関東大学春季交流大会
対慶大
2024年5月4日
法政大学グラウンド
前半は粘りのディフェンスもあり同点で折り返すも、後半3連続トライを許すなど流れを掴めず2敗目を喫し、今季初勝利とはならなかった。
試合結果
トータル試合結果
31 法大 |
19 | 前半 | 19 | 45 慶大 |
---|---|---|---|---|
12 | 後半 | 26 |
ポイント詳細
3/2 | T | 3/4 |
---|---|---|
2/1 | G | 2/3 |
0/0 | PT | 0/0 |
0/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:三浦、守安、福本亘、佐川、嶋崎 G:田中3 |
※得点は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 守安史成 | 3 | 桐蔭学園 |
2 | HO | 花澤祐太 | 2 | 法政二 |
3 | PR | 鈴木心温 | 1 | 公文国際 |
4 | LO | 山内滉太 | 3 | 昌平 |
5 | LO | 細川幹太 | 4 | 國學院久我山 |
6 | FL | 三浦幹太 | 3 | 秋田中央 |
7 | FL | 大沢空 | 2 | 秋田工業 |
8 | NO.8 | 宮下晃毅 | 4 | 報徳学園 |
9 | SH | 小山田裕悟 | 4 | 桐蔭学園 |
10 | SO | 佐川一眞 | 2 | 専大松戸 |
11 | WTB | 渡辺圭祐 | 2 | 中部大春日丘 |
12 | CTB | 田中大誠 | 4 | 國學院栃木 |
13 | CTB | 福本耀 | 2 | 報徳学園 |
14 | WTB | 福本亘 | 1 | 報徳学園 |
15 | FB | 星野瑛太 | 1 | 明和県央 |
16 | Re | 木本慶祐 | 2 | 尾道 |
17 | Re | 小笠原吉宗 | 4 | 大津緑洋 |
18 | Re | 和山学弥 | 3 | 法政二 |
19 | Re | 植浦慎仁 | 3 | 報徳学園 |
20 | Re | 嶋崎汰星 | 4 | 法政二 |
21 | Re | 小林利仁 | 1 | 昌平 |
22 | Re | 鈴木颯太 | 3 | 秋田工業 |
23 | Re | 芦川海琉 | 4 | 法政二 |
24 | Re | 北村優 | 3 | 國學院栃木 |
25 | Re | 岩倉颯汰 | 3 | 法政二 |
26 | Re | 森田翔大 | 4 | 桐蔭学園 |
戦評
2節目の慶大戦には、細川幹太バイスキャプテン(4)、BKリーダーを務めるSH小山田裕悟(4)らが怪我から復帰。法大注目のNo.8宮下晃毅(4)がU23日本代表遠征から合流し、昨季活躍した選手たちが名を連ねた。
PR鈴木心温(1)が3番先発でデビュー。前節で途中出場した福本亘(1)はWTB、星野瑛太(1)はFBとして初の先発出場となった。
前節は流経大に逆転負けを喫し、「勝ち切る」ことが出来なかった法大。今季初勝利を目指して慶大戦に臨んだ。

SH小山田裕悟(4)
前半開始2分、LO山内滉太(3)のジャッカルでペナルティを獲得すると、敵陣深くまで侵入した法大。ラインアウトからフェーズを重ね、4分にFL三浦幹太(3)がトライ。田中大誠(4)ゲームキャプテンのゴールも決まり幸先の良いスタートを切った。続く10分には細川幹太(4)バイスキャプテンが敵陣トライゾーン付近でキックをチャージ。マイボールスクラムからFWで攻撃を重ね、PR守安史成(3)がゴールライン中央へトライ。法大が流れを掴んだかと思われたが、14分、19分、27分と慶大BKに3連続トライを許してしまう。法大は試合終盤37分に敵陣でのラインアウトから、左サイドへ展開し福本亘が初トライ。19-19の同点とする。

WTB福本亘(1)
前半ラストプレーは自陣深い位置で慶大の攻撃が13フェーズ続くも、HO花澤祐太(2)、FL大沢空(2)、CTB福本耀(2)、WTB渡辺圭祐(2)らU20代表候補合宿に参加した2年生を中心に、粘り強いディフェンスを見せた法大。同点で前半を終えた。
後半開始から3分、ハンドリングエラーから攻め込まれてしまい慶大がトライ。法大は9分、ラインアウトからモールで前進。BKへ展開後WTBから内へ切り返すボールはSO佐川一眞(2)の下へ入りトライ。逆転したかった法大だが、14分にトライを許すと、26分、33分と今季課題に挙げていたラインアウトからのモールディフェンスで連続トライを許し、点差を広げられた。法大は37分に途中出場の嶋崎汰星(4)のトライで点差を縮めるも、31-45で敗戦。今季初勝利とはならなかった。

嶋崎汰星(4)
(記事:北川築来、写真:朝長亜依、松野要)
インタビュー
田中大誠 ゲームキャプテン (4年、CTB、國學院栃木)
ーー今日の試合を振り返って
法政らしくはなかったですが、連続トライからリードで始まる良い入りでした。今週はフィジカリティをテーマに「1対1のコンタクトで勝とう」と練習してきた成果が表れたと思います。しかし入りが良かったためか、気のゆるみが出てしまい、80分間継続することが出来なかったのが負けてしまった原因なのかなと思います。
ーー今季注目選手に挙げていた宮下晃毅選手の存在感は
相手チームが宮下を見ること、見ざるを得ないことはわかっているので、やりづらいだろうなと思います。なので法政はそれを上手く利用して、チームとして攻めていければと思っています。
ーー次戦に向けての意気込み
コンタクトの部分で80分間戦えるチームを筑波戦までの2週間で作っていきたいと思います。チーム全員が気持ちを統一して、80分間集中力を切ることなく、必ず勝ちたいと思います。

CTB田中大誠ゲームキャプテン(4)
細川幹太 バイスキャプテン(4年、LO、國學院久我山)
ーー怪我明けの試合は
暑くてしんどすぎました。
ーー今季の課題に挙げたモールディフェンスについて
自分がプレーしていた時にはモールディフェンスの場面はなかったのですが、交代してピッチを出た後に、モールで2トライ取られてしまったのは残念です。練習ではもう少し良く出来ていたんですけど、本番で出来なければ意味が無いと思うので。モールディフェンスについてはもう1回やり直さないといけないなと思います。
ーー次戦に向けての意気込み
今日は最初の20分くらいでかなり疲れてしまっていたので、怪我明けということもあったんですけど、次の試合はもう言い訳できないので、しっかり80分間走って勝利できるように頑張ります。

LO細川幹太バイスキャプテン(4)
福本亘 (1年、WTB、報徳学園)
ーー今日の試合を振り返って
緊張はしていましたが、ディフェンスの部分では慣れないポジションの中、チームに貢献できたと思います。
ーーウイングでの出場について
前半はディフェンスの時間が長くて、ディフェンスは良かったと思います。ですが、アタックの部分でキャリーや、ヘッドコーチから言われているフィジカリティの部分で、外側に逃げてしまうという無責任なプレーもあったと思います。
ーー初トライを振り返って
外に張っててパスが回ってくるのを待っているだけだったので、チームとしては良い感じでトライを取れたのかなと思います。
ーー兄:耀選手と共に先発で出場した感想は
公式戦で兄と一緒に出させてもらうことは高校では少なかったので、幸せでしたし楽しかったです。
ーー次戦に向けての意気込み
ずっと負けが続いているので、次は後半からもっとアグレッシブに行けるようにしていきたいです。