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【硬式野球】2023新入生インタビュー 野手編① ~川崎広翔、土肥憲将、中西祐樹~

2023年4月1日(土)

今年もさまざまな選手たちが法大野球部の門をたたいた。そこで今回は『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』で入学した13名にインタビューを敢行。大学での意気込みなどさまざまなことを伺った。第3回は野手編①として、捕手としての入学が発表された川崎広翔(営1=日大三)、土肥憲将(キャ1=鳴門)、中西祐樹(法1=木更津総合)の3人のインタビューをお届けする。

取材に応じる中西

 『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』による新入生一覧

ポジション 氏名 出身高校
投手 伊藤要 平塚学園
片山悠真 八王子
橋本翔太 東山
針谷隼和 桐光学園
古川翼 仙台育英
山口凱矢 桐蔭学園
捕手 川崎広翔 日大三
土肥憲将 鳴門
中西祐樹 木更津総合
内野手 金谷竜汰 東海大菅生
深谷謙志郎 東海大相模
藤森康淳 天理
外野手 西凌矢 広陵

選手インタビュー

川崎広翔 捕手

―高校野球生活で成長出来たところは
まずは寮生活だったので、洗濯を自分でやったりとか、トイレや風呂の掃除を自分でやったりとか、親に頼らずに生活することが当たり前にできるようになった点は成長したと思います。野球部の面では、自分の長所でもある肩の強さがとても成長したんじゃないかなと思います。

―日大三高名物の冬の合宿の思い出は
2度やりたくないし、思い出したくもないです(笑)

―3年生の夏、甲子園で戦った聖光学院との試合の思い出
試合前の練習を甲子園で出来なかったので、ぶっつけ本番というか、球場の雰囲気も分からないままの試合になってしまって、慣れるまでに試合の半分くらい時間がかかりました。試合も負けてしまって、あっという間に終わってしまったなという感じです。なので悔しさはかなり残りました。

―今年の3月で退任した小倉監督はどのような人だったか
凄い話しかけてくださる監督さんで、優しくて、愛情もかけてくれるかたです。でもその分厳しかったですし、野球以外のことで怒られることも結構多かったです。また、経験値がものすごく多いかたなので、試合中はとても頼りになるし、ベンチにいると安心するような監督さんでした。

―現役生活終了後はどんなトレーニングを
最後の夏は怪我を押しての出場だったので、引退して1ヶ月、2ヶ月くらいは安静にしていました。そこからは体を大きくするためのトレーニングをたくさんやっていました。個人でやったり、地元の中学の野球チームと一緒に練習させてもらったりもしていました。

―進学先に法大を選んだ理由は
(日大三高の)1つ上の先輩で法政に入学した方(宇山翼、人2)がいて、そこでまず法政を知りました。練習会に来た時も、雰囲気がとてもよく、施設もとても整っていたのでここでやりたいと思って進学を決めました。他の大学はあまり考えていなかったです。

―プレイヤーとしての自身の強みは
1番は肩の強さです。送球の速さ、強さは武器だと思ってます。

―今後特に磨いていきたい部分は何か
1番磨いていきたいのはバッティングです。まずはパワーをつけて速いスイングが出来るように、それをまずは大学の第1目標にしていきたいと思ってます。

―今年1年の目標は
全力でプレーしても怪我をしないような体づくりをまずはこの1年しっかりっていきたいです。

―4年生時の目標は
チームの中心となってみんなを引っ張り、日本一になることが4年生の時の目標です。全力で頑張ります。

(取材・野田堅真)

川崎 広翔(かわさき・ひろと)
経営学部1年 2004年5月2日生まれ
栃木県出身・日大三
176cm74kg・右投右打

土肥憲将 捕手

―高校野球時代を振り返って
コロナで活動を制限されながらでも、向上心を持って野球に取り組めたと思います。

―3年春のセンバツ1回戦で後に優勝校となる大阪桐蔭と対戦。その試合の思い出は
どの選手も有名で、個人個人の力がずば抜けているイメージがあったんですけど、自分たちも同じ高校生ということで、気持ちでは負けないようにどんどん攻めていこうとチームのみんなで話して試合に望みました。結果1対3で試合には負けてしまったんですけど、思った以上に戦えました。

―高校野球最後の夏を振り返って
春に大阪桐蔭に負けてから、そこから「打倒大阪桐蔭」ということをチームで掲げてしっかりやってきました。最後は甲子園で悔いの残らないようにプレーしようと決めて、自分の力は出し切れたので悔いはないです。

―高校野球引退から大学入学まではどんなトレーニングをしてきたか
東京六大学という高いレベルでプレーした時に力負けしないよう、体を大きくすることを意識してウェイトトレーニングに取り組んできました。

―法大に進学したきっかけは
自分自身高いレベルで野球がしたいという思いと、3つ上の先輩で進学されている方もいたのでそれも決め手になりました。

―自分の強みは
投手それぞれの特徴を活かすリードができるということと、自分が持っている熱い気持ちをプレーで表現することができることです。

―今後特に伸ばしていきたい部分は
スローイングであったり、リード面に関してもまだまだ上を見たら奥深いのがキャッチャーというポジションだと思うので、しっかり先輩方のプレーを見ながら高いレベルで勝負できるように成長していきたいです。

―今年1年間の目標は
自分が持っている力をしっかり大学野球の舞台でもアピールして、少しでもチームの戦力になれるよに頑張っていきたいです。

―4年生時にどんな選手になっていたいか
大学野球を代表するような打てるキャッチャーを目指していって、さらにその上であるプロ野球や社会人野球でも活躍できるよな選手になっていきたいです。

(取材・野田堅真)

土肥 憲将(どい・けんしょう)
キャリアデザイン学部1年 2005年3月6日生まれ
徳島県出身・鳴門
173cm78kg・右投右打

中西祐樹 捕手

―高校3年間を振り返って
高校3年間甲子園を目指してやってきて、 何度もあと1歩のところで甲子園に行けないっていう経験をしてきているので、悔しい思い出もありますけど、1度3年の春に選抜の甲子園に出て、いい思い出もあり、いろんな経験ができた3年間だったと思います。

―印象に残っている試合
2年の秋季関東大会の準々決勝の東海大相模戦です。その1つ前の夏の大会で、1つ上の学年の時に県大会の決勝で負けて悔しい思いをしました。それで甲子園出るために、秋の大会まで必死に練習してきて、関東のベスト4まで行けたので、頑張ってきたことがしっかり結果に現れてすごく印象的でした。

―なぜ法大を選んだのか
元々自分の先輩である、木更津総合の篠木(健太郎、営3)さんや吉鶴(翔瑛、営3)さんなどが活躍していて、高校の時から見ていましたし、六大学の中でも法政大学はすごい伝統のある大学で、自分も日本一を目指して野球をやりたいなという気持ちがあったので、法政大学を選びました。

―高校と大学の違いは
1球、1球のプレイの質やピッチャーのボールの威力であったり、バッターの打球の速さが高校とは全然振りも違いますし、レベルの違いっていうのをすごい感じます。

―同じ高校出身で主将でもあった篠木選手が期待している新入生として挙げられていました
キャプテンの篠木さんは自分が高校1年の時に3年生で、いろんなことを教えてもらいました。篠木さんが大学行ってからもま色々連絡取っていて、自分もキャプテンという立場だったので、たくさん相談したりして、助けてってもらった部分もあったので、本当にそう言ってもらえると、自分も頑張らないといけないな、という気持ちになります。

―先輩方との関係は
自分の部屋は木更津総合の吉鶴さんで、大学入ってからわからないことを教えてくださったり、すごくも皆さん優しくて、入って間もないので、わからないこととかは気軽に教えてくださり、すごく頼りになる先輩が多いなっていう印象です。

―仲良い選手は
同級生の橋本(翔太、人1=東山)は仲いいです。夜一緒にトレーニングに行ったり、ピッチャーなのでキャッチボールもしたり、関わりは他の選手より多いと思います。

―目標にしている選手は
ソフトバンクの甲斐(拓哉)選手です。自分も小柄なタイプなので、その中で小柄なりにすごい自分の特徴を生かしてやってる姿であったり、ピッチャーとたくさんコミュニケーションとっている印象があるので、それを参考にしなくてはならないと思い、尊敬しています。

―自身のアピールポイント
2塁送球の握り替えが早いところです。

―現状の課題は
バッティングがそんなに他と比べて得意じゃないので、打撃に関してもう少しレベルアップできたらなと思います。

―1年間の目標は
少しでもそのチームの目標である日本一に貢献できるように、精一杯やっていければと思います。

―4年間の目標は
チームの中心になって、正捕手になって目標である日本一を達成することです。

―ファンの方々へ
日本一目指して頑張るので、応援よろしくお願いいたします。

(取材・高橋芽唯)

中西 祐樹(なかにし・ゆうき)
法学部1年 2004年4月14日生まれ
京都府出身・木更津総合
167cm70kg・右投右打

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