【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ戦 対日大 リーグ後半戦に突入、残留がかかる一戦はフルセットの末敗戦
2024年春季関東大学男子1部リーグ戦
2024年5月11日(土)日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館
リーグも後半戦に突入し残留を確実にしたい法大は第8戦に日大と対戦した。1部リーグ12チーム中の下位2チームが入替戦へと進む中法大は現在10位。一方相手の日大は9位と勝利が何としても欲しい場面。試合はフルセットへともつれ込む白熱した展開に。最終セットでデュースまで粘るも相手ブロッカーの高い壁に阻まれ2-3と惜しくも敗戦。
試合結果
トータル試合結果
2 |
25 | 1セット | 23 |
3 |
---|---|---|---|---|
21 | 2セット | 25 | ||
25 | 3セット | 17 | ||
20 | 4セット | 25 | ||
16 | 5セット | 18 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 川波颯(文3) | WS |
11 | 小竹飛斗(法3) | WS |
12 | 渡邊秀真(法3) | WS |
13 | 五十嵐健人(営3) | S |
14 | 藤野颯(文3) | L |
15 | 小田周平(営2) | MB |
16 | 村岡蓮斗(法2) | MB |
20 | 関大斗(営2) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
1 | 原海斗(営4) |
3 | 伊藤貴将(文4) |
19 | 近江晴友(文2) |
第1セットは互いに点数を取り合う展開が続く。終盤まで一進一退の攻防のなか23-23の重要な局面、S五十嵐健人(営3)ブロックでセットポイントを握る。その直後エース川波颯(文3)のダイレクトスパイクでこのセットを25-23で収める。
大事な第1セットを先取した法大は続く第2セット、序盤で躓き相手にリードされる。点差を縮めたい法大はS五十嵐による巧みなトスワークで徐々に点差を縮め追い上げる。中盤で同点に追いつくも相手のサーブに苦しめられまたも日大に流れが傾く。その後も相手の攻撃を捕えきれず20-25でセットカウントで同点に並ぶ。
勝負を分ける第3セット、このセットエース川波の活躍が光る。序盤は相手と拮抗した戦いを繰り広げるも中盤WS川波颯の気合いの入ったスパイクが相手ブロッカー陣を翻弄し点差を9点差まで広げる。川波の無双状態が終盤まで続きこのセットを25-17で相手を大きく突き放してものにする。続く第4セットも勢いそのままに臨みたいとこであったが、相手は長年1部リーグで戦ってきた格上、中盤で相手のWSのスパイクやサーブで点差を広げられ完全に流れを持っていかれる。盛り返そうと果敢に攻めるも第4セットは日大に軍配。
運命の最終セット、出だしでリードした法大は勝利に向け1歩リードする。WS小竹飛斗(法3)とWS渡邊秀真(法3)の鋭いスパイクが相手コートに突き刺さる。最初にマッチポイントを握ったのは我らが法大、ここで仕留めたいところであったが相手の粘りの攻撃でデュースへともつれ込む。両チーム奮闘し白熱した試合展開を繰り広げる。最後はWS小竹の渾身のスパイクを完璧に読まれたブロックに阻まれ2-3と惜しくも敗戦という結果で幕を閉じた。
1部リーグも後半戦に入り、なかなか白星を挙げられない法大。フルセットまでもつれ込みあと一歩で勝利という場面で1部の壁の高さを痛感する。残り3戦となり入替戦も見え不穏な空気が立ちこめる法大はひとつでも勝利を挙げることで確実な1部残留を手にすることはできるのだろうか。今季から1部昇格と様々な重圧のなか戦う法大戦士はここからの挽回に期待がかかる。
インタビュー
小田周平(営2) 選手
ー今日の試合を振り返って
1部の上位と2戦目ってことで、ストレートで勝てるなんて思ってなくて、4セット5セットになるにつれてパフォーマンスを落とさないようにしていこうと思っていました。
ー自身の調子について点数をつけるとしたら
50点ぐらいですね。
ー今後の課題は
どうしても行き詰まるローテは1か所2か所あるので、そのローテをどれだけ被害を少なくさせるかが課題です。相手が対策してきた時に自分たちが対策し返すっていうのが大事なので、それが課題です。
ーオフシーズンに個人としてどのような準備を行ったか
前まではキャッチが2枚だったのですが、3枚キャッチ になったので、そのキャッチの安定を目標に準備してました。
ー次戦の意気込みについて
3戦目なんで次こそしっかり勝ちたいと思います。
(記事、撮影:渡辺龍空)