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【アイスホッケー】インカレ準々決勝 激戦を制し日大撃破!準決勝の舞台へ!!/第98回⽇本学⽣氷上競技選⼿権⼤会アイスホッケー競技会⼤会ファーストディビジョン準々決勝対日本大学

第98回⽇本学⽣氷上競技選⼿権⼤会アイスホッケー競技会⼤会
2025年12月26日(金)
ダイドードリンコアイスアリーナ

試合はキルプレーから先制点を許す苦しい立ち上がりとなった。芹野泰良マックスナーのゴールで一度は同点に追いつくものの、再び勝ち越しを許す展開に。それでも芹野がこの日2ゴール目を挙げて再び試合を振り出しに戻し、同点のままOVTにもつれ込んだ。しかし、OVTでも決着はつかず、勝負はPSSへ。金子輝叶が落ち着いて決めたこのゴールが決勝弾となり、法大はこの激戦を制して準決勝へ駒を進めた。

和田怜穏(営2=武修館)PSSでは日大相手に1点も許さず。守護神としてチームを勝利に導いた。

試合結果

トータル試合結果

3
(44) 法政大学


0(12) 1P 1(6) 2
(20) 日本大学


2(16) 2P 1(6)
0(14) 3P 0(7)
0(1) OVT 0(0)
1(1) PSS 0(0)

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PS
日本大 9:20 #24 前田 善 #97 勝岡 鷲平 #2 中川原 貫真 PP
法政大 24:41 #15 芹野 泰良マックスナー #14 平嶋 高太郎 PP
日本大 28:18 #10 伊藤 稜馬
法政大 36:06 #15 芹野 泰良マックスナー #14 平嶋 高太郎 #26 金子 輝叶
法政大 PSS #26 金子 輝叶 PSS

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 90 下山 晃世(文2) 8 三浦 秀瑛(法3) 91 外久保 龍希(営2) 26 金子 輝叶(人3) 9 下坪 丈馬(法1)
2 67 大宮 昂誠(営1) 22 山口 治務(法2) 15 芹野 泰良マックスナー(経1) 14 平嶋 高太郎(文2) 96 Cha Junhyuk(法1)
3 3 茨城 謙世(法3) A10 武田 幸将(法4) 89 山脇 波空(法2) 27 北山 堅士(法2) 92 佐藤 佑安(文1)
4 A23 赤澤 朋哉(文4) 17 角田 哲平(文1) C34 水口 晴斗(営4) 18 本地 将大(人1) 41 脇本 春希(営3)

※GKは#31和田怜穏(営2)と#21須田泰斗(営3)

日程と結果

日付 開始時間 対戦校 結果
1 12月24日 18:30 vs愛知学院大学 21-0
2 12月25日 18:30 vs慶應義塾大学 5-1
準々決勝 12月26日 18:30 vs日本大学 3-2
準決勝 12月27日 16:00 vs明治大学
決勝/3位決定戦 12月28日 未定 未定

※試合の詳細は日本アイスホッケー連盟HPをご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)

戦評

前戦ではエイワ杯で苦戦を強いられた慶應大に逆転勝ちを収めて1回戦から流れに乗っている法大。インカレ優勝へ向けてエイワ杯では2度の対戦ともにPSSまで死闘を繰り広げた日大と負けられない一戦へ。
試合開始から一進一退の攻防を見せる両チーム。中盤は相手のキルプレーもあり、法大が攻める展開が多くなるが相手のGKにゴールを阻まれる。そしてペナルティにより、人数不利の中で先制を許してしまう。その後法大は追いつくべく相手のゴールに迫るが、あと一歩ゴールに届かない。1Pは日大相手に1点リード許す展開で終わる。
逆転を目指す2P。同点そして逆転を狙いに果敢に相手ゴールに迫るが1P同様ゴールがあと少し遠い。相手がペナルティで人数有利の中、芹野泰良マックスナー(経1=Blyth Academy Online)が2試合連続ゴールとなる同点ゴール。法大は欲しい1点を取ることに成功し、このままの流れで逆転を目指したかったが、日大に勝ち越しゴールを許す。日大に流れが傾き始め、攻められる展開が少し多くなる。ペナルティで人数不利となった中、相手の隙をつき芹野がここでも決める。ここで流れが日大から徐々に法大へと傾き始める。守りでも和田怜穏(営2=武修館)が好セーブ。同点で2Pが終了。インカレ優勝へ負けられない試合、3Pで勝ち越しを目指す。
ペナルティにより4対3の人数有利で始まった3P。法大は勝ち越しを目指すべく猛攻を辞めない。しかし、相手GKの好セーブや堅守もありゴールが遠い。法大も日大に攻められる展開はあったものの、守り切る。両チーム共に無得点のまま時間が過ぎ、3Pが終了。勝負の行方は3対3の特別ルールの延長戦へ。
両チーム一進一退の攻防が続く。終盤に決定機を決められると思われたところで和田が体を張る好セーブ。延長戦でも両チーム点が入らず、PSSに突入する。ボルテージが最高潮に達して入ったPSS、3人目まで両チーム決まらないまま進む。均衡を破ったのは4人目金子輝叶(人3=白樺学園)のゴール。そして日大5人のシュートを和田が全て止めPSS終了。日大とのPSSまで及ぶ激闘を勝利で飾り、ベスト4が確定。次戦はファイナルリーグで惨敗を喫した明大。インカレ優勝のためには勝たないといけない相手へリベンジ、そして決勝進出を目指す。

選手インタビュー

15 芹野 泰良マックスナー

ーー今日の試合を振り返って
スタートから、みんな気合入っていました。前回の結果もあったので、厳しい戦いになるっていうのはわかっていましたが、先に先制されても、みんな浮き足だったりとか、慌てたりせずに、しっかり自分たちのプレーができたので良かったと思います。

ーー不利な展開の中での2度の同点ゴール、要因は
60分の試合なので慌てずに、自分たちなら絶対できる、自分たちで決めてることをしっかりやろうという話をしていました。先に点を取られましたが、やるべきことをやったので追いつくことができたと思います。

ーー次はエイワ杯で負けた明大が相手。対策は
対策はたくさんしてきています。明日はしっかりやってやりたいなという意気込みがみんなあると思うので、地に足つけて、自分たちのハードなプレーというところを、相手にぶつけていきたいなと思ってます。

ーーベスト4決定。今の心境は
ここまでせっかく来たので、決勝に行って優勝するというのが目標なので、しっかり今日いい準備して、明日最高の状態で、自分たちのホッケーをできるように、やりたいと思ってます。

ーー秋入学だがチームに入ってどのような手応えを感じているか
自分はずっとカナダとかアメリカでプレーしてたので、日本のホッケーは、やはり北米のホッケーとはちょっと違うし、環境も違う中で、チームメイトや監督とかスタッフがウェルカムに受け入れてくださってるので、すごく自分もやりやすいですし、いい経験をさせてもらっています。

ーー次の試合への意気込み
勝つか負けるかのトーナメント制なので、自分も含めてみんなワクワクしてますし、明日60分で決勝行けるか決まってしまうので、やってやろうかなという、それしかないですよね(笑)。頑張りたいと思います。

 

(取材・撮影 今本壮史、山鳥優里、冨松健人、山田竣矢)

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