨年あと一歩のところで届かなかった入れ替え戦進出。その悔しさを胸に迎えた2023年度・春季リーグ戦は開幕戦をストレート勝ち。勢いそのままに快勝を期待された第2戦・対中央学院大はまさかのストレート負けに沈んだ。

第1セットはミスによる失点が続く不穏な展開で幕を開ける。高橋慶帆(営2)は2回連続でサーブミスを喫するなど、状態が上がっていない様子。このセットは常に劣勢での試合運びとなり、終わってみれば20-25と、あっさり先制を許した。先日、日本代表登録メンバーに選出された若きエースの不調をカバーすることができなかった。

続く第2セットも中央学院大の強力な攻撃陣を前にいきなり3連続失点を許してのスタート。しかし小竹飛斗(法2)が相手の不意をつく好返球で1-3と差を縮め、「さあ行こう!」とチームを鼓舞する。そしてこの言葉にプレーで応えたのは川波颯(文2)。2連続でサービスエースを決める活躍を見せた。チームに流れをもたらした川波に対し小竹は「お前がエースや!」と一言。コートを大いに盛り上げた。だが、ムードメーカーらの活躍も虚しく終盤に4連続失点を喫し再度逆転され、カードを落とす。中盤は良い流れをつくれていただけに一層悔しい結果となった。

後がない第3セットはこの試合初となる法大が先制点を挙げる展開でのスタート。世界へ飛び立つ法大の『14』・高橋を主軸にゲームを進めていく。最高到達点355cmから繰り出されるスパイクを相手ブロックの上から叩き込むシーンも見られ、世界レベルの『高さ』を痛感させた。しかし、中央学院大も黙っていない。高橋への徹底マークで徐々に法大を追い詰めていく。一時はリードしていたもののデュースに持ち込まれ、最後もやはりミスが響き、敗戦となった。

まさかのリーグ第2戦で敗北を喫した法大。チームを鼓舞し続けた小竹は試合後「負けるべくして負けた」とゲームを振り返った。やはりミスや連携の部分にチームとしても課題を見出したようだ。しかし、この敗戦が1部昇格を諦める理由にしてはならない。「何か一つでも改善して次の大東文化大戦に向かっていきたい」。そう語る小竹はこれからの戦いに目を光らせた。この日のスターティングメンバーは1-2年生が8人中6人を占めるなど、主力の『若さ』が特徴の法大。リーグ戦の最中も一戦一戦成長し、入れ替え戦進出を手繰り寄せられるか。伸び盛りのチームからは今後も目が離せない。

インタビュー

川波颯(文2)選手

-今日の試合を振り返って
序盤、相手の雰囲気にのまれてしまい自分たちが思うようなバレーができませんでした。ビハインドがあって追いついた時にも、そのままリードしていけず、思うようなゲームができませんでした。

ー中央学院大には昨年も負けていますが、試合前に意識したことは
とにかく勢いのあるチームだったので、勢いに押し返されないようにやっていこうと意識をしました。

-第二セットでは一時は7点差ありましたが、追いつきました。川波選手自身も良いサーブが続きましたが、タイムの時にはどんな話を
チーム全体を見てもいっぱいいっぱいだったので、落ち着いて自分たちのバレーをやっていこうという話をしました。

-第三セットでは初めて先制して優勢でゲームが進みましたが、デュースの末セットを取れませんでした。第三セットの雰囲気は
慶帆(高橋慶帆、営2)がやはりかなり対策されていて、慶帆で決められなくなっていました。なので、もっと自分とか小竹にトスを振っていって、慶帆が打ちやすいようにしようと話し合いました。

-自身の活躍を振り返って
大事な場面でサーブミスやスパイクミスをしてしまいました。練習してきたことができなくて悔しいです。相手にのまれまいと落ち着いてプレーをしていたつもりでしたが、どこか力が入ってしまいました。

-次戦への意気込みを
今日は今日で切り替えて、来週からはこれ以上調子を落とさずに、どんどんギアをあげていきたいと思います。

リーダーシップを発揮しチームを鼓舞する小竹飛斗(法2)

小竹飛斗(法2)選手

-今日の試合を振り返って
ストレート負けという形だったんですけど、正直、負けるべくして負けたなとは思います。ただ、この負けが全てじゃないので。残っている試合はまだたくさんあるのでそこを1個1個、まずは次戦の大東文化大戦に向けて、コンディションを仕上げた上で向かっていきたいと思います。

-自身のコンディションは
1セット目、2セット目に関して、自分がレシーブの要であるはずなのにそこで足を引っ張ってしまって。あと、取り切れるはずのところで取り切れないとか。気持ちの面で負けてしまっている部分はありました。あと、緊張も相まって眠れないという状況が続いてしまっていて、そういうところも含めて自分の調整不足だなと感じています。

-見つかった課題は
ブロックとレシーブ。この関係がすごく悪くて。何をしても決められてしまうし、何をしてもミスが生じてしまうし。そういった部分を詰めていかないといけないなと感じています。

-チーム内での自身の役割は
自分はまだ下級生ですが、自分たちが中心になってやっていかなければいけないチームなので、リーダーシップを持ってチームを盛り上げていかないといけないなと思っていて。そういった部分は意識していました。

-次戦への意気込み
自分たちができないこと、できていないことを振り返って、このまま行くのではなくて、何か一つでも改善して次の大東文化大戦に向かっていきたいと思います。

(記事:嘉藤大太、写真:田中さや)

 

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