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【硬式野球】今季は代打の切り札として活躍した井上和輝は抜群の勝負強さと長打力が武器 フレッシュでは待望の一発も(春季リーグ戦振り返りインタビュー⑬)

井上 和輝 捕手

ーー春季リーグを振り返って
代打ででの出場っていうのがほとんどだったんですけど、六大学のピッチャーのレベルの高さだったり勝つことの難しさをすごく実感しました。

ーーご自身の成績に点数をつけるなら
50点ぐらいですかね(その理由は)1年生でも春からスタメンで出てる選手もいてそういう人たち負けたくないというか、自分もそこを目指してやっているので、スタメンで出れなかった悔しさが理由ですね。1年春からベンチ入り出来たことについて春からスタメンで出るっていうところを目指して、ずっと高校引退してからやってきたので、いいスタートを切れたのかなという風には思ってます。

ーー立大2回戦で神宮初打席を迎えたが、考えていたことは
たくさんの観客が入っている中で神宮球場でプレーするというのが初めてだったので、ワクワクした気持ちというのがすごく大きかったです。

ーー早大2回戦では初安打となる二塁打を放った
結果を出すというところはすごく難しいことなので、相手投手ががいて、バッテリーがいてというところでその初めてああいう風に長打が打てたというところが本当に嬉しく思ってます。

ーーチームは初勝利。その時を振り返って
早大1回戦に大差で負けてその後チームが変わったように気持ち新たに積極的なプレーが出て、それが勝ちにつながったのかなと思います。

ーー慶大4回戦では、貴重な押し出し四球を選んだ
代打に行くときはいつも初球から積極的に振るところを意識して打席に入っています。あの場面は満塁で結果的に押し出しを選べたんですけど、打席に入って冷静に状況判断できました。
とにかく後ろにつなぐという意識で打席には入ってました。

ーー明大戦では全ての打席で安打を放ったが、意識していたことは
1戦目は特に毛利海大(4年・明大)からヒットを打てたところはすごく大きな価値があったのかなという風に思ってます。各大学のエースと対戦したいということは言ってたので、エースからヒットを打てたってことは本当に嬉しく思っていました。

ーー明大1回戦では一塁手として出場した
練習試合でもまだ守ったことなくて正直不安な気持ちだったんですけど、内野手の方が積極的に声をかけてくれてすごく守りやすかったです。

ーー一塁を一塁を守り始めた経緯は
練習の時に一塁ででノック入って、そこからリーグ戦期間中はファーストでノック入ったりシートバッティングやったりというところが多かったので、どこでも行ける準備はしてました。

ーー守備位置のこだわりは
もちろんキャッチャーで出たいおいう気持ちはあるんですけど、自分はバッティングが評価されてると思うので、とにかくチームに貢献したいというところがあるので、どこのポジションでもやることは変わらないのかなという風に思ってます。

ーーチームとしては4位という結果だった
自分はリーグ戦が初めてだったので、雰囲気というのが本当に全く分からない状態でした。やっぱり最後の優勝決定戦を見て1位になりたいおいうことがすごく思いました。優勝するためには10勝しなければいけないと思うので、やっぱりそこの難しさっていうのを知りました。

ーー主に代打としての出場だったが、意識していた事は
代打で大事なことはいつ来るか分からないので打席が回ってくる前の準備というところを大事にして、いかに初球の球をスイング出来るかというところが大事になってくるので、入るまでの準備っていうところをとにかく大事にやってます。打席に入ってからはとにかく思い切って振っていくというところを意識してやってました。

ーー印象に残った試合は
早大2回戦です。やっぱり初めての勝利だったので、勝つ嬉しさだったり本当にずっと苦しくて、チームとしても悩んでて、そういった気持ちが一気に晴れたました。もう一回その優勝に向けてチーム一丸となっていくんだという気持ちが芽生えた試合だったので、そういったところが選ぶ要因かなと思います。

ーー対戦して印象に残った選手は
早稲田の伊藤樹(4年・早大)選手です。対戦した時は手も足も出ない打席内容で、直球の強さや変化球のキレが本当にピカイチだったので、やっぱりそのような投手から打たなければいけないというところを経験できたことがすごく大きかったという風に思ってます。

ーーフレッシュとの違いは感じたか
自分が代打とかで出場していく中で徐々に慣れていったといいますか、神宮球場の独特な雰囲気だったりおところに慣れていけていたので、フレッシュリーグでは打席の中でも非常に余裕が出て、結果につながったのかなと思っています。

ーーリーグ戦期間私生活で意識していたことは
自分は寝るは早い方なので、特にそこまで意識してなかったです。疲労をためないことだったり相手の投手その次対戦しそうな投手を見てどのように自分がアプローチをかけていくのかをいつもよりこだわっやってました。

ーー原動力となったものは
自分は地元が東京で、友達も応援に来てくれたので、そういったことが原動力になったのかなと思います。

ーー今季お世話になった人は
自分は結構ベンチにいることが多かったので、ベンチでスタメンの人たちの補助だったりをずっと 山田頼旺 (法1= 中京大中京 )とか西村大和(法1=報徳学園)とかと一緒にやっていました。

ーー課題点は
ミスショットというところが打撃の面では多いので、やっぱり当たる確率というところをもっと求めてやっていくところが現在の課題かなという風に思ってます。

ーーどういった夏を過ごしていきたいか
秋はスタメンで出たいという気持ちがとてもあるので、そこに向けた競争に勝つということが一番大事だなと思ってます。

ーーファンに向けて一言
春は本当にすごい悔しい結果に終わったんですけど、秋は必ず優勝してそして日本一になるというところを目標に引き続き応援のほどよろしくお願いします。

(取材:加納正義)

井上和輝(いのうえ・かずき)
法学部1年・2007年2月24日生まれ
東京都出身・駿台甲府
184cm93kg・右投左打
今季成績:10試合 8打数 3安打 0本塁打 打率.375 2打点 0盗塁

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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