【硬式野球】プロ野球ドラフト会議直前インタビュー~篠木健太郎、吉鶴翔瑛、山城航太郎、中津大和~
インタビュー
篠木健太郎 投手
ーードラフト会議が明日に迫っているが今の心境は
すごく緊張していて、今日も3時間しか眠れていないですし、時間が経つのがすごく長く感じています。
ーー今季のリーグ戦の結果に関しては
1年生の秋からずっと投げ続けて、良いところも悪いとこも全てさらけ出てるかなっていうのが1番ですけど、ずっと大きなけがなく投げれてるのはすごくいいことかなと思っています。
ーーアピールポイントは
タフさもそうですし、ストレートと変化球のコンビネーションが自分の中で手ごたえを感じているのでそこだと思います。
ーー4年間で1番成長したことは
心というか、考え方がいろんな経験させてもらってる中で成長したかなと思います。(高校時代からの変化については)高校生の時は18歳で、 漠然と野球をやって、漠然とプロ野球選手っていう目標を掲げてやってた2年半だったんですけど、(大学日本代表で)海外に行ったり、4年間六大学でシーズンもやらせてもらって、自分の今いる位置とか現状、現実を受け止めながらどのようにやっていったらいいかを考えられるようになったのが1番かなと思います。
ーー憧れの選手だったり、目標とする選手像は
全然タイプは違うんですけど、山本由伸選手(ロサンゼルス・ドジャース)です。 圧倒的な数字を残して、1年間ずっとローテーションを守り続けて、貯金を作れる先発ピッチャーになりたいので、投げ方とかではなくて、そういう面でお手本にしたいと思います。
ーー先発に対するこだわりは強いのか
いずれはしたいですけど、任せてもらった場所で、チームのために尽くしたいのが1番です。
ーー野球以外の趣味だったり特技は
美味しいものを食べることが好きです。(好きな食べものは)焼肉です。ハラミが好きです!
ーー野球以外のスポーツの経験は
空手(型)を5歳から中2までやっていました。
ーードラフトに関して家族との連絡は
お母さんはずっと高校生の時からLINEしてくれるんですけど、触れないようにしてくれてますかね。あんまり触れられてはないなと思います。
ーーリーグ戦ではこれまでで1番投げているが疲労は
疲れてないってのは嘘になるんですけど、投げたくて1、3戦目をお願いして、投げさせてもらったりしてる面もあるんで、投げさせてもらってることに感謝しています。
ーー幼いころは東京ドームに試合を見に行っていたとのことだが
小さい頃は巨人の試合に連れて行ってもらっていました。アレックス・ラミレスが好きでした。
ーープロの世界は結果がすべての厳しい世界
高校の頃には絶対気づけなかった厳しさも大学に来て気づかせてもらったし、プロの世界が甘くないっていうのは自分自身で感じていることもあるので、 しっかり覚悟持って飛び込まなきゃいけない世界だと思います。その中で結果を残したいなって気持ちがどんどん強くなってきたなとは思います。
ーー優勝はなくなりましたが、最後の明治戦で勝ち点を取れば2位です。意気込みを
目指せるなら上の順位を目指した方がいいですし、上を目指すために投げる自分の姿で、これからのチームに少しでもいい影響を与えられたらこの秋のシーズンだけじゃなくて、4年間投げてきたのが報われるかなと思うので、最後何試合投げるかわかんないんですけど、そういう姿をチームに残せたらいいなと思って頑張りたいです。
吉鶴翔瑛、山城航太郎 投手
ーードラフト会議が明日に迫っているが今の心境は
山城:ドキドキ、ワクワクです。
吉鶴:不安の方が大きいです。
ーーここまでのリーグ戦のアピールに関しては
山城:自分が思ってるよりかは(結果は)出せたんじゃないかと思います。(登板機会が増えましたが)春はあんな形(3試合3イニングのみの登板)だったので嬉しい気持ちもあります。
吉鶴:自分はこれまでのリーグ戦の中で1番打たれてるのでアピールはできてないですけど、1試合1試合の反省は試合後にできています。
ーーアピールポイントは
山城:ピンチで登板した時の強気なところです。(具体的には)変わる前のピッチャーの思いも背負って、絶対抑えてやろうっていう気持ちで投げています。
吉鶴:先発でも中継ぎでもできるっていうのが自分のアピールポイントで。その中でも技術面だったら強いストレートと、チェンジアップ、ツーシームの逃げる球とスライダーのキレには自信があります。
ーー憧れの選手や選手像は
山城:千賀滉大選手(ニューヨーク・メッツ)です。フォークがすごいので。速いボールとフォーク主体で、曲がり球もあるけどみたいな。それが自分の中でスタイルとしては理想です。
吉鶴:ソフトバンクの和田毅さんです。(具体的には)力感なく140キロ中盤から後半のボールを投げているのと、球種も多彩で、大崩れしないってところが1つです。あとは長い期間プロの最前線で活躍していて目指すべきところかなと思います。
ーーこの4年間で1番成長したことは
山城:気持ち、メンタル面です。下級生の時は野球をまず楽しめてなかったですし、怖がって投げてたんですけど、そこはだんだん学年が上がるにつれて自信を持ってというか、怖がらずに不安要素なく楽しめるようになってきたりもあったので。
吉鶴:技術面が上がりました。入ってきた頃は最速も143キロぐらいで、なかなか変化球とかも振ってくれない中で、2年生に上がった時に150キロが出て、空振りも取れるようになったので、そこが成長したかなと思います。(球速アップの秘訣は)ウエイトと投球フォームを変えたことです。
ーー野球以外の趣味や特技は
山城:ドラマとか映画をNetflixで見ます。
吉鶴:一緒ですね。最近はブルーロックを見ています。
ーー家族とのやり取りは
山城:どんな感じなのか聞いてきますね。あとは少年野球の時の友達の親から連絡が来たりとかですね。
吉鶴:電話はたびたびしますね。
ーー山城選手に聞きます。山下舜平大(現・オリックスバファローズ)からの連絡は
何週間か前に、「頑張って、楽しみにしてるわ」って来ました。あとは「リーグ戦頑張って」と言われました。
中津大和 内野手
ーードラフト会議が明日に迫っているが今の心境は
明日なので緊張はしていますが、やるべきことはやったと思うので、ワクワクとドキドキです。
ーープロ志望届を出すことになった経緯は
やっぱり自分の中で挑戦したいって思ってたところなので、なかなか結果も出ずに苦しい思いもしたんですけど、最終的には出せたので、(プロを目指すレベルで)勝負ができるようになれたのは大きかったです。
ーーここまでのアピールに関しては
あまり大きなタイトルは取れてないんですけど、自分の中ではやりきったなという風には思っています。
ーー課題としていたチャンスでの打撃に関しては
そこを練習してきたんですけど、やっぱり出る時もあれば出ない時もあって、そこは本当に練習してきたから出るってわけじゃなくて、その日の運であったり調子だったりがあって。それでも万全の準備をしたら、チャンスでの打撃は良くなってくれるんじゃないかと思ってます。
ーーアピールポイントは
守備においても、打撃においても、どちらも足を生かせるところを見てほしいです。(外野手か内野手どちらでいきたいか)いや、特にないですね。どちらも守れるような選手になりたいです。
ーーこの4年間での1番の成長を上げるとしたら
心技体ですね。どれも欠けてはダメなので、それが大きく成長できたかなっていう風に思います。(その中でも一つ挙げるとしたら)技ですかね。長打力が上がりました。
ーー連日ドラフト会議に関する情報も飛び交っているが
いや、もう気にせずに、本当に願っているって感じです。
ーー野球以外の趣味や特技は
ボウリングですね。(スコアは)高校生の時に出したんですけど、最高が255です。中学の頃から遊びでやっていたら、上手くなりました。
ーー家族と話すことは
いや、特になくて。「選ばれたところに縁があると思って行きなさい」と言われました。
ーー他の志望届けを出した3人と話すことは
いっぱいあります。やっぱり緊張していて、みんなでソワソワしています。
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