第70回関東大学アイスホッケー選手権大会
2023年5月14日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
先週行われた神奈川大学との試合で、19得点を挙げ、快勝を収めた法大は、日本大学と対戦。一時は2点のリードを相手に許す苦しい展開となったが、#14荒井大空の2ゴールで逆転するなど、接戦をものにした。来週宿敵の東洋大学戦を前に弾みをつける白星となった。
試合結果
5 (42) 法政大学 |
2(11) | 1P | 2(8) | 3 (21) 日本大学 |
---|---|---|---|---|
2(16) | 2P | 1(7) | ||
1(15) | 3P | 0(6) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
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日大 | 7:49 | #20 後村 統矢 | #2 中川原 貫真 | ー | ー |
日大 | 8:14 | #4 笹川 征廉 | ー | ー | ー |
法大 | 11:01 | #92 齋藤 輝 | #44 床 勇大可 | #26 金子 輝叶 | pp |
法大 | 18:44 | #26 金子 輝叶 | #17 北川 海斗 | ー | ー |
日大 | 23:28 | #4 笹川 征廉 | #47 米田 迅一 | ー | ー |
法大 | 29:27 | #14 荒井 大空 | #80 金澤 颯 | #88 山村 旭飛 | ー |
法大 | 32:42 | #14 荒井 大空 | #44 床 勇大可 | ー | ー |
法大 | 58:16 | #19 楢山 皓大 | #92 齋藤 輝 | ー | ー |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
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1 | 8 三浦 秀瑛(法1) | 44 床 勇大可(法3) | 88 山村 旭飛(文3) | A14 荒井 大空(文4) | 80 金澤 颯(文4) |
2 | A6 塚本 純平(法4) | 92 齊藤 輝(法3) | 17 北川 海斗(文3) | 26 金子 輝叶(法1) | 11 髙木 然(文3) |
3 | C69 渡辺 友汰(法4) | 29 砂岡 鷹(営4) | 41 脇本 春希(営1) | 19 楢山 皓大(法3) | 34 水口 晴斗(営2) |
4 | 72 小金澤 祐太(人環4) | 10 武田 幸将(法2) | 23 赤澤 朋哉(文2) | 13 加藤 真哲(経3) | 39 大城 圭太郎(文1) |
※GKは#54梯航輔が先発出場。控えに#21須田泰斗。
※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)
戦評
先週の試合では序盤から終始自分たちのペースで試合を支配するなど圧倒的な強さを見せつけた。今日の相手である日大との試合でも、試合を優先したかった法大だが、先制点を奪ったのは日大。その先制点を奪った直後にも、PSから相手にゴールを決められ、開始早々2点のリードを奪われる。しかし、法大も反撃。PPのチャンスから#92 齋藤輝のゴールが生まれ、1点差に迫ると、この流れに続いた1年生の#26 金子輝叶が2試合連続のゴールを決め第1P内に同点に追いつくことに成功する。続く第2Pでも先に相手に得点を与えてしまうものの、流れを変えたのは頼れるACの#14 荒井大空だ。相手ゴール手前にいた荒井が、転がってきたパックを落ち着いて入れ、同点に追いつくと、そのわずか3分後相手の選手がゴール前に集結し、ゴールを阻もうとする中、またも荒井が決め、この日初めてリードを奪う。その後、第2Pから第3Pにかけて攻める状況はつくるも、なかなか追加点が奪えず、1点差のまま試合は残り2分。相手も同点に追いつこうとGKを下げ、6人攻撃の態勢をとる。しかし、相手の攻撃をしっかり封じ、最後は#19楢山皓大のロングシュートが無人のゴールに突き刺さり、ダメ押し点を挙げ、勝負あり。楽な試合とは言えない試合展開だったものの、結果として勝利をつかみ取った法大。決勝リーグへの進出を決めた。その決勝リーグ初戦の相手は、長年苦戦を強いられている東洋大。去年は大量点差をつけられ敗れた相手だけに、同じ失敗は繰り返せない。今期の法大を占う重要な試合となりそうだ。(脇野剛)