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【アメフト】主将4人体勢で日本一へ 法政ORANGEの理念を浸透させ「勝ち続ける文化」を作る アメフト部新幹部インタビュー

新幹部取材
2026年3月28日(土) 法政大学川崎総合グラウンド

今年度のチームを率いる新幹部へのインタビューを実施。主将はLB 瀧川元熙(営4=佼成学園)、OL 安藤誠人(文4=明治学院)、WR 藤田豪(社4=法政二)、DL 中井駿作(経4=法政二)の4名体制となった。いよいよ日本一への挑戦が始まる。(藤田選手、中井選手のインタビューは書面にておこないました)

 2026年度幹部

役職 名前
主将 LB 瀧川元熙(営4=佼成学園)
OL 安藤誠人(文4=明治学院)
WR 藤田豪(社4=法政二)
DL 中井駿作(経4=法政二)

選手インタビュー

LB 瀧川 元煕(たきかわ・はるき)

ーーチームの現状は
チームの現状としては、やっぱりスタンダードがまだ低い状態にあって、今練習で意識してる中で練習の回しをどんどん速くするだったりとか、テーマとして掲げてるフィジカルの筋トレ数値だったりとか、体重の数値の平均を上げるだったりとか、そのスタンダードを特にこだわっています。やっぱり今まだ足りてないのは現状かなと思ってます。

ーー主将就任の経緯は
昨年度から自分なりに発信はしていて、僕自身は前に出て喋るのがやっぱり好きなんで、ちょっと主将をやりたいなっていう気持ちで自分から立候補してっていう感じです。
決まったのは今年の2月の真ん中ぐらいです。

ーー主将4人体勢の意図は
最初は1人キャプテンにするのか、4人キャプテンやるかっていう話し合いを続けていて、なかなか決まんなかったんですけど、法政の理念である自由と進歩に則ってやった時に4人キャプテンが1番最適だし、理念を体現してるという話になり、4人キャプテンになりました。

ーー4人でやっている利点は
そうですね。まずは1人に依存するチームにならないっていうところと、4人が各々別のリーダーシップを持ってるので、そこが1つだけにならないというか、その選択肢が4つのリーダーシップになるので、そこは利点かなと思います。

ーーほかの3人はどのような主将か
他の3人は背中で見せるタイプで、とにかくぶち上げるみたいな感じじゃなくて、ちゃんとフットボールの面の、オンフィールドでもオフフィールドでもしっかりしてるので、かなり選手の模範となる人たちなので、そこは信頼してますね。

ーー去年の矢満田主将さんから参考にしたい点は
矢満田主将は誰にでもフラットに壁を作らず接してたので、みんなからの信頼も厚かったですし、矢満田主将自身の熱い気持ちだったりとかは選手たちに伝播していたので、そこは吸収してやっていきたいです。

ーーオフェンスとディフェンスのリーダーは
オフェンスがWRの阿部(賢利、営4=法政二)でディフェンスがDBの岡村(裕、キャ4=佼成学園)です。
阿部は1年生から試合に出てて、そこでチームをずっと引っ張ってくれてましたし、本人もプレーだけじゃなくて、選手をモチベートしてくれる能力もあるので、そこは信頼しています。
岡村に関しては、僕は中学の時から一緒の同級生で10年ぐらいの付き合いで、彼はアメフトのセンスもありますし、みんなと仲良く、壁を作らずいろんな選手から信頼も得てて、自分自身も長い付き合いなので、そこはちゃんと信頼してやってます。

ーー冬に個人とチームで取り組んできたことは
冬、チームとしてはフィジカルアップを意識してやっていて、でもとにかく増量して体重を増やして筋トレをするっていうのをやってて。
僕個人も去年の立命戦終わりから90キロだったのを今年の1月に10キロ増やして100キロまで伸ばして、とにかく筋肉量を上げて、とりあえず走って、みたいな感じでやってます。
(食事量や筋肉トレーニングの量を増やしたのか)
食事量は毎日2000カロリーくらいしか摂ってなかったのを毎日4500カロリー摂れるようにして、トレーニング量で言うと、5回3セットとかだったのを12回を4セットやるってくらいとにかく量を増やしました。

ーー内山選手と林選手が抜けたが、LBユニットの強みと課題は
そうですね。去年から試合に出てる選手、盛(暢考、人2=法政二)だったりとか犬飼(真基、営3=佼成学園)がいるので、そこは全然問題なくて、僕の同期の宇都宮(慶、文4=法政二)だったり、桐原(涼太、法4=日大三)が賢いので、アサインメントの理解度も高いですし、そこは心配はないかなと。
課題に関しては、まだちょっとフィジカルが足りてないかなっていうのがあって、身長が高い選手が犬飼ぐらいしかいないので、そこはもう身長低いなりに体重を増やして、とにかくでかい相手にも当たれるような人たちになっていきたいです。

ーー春の目標は
とりあえずは初戦関学戦なので、そこの勝利と全体的なスタンダードをあげるところが目標ですかね。

ーーこの春自身のプレーで見ていて欲しい部分は
体重だったりが増えたので、僕のダイナミックなプレーと言いますか、かなりフィジカルなプレーを見てほしいです。

ーーファンの方々へ一言
昨年度は全国6位というかなり不甲斐ない結果で終わってしまったので、今年こそは必ず甲子園ボウルに出場して日本一取るので、今年度も応援よろしくお願いいたします。

(取材・黒岩なつ子)

OL 安藤 誠人(あんどう・まこと)

ーー主将就任の経緯
まず、自分から立候補したのと、他薦があり、自分と瀧川(元熙、営4=佼成学園)がその2つで出て、他薦でもう2人(今日は来ていないのですが)、その2人も含めて4人が選出されました。最初は、その4人の中で誰を選ぶか、いわゆる主将を誰にするかという話だったのですが、法政の理念である「自由と進歩」を突き詰めていった結果、主将は必ずしも1人である必要はないという結論になりました。
例年を振り返ると、僕たちは「勝つ代」はあったのですが、「勝ち続ける文化」がなかったので、勝つためには理念やビジョン、文化を浸透させていこうというのが今年のテーマになりました。そうしていくためには、人数にこだわる必要はなく、選出された4人が現時点で体現できているので、その4人を役職に関係なく主将にしようという形になりました。

ーー冬に取り組んできたこと
チームとして、ウエイトトレーニングというのは結構重点を置いて取り組んできたことで、特にトレーナーの方々の協力もあって、「カロリー」というアプリを使って食事の管理などを行ってきました。その結果、ポジションごとではあるのですが、平均体重もかなり増えてきて、僕のポジションでいうと、OLでは過去一番平均体重が重くなって、数値という意味では例年に比べてすごく上昇していると思います。

ーー春の目標は
春の目標は全勝優勝で、リーグ戦をすべて勝って秋を迎えたいという気持ちがあります。初戦では関学さんと試合があるのですが、一昨年は勝って、去年は負けてしまっていて、自分が在籍している中ではまだ1回しか勝てていません。関学はすごく組織力のあるチームで、そういった面では尊敬している部分もあります。だからこそ、今年は「法政」としても「組織力」という部分に力を入れているので、組織力という意味でもフットボールという意味でも勝ちたいという気持ちです。

ーー新体制となった全体の雰囲気は
正直、最初は4人ということで、反感だったり「なんで1人じゃないのか」という意見もすごくありました。ただ、時間はかかっていて、まだ完全ではないのですが、ミーティングを重ねて法政の理念を浸透させていこうという部分は、4年生として一致し、それを少しずつ下の代にも波及させて広げていっているので、理解はまだまだ足りないとは思いますが、少しずつ進んでいるのかなと思っています。反感が出ないくらい、みんなが自主的に取り組んでくれる環境というのが、4年生の中でも僕たちが望んでいる環境なのかなと思っています。

ーー新体制のOLの雰囲気は
僕のポジションは、去年から1つ上の代がいなくて、去年も自分がやってはいたのですが、今年から自分も4年になって、下の3年生の大場(秀人、法3=駒場学園)だったり黒川(凛太郎、文3=日大第一)という選手が背中で引っ張っていってくれています。そういう中で、やっぱり彼らも少しずつ上級生としての意識というか、意識的に発言してくれたり、周りを鼓舞するような発言というのはすごく増えてきました。自分としては後輩ではありますが、結構尊敬できる2人なのかなと考えています。

ーーラストシーズンどう過ごしたいか
今年は「勝ち続ける文化」を作ろうという話をしているので、正直に言うと、僕たちは来年にはいなくなりますし、勝ったとしても、その文化は僕たちから残していかないといけないと思っています。もちろん今年勝つというのも大事なのですが、来年、再来年といった法政の文化が、僕たちがいなくなっても残り続ける形というか、文化として根付いていくものを作り上げていきたいと考えています。

ーー冬から改善してきた自分の課題
自分はフットボールよりかは、それに取り組む姿勢という部分で、自分も瀧川もそうですが、背中で引っ張っていくタイプの選手でした。ただ、どちらも4年ということもあって、チームに発信していく部分にすごく力を入れています。みんなの前で話すことだったり、チームをまとめる力というか、そういう発信力の部分に力を入れて、積極的に話をしてきました。

ーー自分のアピールポイント
僕のポジションはOLといって、5人で1つのポジションなので、自分を見てほしいというよりかは、あまり目立たないポジションではあるのですが、5人で1つのOLというポジションに注目してほしいです。ランのプレーだったり、パスのプレーだったりというのは、この5人が本当に完璧に責任を果たさないと成立しないことが多いので、去年は正直、OLがチームの足を引っ張ってしまった部分もあって、勝てる試合も勝てなかったというのがありました。だから今年は、OLとして「OLで勝った」と言える試合もそうですし、「OLが良かったからチームとして勝てたよね」と言われるような試合にしていきたいです。

(取材:川邉まなみ)

WR 藤田 豪(ふじた・ごう)


一一主将に就任した経緯

同期数名に推薦してもらいました。僕自身、その役職になってもやることは変わらないと考えていたので、チームがより良くなるならと思い、就任させてもらいました。

ーー4人で主将をやっている利点は
一番は理念の体現ができること。実際にフィールドにいる全員が今まで見てきたどの年よりも活発になっていると思います。やっている側としてすぐそばに相談できたり、一緒にやろうとしてくれたりする存在が近くにいることはでかいです。

ーー目指していく主将像は
みんなの上ではなくみんなの前に立つ存在。指示や命令だけになるのではなく、自分も1人のプレイヤーとしてみんなと何かに取り組みたいです。そしてみんなが少しでもフットボールを楽しめるといいなって思ってます。

ーーオフェンス陣の雰囲気は
昨年よりかは堅実な選手が多いと思います。1人でどうにかしようとしたり、派手な一発を狙ってたりするよりも安定して試合を流れを作れるユニットだと思います。

一一冬にチームとして、個人として取り組んできたことは
チームとしては体づくりと組織づくり、個人としてはメンタルづくり。チーム全体ではとにかく体をデカくして、チームを強くしようとしてきました。個人はそれ以外で特別してはないのですが、四年生として、どう一年すごすかを考えていました。

ーーこの春自身のプレーで見てほしい部分は
安定したキャッチです。目立たないプレイヤーかもしれませんが、試合を作れるよう頑張ります。

一一春の目標は
一戦必勝です。

一一ファンの皆さんへ一言
見ていてワクワクしていただけるようなチームを作れればと思っています。応援のほど、よろしくお願いします。


DL 中井 駿作(なかい・しゅんさく)


一一主将に就任した経緯

4年ミーティングで藤田豪から推薦をもらい、はじめて幹部になることを考えました。最初は主将というのはチームの象徴的な存在で、自分にはその象徴は務まらないと思いました。ミーティングを進めていくうちに、その考えは間違いで、主将であってもそうでなくても、やっていくことは変わらないと気づき、主将を務めると決意を決めました。

――新チームの雰囲気は
とてもいいです。下級生も自分の意見を発信したり存在感を出していて、チームが日々進化して行ってると感じます。

――どんなチームを目指すか
目指すは日本一です。その過程で各々が、日々プレイヤーとしても人としても、成長していけるチームにしたいです。

ーーDLユニットの現状の強み、課題は
いろんなタイプの選手がいることが強みです。
課題はスター選手がいないことです。日々コンペティションしていき、法政といえばDLと言われるぐらいのユニットにします。

一一主将としての役割とプレーの両立について
主将としての業務に時間を割く中でも、プレーの質を落とさないために、限られた時間の中で優先順位を明確にし、効率的に取り組むことを徹底していきたいです。

一一冬にチームとして、個人として取り組んで きたことは
チームとしても個人としてもフィジカルアップをしてきました。個人的には7キロほど体重を増やしました。
チームとしては、3ヶ月の間で、フィジカルグループというのを構成して、ウエイトトレーニングや足の速さといったものを点数に変換して、その点数の合計で競い、高め合ってきました。

一一春の目標は
春の目標は、冬に積み上げてきたフィジカルの成果を実戦の中で発揮することです。目指すは全勝です。

一一ファンの皆さんへ一言
日頃より法政ORANGEへの温かいご声援、誠にありがとうございます。今年は4人主将という新しい形で挑戦していますが、全員の強みを掛け合わせ、チームとしてさらに進化していきます。日本一という目標に向けて全力で戦い抜きますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

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