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【ハンド】第9戦 対東海大学 終始シーソーゲームな展開となったものの、最後に流れを掴む事ができず惜しくも敗戦。 2024年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2024年5月25日(土)
国士舘多摩体育館

戦評

入れ替え戦回避をかけた春季リーグ最終戦、相手は格上の東海大学だ。両校の盛大なコールに包まれながらのスローオフとなった。拮抗した試合展開が続いたが一歩届かず、惜しくも敗戦。春季リーグは1勝1分7敗で10位という結果になった。

 

試合結果

トータル試合結果

27
法政大学
14 前半 15 30
東海大学
13 後半 15

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月20日(土) 中央大学 ⚫︎25-31 士大多摩
2    21日(日) 筑波大学 ⚫︎24-33 国士大多摩
3 27日(土) 明治大学 ○31-31 国士大多摩
4      28日(日) 早稲田大学 ○30-29 明治大学和泉
5  5月4日(祝) 国士舘大学 ●27-42 日大八幡山
6    5日(祝) 日本大学 ●29-34 日大八幡山
7   11日(土) 順天堂大学 ●31-35 埼玉県三郷
8     19日(日) 日本体育大学 ●19-40 国士大多摩
9    25日(土) 東海大学 ●27-30 国士大多

個人得点

岩崎 …6点
西村  …4点
竹中(柊)…4点
渡邊 …3点
大島 …2点
小柏 …2点
親泊 …2点
早川 …1点
栗田 …1点
石川 …1点
竹中(友) …1点


 

両校の迫力あるコールに包まれ始まった春季リーグ戦最終試合。東海大に先制点を取られるも、#11岩﨑琢未(スポ4)がゴール正面からダイナミックなジャンプシュートを決め会場を沸かすと、今度は#7大島諒真(情報4)が相手ボールをカットし、DFでも積極的な姿勢を見せる。しかし相手もやられてばかりではない。法大が得点を重ねるたび、着実に得点を返してくる東海大。14-15と1点を追う形で前半を終える。
1点を追いかける法大は後半2分、#22竹中柊翔(社3)が高い打点からのジャンプシュートを決めるも、その後はミスが続きなかなか思うように点差を詰められない状況が続く。しかし後半16分、パスを回しながら#19竹中友哉(スポ1)がタイミングを見計らいワンバンでシュートを決めると、さらに東海大に攻撃を仕掛けさせない積極的なディフェンスで会場を盛り上げる。後半も残り5分、ここで#6西村佳起(経4)がシュートを決め1点差に詰め、流れを掴みかけた法大だったがその後立て続けに2点を取られ27-30で試合終了。春季リーグ戦最終試合は惜しくも敗戦となった。

#11岩﨑琢未(スポ4)


選手・学生コーチ インタビュー

主将・渡邊桂也 選手(経・4年)

−今日の試合と春季リーグを振り返って
今日の試合は相手がそんなに強くなかったので、いつもよりは点が取れてしまったんですけど、いつも通りミスして負けたって感じです。春季リーグは自分としては、自分が入部してから9試合通して2番目くらいにひどいリーグだったんですけど、やっぱり法政の悪いところが全試合で出ていたなって感じですね。自分は実習があって昨日帰ってきたんですけど、割と頑張る気持ちはあるんですけどそれがプレーに表れてなかったりするので、そういうところがなって感じです。

−春季リーグを終えて、新体制となったチームとして成長したところ、課題として見えたところなど教えてください
個人としてはキャプテンになって客観的にチームを見れるようになったかなって感じてて、チームとして成長できたところは、今は監督が来てるんですけど普段あんまりいないので、学生だけでやるっていう中で、みんなが主体性を持ってくれるようになった部分は成長したかなって思います。

−今日の試合の後半の巻き返しの要因はなんだったのか
どちらかというと相手のミスですかね。

−秋季リーグに向けて意気込み
一部にいれるかはまだわからないですけど、一部にいれたならもっと色々なことをやっていきたいですね。一部に残ってまた全力でやっていきます。

−ファンの皆様へ一言
いつも応援してくださってありがとうございます。負け続きで本当に申し訳ないんですけど、絶対に一部に残ってみせるので応援よろしくお願いします。

学生コーチ・西山颯太(スポ・4年)

−リーグ期間を振り返って
率直な感想を言うと「厳しかった。」の一言になると思います。実力的に全く敵わなかったと感じた試合はほとんどありませでしたが、自分たちのミスから崩れ、追いかける展開の試合がほとんどでした。そうした試合の多さと、それが春リーグを通して最後まで修正できなかったことがとにかく「厳しかった。」ように思います。また、自分自身のヘッドコーチとしての立ち振る舞いも改めて考えさせられました。昨年まではアシスタントという立場で、ベンチに入らない日もあるなど、コーチとしての経験値もないまま手探りで入ってしまいました。その曖昧さがチームとしての甘さに繋がってしまったように感じます。試合が始まるとコーチは無力でした。今後は、そこまでの準備にこだわりを強くもって行えるよう、私自身もチームと共に変わっていきたいと思います。

−春季リーグを終え、新体制となったチームとして成長したところ、また課題として見えてきたところなど
ここまでを振り返るとプレーに関しては課題しか見えていません。成長したところで言うと、昨年に比べSNSでの発信に力を入れてきました。昨年度に引き続き、「魅力ある法政」を目指して日々の活動を行っています。そうした法政大学体育会ハンドボール部としての活動を広めていくことが、未来につながると考え行動してきました。これは、新チームになってスポ法さんにも力を借りながら着実に前に進んできたことであると感じています。
課題としては、春リーグの全てです。シュートミスや接触の強度などなどOF・DFともに挙げたらきりがないですが、「自分たちで自分たちの流れを手放し続けたこと」が最も大きな課題だったかと思います。「法政が法政らしく負けた。」と言われるような試合がとにかく多かったと思います。

−春季リーグでは1年生の活躍も多く見られましたが、今年のチームカラーは
今年の1年生は実績的も申し分なく、春から大きな戦力となってくれました。一方で、やはり今年の法政大学は、上級生、特に4年生のチームだと思っています。今の3、4年生は入学当初や2年目から主力の1人として出場してきた選手が多く、関東1部や全国での試合経験も豊富です。春には得点王を獲得した4年の岩﨑などをはじめとする経験豊富な選手たちが先輩としてチームを引っ張っていき、そうした先輩の力を借りて、期待の新戦力たちが気負うことなく、のびのびとプレーしてくれることを願っています。

−秋季リーグに向けて意気込み
残念ながら入替戦で敗退し、2部で過ごす秋リーグになります。4年生はラストのリーグを2部で迎えることとなりますが、来年の後輩のためにも、新チーム発足時に目標に掲げたインカレ優勝を達成するためにも必ず秋リーグ・入替戦の全てを勝利で終え、最短での1部復帰を果たします。

−ファンの皆様へ一言
平素より法政大学体育会ハンドボール部を応援いただきありがとうございます。
春リーグは、応援していただいている皆様に良い結果を報告することができず申し訳なさを感じております。ここを1つのターニングポイントに、新たに1から再出発を図り、東日本インカレ・秋リーグと・全日本インカレと「魅力ある法政」を皆様にお見せできるよう選手役員一同精進してまいります。
まだまだ発展途上のチームですが、大きな目標へ向け、1歩ずつ皆様からの応援を糧に進んでまいります。
今後とも法政大学体育会ハンドボール部への熱い応援よろしくお願いいたします。

 


トップ写真

(取材・記事 真中咲輝)

 

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